ロードバイク クロスバイク チェーン交換 8速 ミッシングリンク比較レビュー
クロスバイクのチェーンは型落ちのCN-HG50。 変速は好調なので交換する必要はありませんが、ロードバイクとチェーンを貰ったのでクロスバイクと2台まとめてチェーン交換し、3種類のミッシングリンクの違いをレビュー
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等のチェーンの伸び(寿命)や錆びによる不調、不具合が発生していればチェーン交換のタイミング
ロードバイクのチェーンの状態を確認するとチェーン表面にのみ錆び。 リアディレイラーの調整は問題なかったのでローからトップまで変速するものの、中段辺りにシフトダウンしてもなかなか変速しないギアがあったり、チェーンがギアに収まらず勝手に2段分変速してしまう事のある典型的なチェーンの寿命(チェーンの伸び)による変速の不調を確認できるロードバイクで、河口に近かった事もあり潮風? であちこち錆びているためレストアも必要なMERIDA RIDE 800
(´・ω・)_/ ロードバイクと一緒に貰った付属品は、交換を予定していた8S(8速)チェーン CN-HG40や装着されていたKnog Oi、前後ソーラーライト等を全て取り外して並べてみると結構なアイテム数で、メンテナンススタンドやフロアポンプまで付属する俗に言うロードバイク卒業セット。 今回のチェーン交換作業はクロスバイクのチェーンを新品のチェーン CN-HG40に交換し、クロスバイクから取り外したチェーンをロードバイクのチェーンと交換して各種ミッシングリンクで繋いで違いをレビュー
ロードバイク、クロスバイクのチェーン交換、チェーンカット、取り外しに必要な工具は、チェーンカッターとチェーンフック(メーカーによってチェーンフッカー、チェーンフィキサー等とも呼ばれる)の2点が基本。 最近のチェーンカッターには短いチェーンフック(画像上)が付属しているので、付属していない場合は代替品として洋服用のハンガー等をカットして自作したチェーンフック(画像中央)でもOK
クロスバイク GIANT ESCAPE RX3はレストアした際にドイツのWIPPERMANN Connex Link 8SX(以降、コネックスリンク)でミッシングリンク化しているため、まずはコネックスリンクの前後にチェーンテンションを抜いてコネックスリンクを取り外しやすくするためのチェーンフック(画像はハンガーで自作したチェーンフック)を掛けてチェーンをたるませます
チェーンをたるませたらコネックスリンクのアウタープレートを軽くつまんで左右にスライド。 あとは画像の状態から前後に動かす事でコネックスリンクは各種ミッシングリンク等を取り外すための専用工具なしでチェーンから簡単に取り外せます
チェーンからコネックスリンクを取り外したらチェーンフックも取り外し、プーリー側からチェーンを引き抜くかクランクを回せばクロスバイクのチェーンの取り外しは完了
取り外したクロスバイク GIANT ESCAPE RX3のチェーン CN-HG50はロードバイクの寿命のチェーンと交換するので、ついでに取り外したスプロケとコネックスリンクと共に洗浄
適当な容器に汚れたチェーン、スプロケ、コネックスリンクを入れ、コスパの高いストーブ用の余った灯油かディグリーザーに浸して歯ブラシ等で軽く磨いたら、中性洗剤や石鹸で灯油を洗い流して水分を拭き取り天日干し
(´・ω・)_/ 洗浄済みのチェーン、スプロケ、コネックスリンク。 チェーンは汚れて見えますが、クロスバイク GIANT ESCAPE RX3のチェーン CN-HG50はプレートに黒っぽいメッキが施されているためこれでキレイな状態
クロスバイクのチェーンの取り外し、洗浄が終わったら交換する8Sチェーン CN-HG40とチェーンの長さ(リンク数)を調整するためのチェーンカッターを準備
CN-HG40のパッケージを開封すると中にはオイルに覆われたチェーンとアンプルタイプのコネクティングピンが1本付属していますが、コネクティングピンは1度使用したら取り外しての再利用は不可。 コスパと今後のメンテナンス性が非常に悪いため、引き続きクロスバイクにはコネクティングピンよりもチェーンのメンテナンス性が高く、専用工具なしで何度でも取り付け取り外しが可能なコネックスリンクで繋ぎます
CN-HG40に限らず新品のチェーンは防錆オイルに覆われており、一見するとそのまま取り付けても問題ないように思えますが、装着後しばらくするとオイルの蒸発、乾燥が進み、粘度がかなり高いベトベトの状態に変化して抵抗が増えるため、先ほどと同様に灯油で洗浄。 自転車屋の新車のチェーンが異常にベトベトして抵抗が大きいのはこの影響ですが、ベトベトの方が雨に濡れた際に流れにくい特性があるので、新品のチェーンの洗浄は雨の日に乗らない事が大前提(´・ω・`)
新品のCN-HG40(画像上側)とクロスバイク GIANT ESCAPE RX3に装着されていたCN-HG50(画像下側)のチェーンの長さを比較。 CN-HG40が116リンクに対してCN-HG50が112リンクと長さに違いがあるので、チェーンを同じ長さの112リンクにするためにチェーンカッターでチェーンを4コマ短くカットします
新品のチェーンの端は最大116リンクの長さをコネクティングピンで繫ぐ事を想定しているため、片側はインナープレート。 もう片方はアウタープレートが先端にある状態。 チェーンを繋ぐコネックスリンクやミッシングリンクにはコネクティングピンとアウタープレート両方の役割があるので、チェーンカッターでコネクティングピンを押し出してチェーンの長さを調整するのはアウタープレートが先端(画像下)になっている側
116リンクのチェーンを112リンクに短くカットするので、チェーンカッターを回して押し出すコネクティングピンは端から5番目
チェーンのカットが完了。 画像はチェーンカッターで押し出したコネクティングピン、4リンク分カットしたチェーン、112リンクに短くしたチェーン。 これで両端がインナープレートになり、問題なくコネックスリンクやミッシングリンクで連結可能な状態に。 チェーン交換と同時にサイズ(歯数)の違うスプロケに交換する場合は適切なチェーンの長さが変わってしまうので、チェーンリンク数計算機でチェーンの適切な長さを調べましょう(´・ω・`)
(´・ω・)_/ チェーンの洗浄とカットが終れば難しい作業はなく、チェーンリング、スプロケ、ガイドプーリー、テンションプーリーの順番にチェーンを通してコネックスリンクで繫ぐだけですが、うっかりミスをしやすいのがプーリーを固定しているプレート(ケージ)にあるチェーン脱落防止、チェーン暴れ防止の突起。 チェーン交換終盤の作業になるため油断してうっかりチェーンをプレートの突起の外側に通してしまうのは、定番の自転車チェーン交換あるある
コネックスリンクの形状は左右非対称ですが、指定の取り付け向きはないので向きは気にせずチェーンを取り外す時とは逆の手順で最後にコネックスリンクでチェーンを繋ぎ、仕上げに注油したらクロスバイク GIANT ESCPE RX3のチェーン交換は完了
伸びていない寿命とは程遠い正常なCN-HG50から新品のCN-HG40へとチェーンを交換し、若干リアディレイラーを微調整して正常に変速する事を確認。 クロスバイクのチェーン交換のインプレ、CN-HG40のレビューとしては、チェーン交換後はペダルを回すのが若干軽くなり、変速のフィーリングも若干軽くなりましたが、超低摩擦表面処理のSIL-TECが採用されている訳ではないのでチェーン交換による明確な違いは感じられず、汚れていたスプロケとチェーンを洗浄しただけの効果と言えます
チェーン(KMC Z7)のプレート表面は所々に錆びが有りますが、変速性能に影響する程酷い状態ではなかったため、変速の不具合はチェーンの洗浄後に若干改善
(´・ω・)_/ 問題なのは変速の調子が最も悪いギアの変速完了後のチェーンとスプロケの位置関係。 画像を見ての通りコネクティングピンの摩耗によるチェーンの伸び(寿命)によって変速完了後でもスプロケの歯の凹凸にチェーンが収まらずに浮いている状態。 これではスプロケの摩耗やチェーン暴れで勝手にギアが変わったり、1段分のシフト操作で2段変速してしまったりとチェーン交換必須
MERIDA RIDE 800はクロスバイクとそれほど変わらない価格の6万円台なのにフルカーボンフォークでコスパ最強ロードバイクと言われている1台。 パーツやフレームを見ると楕円に近い少しエアロなダウンチューブ、TEKTROなのに効くブレーキ、潰しの入ったチェーンステーで乗り心地が良かったり、チェーンも最初からKMCミッシングリンクが付いていたりとコンポのグレードはともかくミドルグレード寄りの仕様でエントリーグレードな価格は間違いなくコスパ最強ロードバイクの1台。 続いてはKMCミッシングリンクを取り外してロードバイクのチェーン交換
ロードバイクのチェーン交換で使用する工具はクロスバイクのチェーン交換と同じチェーンカッター、チェーンフックですが、コネックスリンクとは違い、ミッシングリンクを取り外すには専用工具が1つ増えてマスターリンクプライヤー(メーカーによってクイックチェーンリムーバー、クイックリンクツール、 ミッシングリンクプライヤー等とも呼ばれる)が必要
チェーンフックでチェーンをたるませるのはクロスバイクのチェーン交換の時のコネックスリンクと同じですが、KMCミッシングリンクはコネックスリンクとは違い、3回程度取り付け&取り外しを行うまでは指の力だけでスライドさせて取り外す事が不可能なほど固いため、KMCミッシングリンクは指の皮膚を持って行かれないように爪の先で軽くアウタープレートを挟み込んだ状態から画像のようにマスターリンクプライヤーで挟んでリンク部分をスライドさせます
KMC Z7からKMCミッシングリンクの取り外しが完了
錆びはチェーンだけではなく、KMCミッシングリンクも若干錆びていたので錆び落とし
錆び取り液に2~3分漬けて割りばしの先端など柔らかい適当なもので擦って錆びを落としたらそのままでは再び錆びてしまうので、弱アルカリ性の洗剤にしばらく漬けて錆びていた部分を簡易防錆処理
KMCミッシングリンクの錆びをキレイに落とす事に成功
後はクロスバイクのチェーン交換と同じ手順で錆びた8Sチェーン KMC Z7からクロスバイクから取り外したSHIMANO CN-HG50にチェーンを交換してKMCミッシングリンクで繫ぐのですが、KMCミッシングリンクは外す時と同様にはめるのも固いため、チェーンフックを取り外したらペダルを踏み込む力を利用して最後まではめます(KMCミッシングリンクもコネックスリンク同様に指定の取り付け向きはありません)
ロードバイクのチェーン交換が完了。 カットしていないので元々装着されていたKMC Z7よりも2リンク分チェーンが長い状態ですが、走行、変速、共に問題は無かったのと、僅かに長い分にはロードバイク、クロスバイク、どちらでも使用できる状態なので、今回はチェーンカットは行わずにチェーン交換作業を終了。 チェーン交換後のロードバイクをインプレしてみると、勝手にギアが変わってしまうようなチェーンの伸び(寿命)が原因の変速の不具合は解消し、正常な状態へと改善。 チェーンが適正よりも2リンク長く、若干の余裕がある影響で、歯数差の大きいインナーロー(34T×28T→32T)に変速する際のシフトレバーの引きが若干軽くなったのは嬉しい誤算 \(´・ω・`)/
の5種類から選ぶのが一般的。 KMCのチェーンはSHIMANOと比較して変速性能(滑らかさ)が若干劣るため、変速性能を重視する場合はCN-HG40とCN-HG71のどちらかを選ぶ事になります
CN-HG40とCN-HG71の1番の違いは、CN-HG71のピンには耐摩耗性を高めてチェーンの寿命が延びるクロマイジング処理が施されている事。 CN-HG50も同様にピンにクロマイジング処理がされており、通勤通学等で酷使している訳ではないので廃盤になった現在でも変速に影響が出るようなチェーンの伸びは確認できず、耐久性を証明しています
プレートのメッキの違いはSHIMANOの現行8SチェーンであるCN-HG40とCN-HG71を並べて違いを比較できれば良いのですが、手元に無いのでCN-HG40(画像上)と変速時のスプロケ等との摩擦によってメッキが剥げているCN-HG50(画像下)でグレードによるチェーンのメッキの違いを比較。 インナープレートを比較するとメッキの種類に違いがあるので色そのものが違い、どちらのチェーンもメッキされていますが、CN-HG40のアウタープレートはCN-HG50のアウタープレート中央部分のメッキが完全に剥げた箇所と一緒である事からアウタープレートはメッキされていない事が分かります(CN-HG71はアウタープレートにもメッキ)
(´・ω・)_/ メッキされていないチェーンが錆びやすいのは間違いありませんが、メッキされている=錆びない訳ではなく、雨で濡れた後にお手入れしないとご覧の通りメッキごと錆びが発生。 よりグレードの高いニッケルメッキが施されたKMC Z7でも同様で、ショップの耐錆試験を見るとCN-HG71はメッキのグレードが低いインナープレートから先に錆が発生する模様。 CN-HG40とCN-HG71の違いの1つであるメッキの有無ですが、チェーンを錆びから守るにはメッキよりも天気の怪しい日は絶対に走らない。 室内保管の徹底。 注油の際にリンク部分だけでなく、ウェスでプレート部分もオイルでコーティングする事でも錆びの発生確率を下げられるので、CN-HG40とCN-HG71の購入で迷ったらメッキに関しては無視して良いかもしれません。 梅雨の時期にどうしても屋根のある屋外で保管せざるを得ない場合は防錆性能に特化したKMC X8 EPTがおすすめ
CN-HG71の価格はCN-HG40の約2倍。 CN-HG71は安いCN-HG40を2つ購入してもお釣りがくるのと、ピンにクロマイジング処理をして耐摩耗性を高めていても、CN-HG71の耐久性がCN-HG40の2倍もあるとは考えにくく、不意の雨や湿気で錆が発生してしまったら伸びて寿命が来ていなくても交換したくなるもの。 従って8SチェーンはCN-HG40がコスパ最強かもしれません(´・ω・`)
まずはWIPPERMANN コネックスリンク。 以前はネット通販での取り扱いが無く、ごく一部のショップでのみ取り扱いがあっただけなので、ブログで使用しているのを見かけると羨ましく、入手難易度が極めて高かったコネックスリンク。 現在は逆に店頭で見かける事は完全に無くなり、海外通販やamazon等のネット通販もしくは取り寄せのみ
コネックスリンクのメリットは取り付け取り外しを工具なしで行える事。 値段が若干高いのがデメリットですが、取り外すための専用工具を購入する必要がないため、初めてチェーン交換をする人にとっては安く済み、8SチェーンはSHIMANO CN-HG40、CN-HG71。 KMC Z7、Z8.3に対応
アウタープレートでのKMC ミッシングリンク CL573RとCL571Rの違いは型番の刻印くらいですが、ピンの長さを比較するとCL573Rの方が長く、ピンの溝の幅もCL573Rが0.4mmほど広くなっています
ピンの溝の幅が広いので遊びのあるCL573Rのアウタープレート内幅は4.4~4.8mm
対してCL571Rのアウタープレート内幅はピンの溝が狭いために遊びが殆ど無く4.2mm
肝心の8Sチェーン CN-HG40のインナープレートの外幅を計測すると4.4mm。 CL573Rの内幅は4.4~4.8mmとチェーンの外幅より広いため、正常に取り付け、取り外し、走行が可能ですが、CL573RとCL571Rの違いを知らずにミッシングリンクの内幅がチェーンの外幅4.4mmよりも狭い4.2mmしかないCL571Rを購入してしまった場合、試しにやってみましたがサイズが合っていないので取り付けははまらない程ではありませんが極めて固く、取り外しもかなりの固さ。 チェーンの外幅(4.4mm)よりもCL571Rの内幅(4.2mm)の方が狭く、常に異常な摩擦抵抗が発生しているため、急激な変摩耗で走行中にミッシングリンクが切れて危険な目に合うのは時間の問題。 ロードバイク、クロスバイクのチェーン交換時にKMCのミッシングリンクで繫ぐ事を考えている方は、間違って購入しないようにCL573RとCL571Rの幅の違いをしっかり頭に入れておきましょう
(´・ω・)_/ amazon等のネット通販で購入する場合はCL573Rと型番が記載されているKMC ミッシングリンクを購入すれば間違いないのですが、店頭で購入する場合はプレート表側の型番の刻印が見えない裏向きでセットされているため、パッケージでCL573RとCL571Rの違いを見分ける必要があります。 しかし表裏どこを見ても型番が記載されていないため、太字でPin Length: 7.10mmと表記があるのがCL571R。 0.2mm違いのPin Length: 7.30mmと表記があるのがCL573Rになるので、こちらも間違って購入しないように注意が必要
レビューした2種類のミッシングリンク。 どっちがおすすめになるのかはその人次第。 現在の1台のみで今後も台数が増える予定がないのであれば工具なしで取り外せるWIPPERMANコネックスリンク。 9速化~11速化等のコンポの乗せ換え、クロスバイク、ロードバイクの台数増加もしくは既に複数台持ちであればマスターリンクプライヤーを使いまわす事でミッシングリンク化の費用が抑えられるKMCミッシングリンクを選ぶのがおすすめ(´・ω・`)
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チェーンの寿命と交換時期
チェーン交換するロードバイクは、前オーナーが錆びたチェーンの交換を予定していたまま乗らなくなり、無料で譲り受けたMERIDA RIDE 800。 チェーンの伸び(寿命)を判断するにはチェーンチェッカーを使う事で伸び(摩耗)を計測できますが、不具合からでも交換時期を判断する事ができ、チェーン交換の目安は- 正常に変速しない(リアディレイラーを調整しても変速しにくいギアがある)
- ギアが勝手に変わる(チェーンがギアから浮いている)
- チェーンが錆びてキュルキュル音がする
等のチェーンの伸び(寿命)や錆びによる不調、不具合が発生していればチェーン交換のタイミング
ロードバイクのチェーンの状態を確認するとチェーン表面にのみ錆び。 リアディレイラーの調整は問題なかったのでローからトップまで変速するものの、中段辺りにシフトダウンしてもなかなか変速しないギアがあったり、チェーンがギアに収まらず勝手に2段分変速してしまう事のある典型的なチェーンの寿命(チェーンの伸び)による変速の不調を確認できるロードバイクで、河口に近かった事もあり潮風? であちこち錆びているためレストアも必要なMERIDA RIDE 800
(´・ω・)_/ ロードバイクと一緒に貰った付属品は、交換を予定していた8S(8速)チェーン CN-HG40や装着されていたKnog Oi、前後ソーラーライト等を全て取り外して並べてみると結構なアイテム数で、メンテナンススタンドやフロアポンプまで付属する俗に言うロードバイク卒業セット。 今回のチェーン交換作業はクロスバイクのチェーンを新品のチェーン CN-HG40に交換し、クロスバイクから取り外したチェーンをロードバイクのチェーンと交換して各種ミッシングリンクで繋いで違いをレビュー
チェーンの交換に必要な工具
今回は通常のチェーン交換とは事情が違い、正常なクロスバイクのチェーンを新品に交換し、取り外したクロスバイクのチェーンをロードバイクの錆びと寿命で変速の調子が悪いチェーンと交換する作業になるので、まずはクロスバイクのチェーン交換から。 クロスバイク GIANT ESCAPE RX3のチェーンはシマノ 8S CN-HG50で、現在は廃盤の古いチェーン。 変速の不調が無い寿命とは程遠い絶好調なチェーンのため本来の交換時期は当分先ですが、ロードバイクの錆びたチェーンと交換するため取り外しますロードバイク、クロスバイクのチェーン交換、チェーンカット、取り外しに必要な工具は、チェーンカッターとチェーンフック(メーカーによってチェーンフッカー、チェーンフィキサー等とも呼ばれる)の2点が基本。 最近のチェーンカッターには短いチェーンフック(画像上)が付属しているので、付属していない場合は代替品として洋服用のハンガー等をカットして自作したチェーンフック(画像中央)でもOK
クロスバイク 8速 チェーン交換
クロスバイク GIANT ESCAPE RX3はレストアした際にドイツのWIPPERMANN Connex Link 8SX(以降、コネックスリンク)でミッシングリンク化しているため、まずはコネックスリンクの前後にチェーンテンションを抜いてコネックスリンクを取り外しやすくするためのチェーンフック(画像はハンガーで自作したチェーンフック)を掛けてチェーンをたるませます
チェーンをたるませたらコネックスリンクのアウタープレートを軽くつまんで左右にスライド。 あとは画像の状態から前後に動かす事でコネックスリンクは各種ミッシングリンク等を取り外すための専用工具なしでチェーンから簡単に取り外せます
チェーンからコネックスリンクを取り外したらチェーンフックも取り外し、プーリー側からチェーンを引き抜くかクランクを回せばクロスバイクのチェーンの取り外しは完了
取り外したクロスバイク GIANT ESCAPE RX3のチェーン CN-HG50はロードバイクの寿命のチェーンと交換するので、ついでに取り外したスプロケとコネックスリンクと共に洗浄
適当な容器に汚れたチェーン、スプロケ、コネックスリンクを入れ、コスパの高いストーブ用の余った灯油かディグリーザーに浸して歯ブラシ等で軽く磨いたら、中性洗剤や石鹸で灯油を洗い流して水分を拭き取り天日干し
(´・ω・)_/ 洗浄済みのチェーン、スプロケ、コネックスリンク。 チェーンは汚れて見えますが、クロスバイク GIANT ESCAPE RX3のチェーン CN-HG50はプレートに黒っぽいメッキが施されているためこれでキレイな状態
クロスバイクのチェーンの取り外し、洗浄が終わったら交換する8Sチェーン CN-HG40とチェーンの長さ(リンク数)を調整するためのチェーンカッターを準備
CN-HG40のパッケージを開封すると中にはオイルに覆われたチェーンとアンプルタイプのコネクティングピンが1本付属していますが、コネクティングピンは1度使用したら取り外しての再利用は不可。 コスパと今後のメンテナンス性が非常に悪いため、引き続きクロスバイクにはコネクティングピンよりもチェーンのメンテナンス性が高く、専用工具なしで何度でも取り付け取り外しが可能なコネックスリンクで繋ぎます
CN-HG40に限らず新品のチェーンは防錆オイルに覆われており、一見するとそのまま取り付けても問題ないように思えますが、装着後しばらくするとオイルの蒸発、乾燥が進み、粘度がかなり高いベトベトの状態に変化して抵抗が増えるため、先ほどと同様に灯油で洗浄。 自転車屋の新車のチェーンが異常にベトベトして抵抗が大きいのはこの影響ですが、ベトベトの方が雨に濡れた際に流れにくい特性があるので、新品のチェーンの洗浄は雨の日に乗らない事が大前提(´・ω・`)
新品のCN-HG40(画像上側)とクロスバイク GIANT ESCAPE RX3に装着されていたCN-HG50(画像下側)のチェーンの長さを比較。 CN-HG40が116リンクに対してCN-HG50が112リンクと長さに違いがあるので、チェーンを同じ長さの112リンクにするためにチェーンカッターでチェーンを4コマ短くカットします
新品のチェーンの端は最大116リンクの長さをコネクティングピンで繫ぐ事を想定しているため、片側はインナープレート。 もう片方はアウタープレートが先端にある状態。 チェーンを繋ぐコネックスリンクやミッシングリンクにはコネクティングピンとアウタープレート両方の役割があるので、チェーンカッターでコネクティングピンを押し出してチェーンの長さを調整するのはアウタープレートが先端(画像下)になっている側
116リンクのチェーンを112リンクに短くカットするので、チェーンカッターを回して押し出すコネクティングピンは端から5番目
チェーンのカットが完了。 画像はチェーンカッターで押し出したコネクティングピン、4リンク分カットしたチェーン、112リンクに短くしたチェーン。 これで両端がインナープレートになり、問題なくコネックスリンクやミッシングリンクで連結可能な状態に。 チェーン交換と同時にサイズ(歯数)の違うスプロケに交換する場合は適切なチェーンの長さが変わってしまうので、チェーンリンク数計算機でチェーンの適切な長さを調べましょう(´・ω・`)
(´・ω・)_/ チェーンの洗浄とカットが終れば難しい作業はなく、チェーンリング、スプロケ、ガイドプーリー、テンションプーリーの順番にチェーンを通してコネックスリンクで繫ぐだけですが、うっかりミスをしやすいのがプーリーを固定しているプレート(ケージ)にあるチェーン脱落防止、チェーン暴れ防止の突起。 チェーン交換終盤の作業になるため油断してうっかりチェーンをプレートの突起の外側に通してしまうのは、定番の自転車チェーン交換あるある
コネックスリンクの形状は左右非対称ですが、指定の取り付け向きはないので向きは気にせずチェーンを取り外す時とは逆の手順で最後にコネックスリンクでチェーンを繋ぎ、仕上げに注油したらクロスバイク GIANT ESCPE RX3のチェーン交換は完了
伸びていない寿命とは程遠い正常なCN-HG50から新品のCN-HG40へとチェーンを交換し、若干リアディレイラーを微調整して正常に変速する事を確認。 クロスバイクのチェーン交換のインプレ、CN-HG40のレビューとしては、チェーン交換後はペダルを回すのが若干軽くなり、変速のフィーリングも若干軽くなりましたが、超低摩擦表面処理のSIL-TECが採用されている訳ではないのでチェーン交換による明確な違いは感じられず、汚れていたスプロケとチェーンを洗浄しただけの効果と言えます
ロードバイク 8速 チェーン交換
続いてはバーテープや錆びたパーツは交換または錆を落とし、洗浄を終えてチェーン交換だけを残すほぼレストア済みのロードバイク MERIDA RIDE 800のチェーン交換チェーン(KMC Z7)のプレート表面は所々に錆びが有りますが、変速性能に影響する程酷い状態ではなかったため、変速の不具合はチェーンの洗浄後に若干改善
(´・ω・)_/ 問題なのは変速の調子が最も悪いギアの変速完了後のチェーンとスプロケの位置関係。 画像を見ての通りコネクティングピンの摩耗によるチェーンの伸び(寿命)によって変速完了後でもスプロケの歯の凹凸にチェーンが収まらずに浮いている状態。 これではスプロケの摩耗やチェーン暴れで勝手にギアが変わったり、1段分のシフト操作で2段変速してしまったりとチェーン交換必須
MERIDA RIDE 800はクロスバイクとそれほど変わらない価格の6万円台なのにフルカーボンフォークでコスパ最強ロードバイクと言われている1台。 パーツやフレームを見ると楕円に近い少しエアロなダウンチューブ、TEKTROなのに効くブレーキ、潰しの入ったチェーンステーで乗り心地が良かったり、チェーンも最初からKMCミッシングリンクが付いていたりとコンポのグレードはともかくミドルグレード寄りの仕様でエントリーグレードな価格は間違いなくコスパ最強ロードバイクの1台。 続いてはKMCミッシングリンクを取り外してロードバイクのチェーン交換
ロードバイクのチェーン交換で使用する工具はクロスバイクのチェーン交換と同じチェーンカッター、チェーンフックですが、コネックスリンクとは違い、ミッシングリンクを取り外すには専用工具が1つ増えてマスターリンクプライヤー(メーカーによってクイックチェーンリムーバー、クイックリンクツール、 ミッシングリンクプライヤー等とも呼ばれる)が必要
チェーンフックでチェーンをたるませるのはクロスバイクのチェーン交換の時のコネックスリンクと同じですが、KMCミッシングリンクはコネックスリンクとは違い、3回程度取り付け&取り外しを行うまでは指の力だけでスライドさせて取り外す事が不可能なほど固いため、KMCミッシングリンクは指の皮膚を持って行かれないように爪の先で軽くアウタープレートを挟み込んだ状態から画像のようにマスターリンクプライヤーで挟んでリンク部分をスライドさせます
KMC Z7からKMCミッシングリンクの取り外しが完了
錆びはチェーンだけではなく、KMCミッシングリンクも若干錆びていたので錆び落とし
錆び取り液に2~3分漬けて割りばしの先端など柔らかい適当なもので擦って錆びを落としたらそのままでは再び錆びてしまうので、弱アルカリ性の洗剤にしばらく漬けて錆びていた部分を簡易防錆処理
KMCミッシングリンクの錆びをキレイに落とす事に成功
後はクロスバイクのチェーン交換と同じ手順で錆びた8Sチェーン KMC Z7からクロスバイクから取り外したSHIMANO CN-HG50にチェーンを交換してKMCミッシングリンクで繫ぐのですが、KMCミッシングリンクは外す時と同様にはめるのも固いため、チェーンフックを取り外したらペダルを踏み込む力を利用して最後まではめます(KMCミッシングリンクもコネックスリンク同様に指定の取り付け向きはありません)
ロードバイクのチェーン交換が完了。 カットしていないので元々装着されていたKMC Z7よりも2リンク分チェーンが長い状態ですが、走行、変速、共に問題は無かったのと、僅かに長い分にはロードバイク、クロスバイク、どちらでも使用できる状態なので、今回はチェーンカットは行わずにチェーン交換作業を終了。 チェーン交換後のロードバイクをインプレしてみると、勝手にギアが変わってしまうようなチェーンの伸び(寿命)が原因の変速の不具合は解消し、正常な状態へと改善。 チェーンが適正よりも2リンク長く、若干の余裕がある影響で、歯数差の大きいインナーロー(34T×28T→32T)に変速する際のシフトレバーの引きが若干軽くなったのは嬉しい誤算 \(´・ω・`)/
ロードバイク クロスバイク 8速チェーン 選び方
今回のロードバイク、クロスバイクのチェーン交換は新品のCN-HG40がロードバイクに付属してきたのでそのまま交換しましたが、本来の8Sチェーンの交換は現行モデル- SHIMANO CN-HG40
- SHIMANO CN-HG71
- KMC Z7
- KMC Z8.3
- KMC X8 EPT
の5種類から選ぶのが一般的。 KMCのチェーンはSHIMANOと比較して変速性能(滑らかさ)が若干劣るため、変速性能を重視する場合はCN-HG40とCN-HG71のどちらかを選ぶ事になります
CN-HG40とCN-HG71の違い
SHIMANOの現行8SチェーンであるCN-HG40とCN-HG71の違いは以下の3つ- チェーンの寿命(耐久性)
- プレートのメッキ
- 価格
CN-HG40とCN-HG71の1番の違いは、CN-HG71のピンには耐摩耗性を高めてチェーンの寿命が延びるクロマイジング処理が施されている事。 CN-HG50も同様にピンにクロマイジング処理がされており、通勤通学等で酷使している訳ではないので廃盤になった現在でも変速に影響が出るようなチェーンの伸びは確認できず、耐久性を証明しています
プレートのメッキの違いはSHIMANOの現行8SチェーンであるCN-HG40とCN-HG71を並べて違いを比較できれば良いのですが、手元に無いのでCN-HG40(画像上)と変速時のスプロケ等との摩擦によってメッキが剥げているCN-HG50(画像下)でグレードによるチェーンのメッキの違いを比較。 インナープレートを比較するとメッキの種類に違いがあるので色そのものが違い、どちらのチェーンもメッキされていますが、CN-HG40のアウタープレートはCN-HG50のアウタープレート中央部分のメッキが完全に剥げた箇所と一緒である事からアウタープレートはメッキされていない事が分かります(CN-HG71はアウタープレートにもメッキ)
(´・ω・)_/ メッキされていないチェーンが錆びやすいのは間違いありませんが、メッキされている=錆びない訳ではなく、雨で濡れた後にお手入れしないとご覧の通りメッキごと錆びが発生。 よりグレードの高いニッケルメッキが施されたKMC Z7でも同様で、ショップの耐錆試験を見るとCN-HG71はメッキのグレードが低いインナープレートから先に錆が発生する模様。 CN-HG40とCN-HG71の違いの1つであるメッキの有無ですが、チェーンを錆びから守るにはメッキよりも天気の怪しい日は絶対に走らない。 室内保管の徹底。 注油の際にリンク部分だけでなく、ウェスでプレート部分もオイルでコーティングする事でも錆びの発生確率を下げられるので、CN-HG40とCN-HG71の購入で迷ったらメッキに関しては無視して良いかもしれません。 梅雨の時期にどうしても屋根のある屋外で保管せざるを得ない場合は防錆性能に特化したKMC X8 EPTがおすすめ
CN-HG71の価格はCN-HG40の約2倍。 CN-HG71は安いCN-HG40を2つ購入してもお釣りがくるのと、ピンにクロマイジング処理をして耐摩耗性を高めていても、CN-HG71の耐久性がCN-HG40の2倍もあるとは考えにくく、不意の雨や湿気で錆が発生してしまったら伸びて寿命が来ていなくても交換したくなるもの。 従って8SチェーンはCN-HG40がコスパ最強かもしれません(´・ω・`)
ミッシングリンクの選び方
メンテナンス性の悪さから付属のピンでチェーンを繋いだ経験が無い人も多く、完成車に最初から付いていたりと大半の人が使用するミッシングリンク。 今回ロードバイク、クロスバイクのチェーン交換で使用した2種類以外にもBBB、SHIMANO、SRAM等がありますが、WIPPERMANN コネックスリンク以外は似たような物なので、WIPPERMANN コネックスリンクとKMCミッシングリンクで違いを比較レビューまずはWIPPERMANN コネックスリンク。 以前はネット通販での取り扱いが無く、ごく一部のショップでのみ取り扱いがあっただけなので、ブログで使用しているのを見かけると羨ましく、入手難易度が極めて高かったコネックスリンク。 現在は逆に店頭で見かける事は完全に無くなり、海外通販やamazon等のネット通販もしくは取り寄せのみ
コネックスリンクのメリットは取り付け取り外しを工具なしで行える事。 値段が若干高いのがデメリットですが、取り外すための専用工具を購入する必要がないため、初めてチェーン交換をする人にとっては安く済み、8SチェーンはSHIMANO CN-HG40、CN-HG71。 KMC Z7、Z8.3に対応
KMC ミッシングリンク CL573RとCL571Rの違い
コネックスリンクとは違い、どこのショップにも常に置いてあり、完成車に最初から付いていたりと圧倒的な使用率を誇るのが今回のロードバイク、クロスバイクのチェーン交換でも使用したKMCのミッシングリンク。 ロードバイク MERIDA RIDE 800には最初からKMCの8S用ミッシングリンク CL573Rが装着されていたのでチェーン交換時に問題は発生しませんでしたが、同じ8S用でもKMCのミッシングリンクには最近のロードバイク、クロスバイク用(HGチェーン用)のCL573R(画像左)と、IGチェーン用のCL571R(画像右)と、見た目がそっくりな規格違いの2種類があり、違いを知らずに勘違いで購入してしまうとはまらない、固い等、正常に使用できないためCL573RとCL571Rの違いを比較レビューアウタープレートでのKMC ミッシングリンク CL573RとCL571Rの違いは型番の刻印くらいですが、ピンの長さを比較するとCL573Rの方が長く、ピンの溝の幅もCL573Rが0.4mmほど広くなっています
ピンの溝の幅が広いので遊びのあるCL573Rのアウタープレート内幅は4.4~4.8mm
対してCL571Rのアウタープレート内幅はピンの溝が狭いために遊びが殆ど無く4.2mm
肝心の8Sチェーン CN-HG40のインナープレートの外幅を計測すると4.4mm。 CL573Rの内幅は4.4~4.8mmとチェーンの外幅より広いため、正常に取り付け、取り外し、走行が可能ですが、CL573RとCL571Rの違いを知らずにミッシングリンクの内幅がチェーンの外幅4.4mmよりも狭い4.2mmしかないCL571Rを購入してしまった場合、試しにやってみましたがサイズが合っていないので取り付けははまらない程ではありませんが極めて固く、取り外しもかなりの固さ。 チェーンの外幅(4.4mm)よりもCL571Rの内幅(4.2mm)の方が狭く、常に異常な摩擦抵抗が発生しているため、急激な変摩耗で走行中にミッシングリンクが切れて危険な目に合うのは時間の問題。 ロードバイク、クロスバイクのチェーン交換時にKMCのミッシングリンクで繫ぐ事を考えている方は、間違って購入しないようにCL573RとCL571Rの幅の違いをしっかり頭に入れておきましょう
(´・ω・)_/ amazon等のネット通販で購入する場合はCL573Rと型番が記載されているKMC ミッシングリンクを購入すれば間違いないのですが、店頭で購入する場合はプレート表側の型番の刻印が見えない裏向きでセットされているため、パッケージでCL573RとCL571Rの違いを見分ける必要があります。 しかし表裏どこを見ても型番が記載されていないため、太字でPin Length: 7.10mmと表記があるのがCL571R。 0.2mm違いのPin Length: 7.30mmと表記があるのがCL573Rになるので、こちらも間違って購入しないように注意が必要
レビューした2種類のミッシングリンク。 どっちがおすすめになるのかはその人次第。 現在の1台のみで今後も台数が増える予定がないのであれば工具なしで取り外せるWIPPERMANコネックスリンク。 9速化~11速化等のコンポの乗せ換え、クロスバイク、ロードバイクの台数増加もしくは既に複数台持ちであればマスターリンクプライヤーを使いまわす事でミッシングリンク化の費用が抑えられるKMCミッシングリンクを選ぶのがおすすめ(´・ω・`)
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2020-02-13 23:09
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2020-02-27 17:00