GIANT ESCAPE RX3 カスタム LIXADA 中華カーボンバーエンドバー レビュー
GIANT ESCAPE RX3に限らずクロスバイクでは最もカスタムしている感が強く出るパーツの1つで、取り付けると坂道が楽になる効果のあるバーエンドバー。 今回は中華カーボンを含む、3種類のバーエンドバーを実際に取り付け比較レビュー
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BONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satelliteはハンドル外側(グリップ部分)が通常の丸型ではない特殊な断面形状で、そのままではバーエンドバーの装着ができないライザーバー。 バーエンドバーを取り付けるにはハンドル端を丸形にする2000円程度する専用アダプターを購入する必要があり、バーエンドバーの価格が平均2000円前後である事を考えると全く割に合わないパーツであるため、仕方なくバーエンドバーを取り付けていませんでしたが、評判通りの衝撃吸収性能、振動吸収性能の大幅な向上と引き換えに、ハンドルポジションと見た目には問題が発生
7kg台のクロスバイクを目指すような軽量化目的であれば乗り心地(振動吸収性能)が劇的に向上する非常に軽量なカーボンハンドルがおすすめですが、今回の目的はバーエンドバーを取り付けてGIAN ESCAPE RX3をカスタムし、使い勝手も向上させる事。 カーボンハンドルはバーエンドバーを取り付ける事をどのメーカーも推奨はしていないため、交換するハンドルはアウトレットとして安い値段でショップで売られていたマルイ(丸井)が放出元と思われるアルミ製のフラットバーハンドルを購入
アウトレットにも状態はいろいろあり、このハンドルの場合、取り付け痕や塗装の剥げが全く確認できないので、イベントブースで展示されていただけの未使用品かメーカーで半端に数が余ってショップに放出したと考えられるほぼ新品のフラットバーハンドル。 ハンドル端の型番MTB-AL-456BT-FOVを調べてみるとZOOMのハンドルと型番の表記が近かったり、GIANTとは違い、最初からそこそこ良いパーツが使われている事で販売価格も評価も高いクロスバイク Bianchi ROMA、Camaleonte等の完成車に採用されていたハンドルの模様(´・ω・`)
実測重量:167g
長さ:580mm
クランプ径:31.8mm
ライザーバーとフラットバーでは形状に違いがあるので重さを比較するのはフェアではありませんが、クランプ径と長さが同じこれまでGIANT ESCAPE RX3に取り付けていたBONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバー(重量306g)からメーカー不明のMTB-AL-456BT-FOV(重量167g)へとハンドル交換をすると139gもの大幅な軽量化。 以前10kg以下の軽量クロスバイク GIANT ESCAPE AIRに装着していた同じ長さとクランプ径のBAZOOKAストレートハンドルバーよりも6g軽量で、ハンドル単体で販売されている物ではなさそうなので値段はありませんが、仮にMTB-AL-456BT-FOVに価格を付けるとすればおそらく2980円前後。 同じ長さ580mmにカットすれば105g前後になると思われるカーボンハンドルほどには軽量化できないものの、アルミハンドルとしてはなかなか軽量な部類に入るコストパフォーマンスの高いアウトレットのフラットバーハンドルでした(´・ω・`)
他にエルゴン等もありますが、とりあえず使用していない手持ちのプラスチック製のエンドキャップを用意してサイズが合うか取り付けていき、丁度良いサイズだったのが左から2番目の街乗りマウンテンバイクブーム時代に使用していた傷多めのエンドキャップ。 本当は激安だったので買いだめしておいたリフレクター機能のありそうな100円のボントレガーのエンドキャップを取り付けたかったのですが、ロードバイクのドロップハンドル用で挿入側の直径が大きく、取り付けるにはカットしてサイズを微調整する必要があったため、今回は加工してサイズを微調整する必要のないエンドキャップを軽量フラットバーハンドルMTB-AL-456BT-FOVに装着
(´・ω・)_/ まずは状態確認。 中古のカーボンバーエンドバーなので見ての通り外側(画像左)は倒したか立て掛けた際に付いたと思われるカーボン表面のクリア部分の傷と、クランプ近くにはガードレール? と思われる白い塗料が付着しているのを確認できます。 内側(画像右)は全く傷が無い訳ではありませんが、そこそこキレイな状態
クランプ部分も同様で、塗装が一部剥げている程度の薄い擦り傷(画像左)と、白い塗料(画像右)が付着
クランプを固定しているボルトはヘッドと裏側なので角度的に見えませんが、ワッシャーにも同程度の錆びを確認。 傷、錆び、メーカー不明と、中華らしきカーボンバーエンドバーの購入価格は値段相応と言った所でしょうか(´・ω・`)?
ボルトとワッシャーの錆びは深刻なレベルではなかったので、いつも通り錆び取り液に漬けて錆を剥がし、ピカピカに完全回復
カーボン表面のクリアを補修するために用意したのは、カーボンの傷の補修では定番の2液混合タイプのエポキシ接着剤
中華カーボンバーエンドバーを1コイン+送料164円で購入している事を考えれば1番安い100円ショップ(ダイソー)で売っているエポキシ接着剤で修復するのが分相応で、仮に品質が悪くて失敗しても再びTranz X JD-867 エルゴバーエンドを取り付ければよく、他にアロンアルファでも良いらしいですが今回は100円ショップ(ダイソー)のエポキシ接着剤でカーボンの傷を修復
エポキシ接着剤が液体に近ければカーボン表面の白っぽくなっている傷そのものを完全にクリアに修復してくれるはずでしたが、粘度が少しあるため白くなっている傷部分のミクロの凹凸を埋める事ができず、そこそこ目立たない程度に傷は薄くはなりましたが完全にクリアな状態にまでカーボンの傷を修復する事はできませんでした。 補修する前の下準備として白っぽくなっている傷そのものをピカール等で磨いてやれば良かったのかもしれません。 見た目はともかく深さ0.1~0.2mm程度あったと思われるクリア部分の段差を消す事には成功(´・ω・`)
クロスバイクのハンドル交換、バーエンドバーの取り付けに難しい作業は一切無く、まずは各サイズの六角レンチでハンドル周り全てのパーツを取り外します
(´・ω・)_/ ステムの上に山盛りになっていたコラムスペーサーを本来のあるべき正しい姿に戻したら、初心者がうっかりミスをしやすいのがボルトを締める順番。 ステムのボルトを先に締めてしまうとヘッドにガタが出てしまうため、トップキャップ(ヘッドキャップ)のボルトを先に締めるのが鉄則。 その後ステムのボルトを交互に少しづつ締めていきます
ハンドルをステムに固定したら、外す時とは逆の手順でシフター、ブレーキレバー、グリップ、カーボンバーエンドバーの順番でハンドルに通し、最後にエンドキャップをハンドル端に挿入。 あとはハンドル外側にあるパーツから順番にボルトを締めて固定していくだけ。 取り付け時の注意点は、シフトワイヤー、ブレーキワイヤーに変な捻じれが生じないよう元の向きでシフターとブレーキレバーをハンドルに固定する事くらい
軽量ハンドル MTB-AL-456BT-FOVの剛性は問題無く、コラムスペーサーが山盛りになっていた見た目がダサい問題もライザーバーからフラットバーに交換した事で解決。 塗装の質感がたまたま超軽量ステムのDIXNAフォークステムとほぼ同じであったため、ステムとハンドルに統一感が。 乗り心地は残念ながら普通に戻ってしまいましたが、100g以上の軽量化ができているので、見た目と重さの観点からはGIANT ESCAPE RX3のハンドル交換は成功(´・ω・`)
クロスバイク GIANT ESCAPE RX3に元々無かったカーボンバーエンドを追加でハンドル端(外側)に取り付けているため、カーボン製の角が生えたような感じでハンドルまわりをカスタムしている感が強く、カーボンの織り目の影響でカスタマイズパーツでありながらドレスアップパーツとしての効果もあり、カーボンが気になるのか? ロゴが無いのでメーカーを知りたいのか? 時々視線を集める事があります
先端のゴムキャップ(バーエンドプラグ)を取り外したカーボンバーエンドバーの内側(内部)。 断面はかなり丸寄りのティアードロップ型(涙滴型)で、縦30mm、横27mmと一般的な細い丸型のバーエンドよりも太く作られており、握った時に下側の先端が指の第二関節にかかって坂をパワフルに上る事が可能な種類のバーエンド
このティアードロップ型(涙滴型)の断面形状を元に画像解析をしてみると、BBB 3Dバーエンド BBE-05と良く似ていたのですが、何らかの理由で前のオーナーがロゴを消したと考えられるTOKEN TK981 PYROTECカーボンバーエンド、もしくはロゴ違いのPAZZAZ BE-38 カーボンバーエンドと判明。 中華カーボンバーエンドバーのつもりが実際にはTOKEN TK981 PYROTECカーボンバーエンドをレビューしていたので、どうりで何も問題が無かったはずです(´・ω・`)
TOKEN TK981 PYROTECカーボンバーエンド(PAZZAZ BE-38 カーボンバーエンド)
①全長:109mm
②:82mm
③:64.5mm
④縦幅:30mm
⑤横幅:27mm
⑥クランプ取り付け幅:14mm
実測重量:145g(ペア)
以前ショップで購入してストックしておいたもので、激安過ぎて3つ購入して1つ売ると2つ無料になるほどのコスパ最高のバーエンドバーだったのはナイショ(´・ω・`)
バーエンドバーの種類をどれほど細かく分類できるのか分かりませんが、Tranz X JD-867 エルゴバーエンドは表面の多くがラバーで覆われたエルゴノミクス(人間工学)系のクランプ部分が非貫通型のバーエンド。 耐久性や強度が落ちる可能性がゼロではありませんが、構造上ドリル等で穴を開ければ貫通型クランプに改造する事も可能
Tranz X JD-867 エルゴバーエンドで特徴的なのは、長方形の角を丸くしたようなアスペクト比(縦横の比率)3:2の刀の柄(つか)のような断面形状で、一般的なアルミの細い丸形と比較すると形状にかなりの違いがあります
Tranz X JD-867 エルゴバーエンド
①全長:110mm
②:64mm
③:17mm
④縦幅:33mm(中央付近)
⑤横幅:22mm(中央付近)
⑥クランプ取り付け幅:17.5mm
実測重量:127g(ペア)
(´・ω・)_/ クロスバイク GIANT ESCAPE RX3にTranz X JD-867 エルゴバーエンドを取り付けてレビュー
上面が丸形ではなくフラットに近い形状をしており、掌(手のひら)を置いて握る自然で楽なハンドルポジションで走る事が可能
古くなると緩んでいつの間にか抜けて失くなっているエンドキャップ(エンドプラグ)を必要としないのもそうですが、横からの見た目がスッキリするのがTranz X JD-867 エルゴバーエンドに限らず非貫通型バーエンドバーのメリットでしょうか(´・ω・`)?
普通のバーエンドバーとエルゴノミクス系バーエンドバーの2種類のバーエンドバーのクランプ部分上面を比較すると、Tranz X JD-867 エルゴバーエンド(画像右)はクランプ後方(体側)までバーを延長して掌を置く面積を広くとれるよう設計して表面をラバーコーティングしているのに対し、TOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンド(画像左)はグリップとバーエンドに跨って掌を置くには上面が丸形のカーボンバーとスタンダードなクランプ形状ではとても掌を置ける形状とは言えず、坂道等でダンシング(立ち漕ぎ)のパワーを効率良く引き出すためだけの専用設計である事が分かります
(´・ω・)_/ 普通のバーエンドバーの場合はどのグリップと組み合わせても問題ありませんが、エルゴノミクス系のバーエンドを取り付ける際は話が別で、一緒に取り付けているグリップ外側のクランプの有無によって快適性が大きく変わります。 画像はTranz X JD-867 エルゴバーエンドとクロスバイク GIANT ESCAPE RX3純正グリップの組み合わせ例。 先ほどまでのBONTRAGER inForm Satelliteグリップとは違い、外側のクランプがラバーで覆われている種類のグリップで、バーエンドとグリップに跨って掌を置いた場合に硬いアルミ製のクランプに直接掌が当たらず快適性が損なわれません。 エルゴノミクス系のバーエンドを取り付ける際にはクランプがグリップ内側にしか無いか、クランプがラバーで覆われているグリップと組み合わせるのがおすすめです
快適性の面ではハンドルポジションが増えるエルゴノミクス系のTranz X JD-867 エルゴバーエンドが優れていますが、どちらのバーエンドバーが楽に坂道を上れるか走行してみると、TOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンド(PAZZAZ BE-38 カーボンバーエンド)の方が全体的に直径が太い事がパワーを出せる1つの要因
坂道でエルゴノミクス系よりもパワーが出せるもう1つの要因は、ハンドルからバーエンドバー末端までの長さ。 全長であればほぼ同じ長さですが、2種類をハンドルに取り付けて長さを比較すると、TOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンドの方がハンドルから末端までの距離が少し長く、同じ力でバーエンドバーを引いてもTOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンドの方が末端までの作用点が少し遠いため、坂道ではよりパワーの出せるバーエンドバーでした。 そうなるともう1種類試してみたくなるのがレビューしたこの2種類とはグリップ部分の特徴が異なる更に全長が長いDHバー、TTバーの先端を想わせるデザインの中華カーボンバーエンドバー
中華なので当たりハズレが大きいはずですが、LIXADAカーボンバーエンドバーのレビューを元に評価、評判をリストアップすると以下の通り
致命的な問題は見つからなかっのであとは実際に注文して書かれているレビューを元に状態をチェックしていきます
配達日数は注文してからおよそ12日で、中国深圳(シンセン)から1度専用倉庫? のある大阪に航空便で届き、その後東京に。 荷物の追跡は今回の場合、17TRACKで追跡可能でした
(´・ω・)_/ 中華パーツではお馴染みのグレーの袋に入り、LIXADA カーボンバーエンドバーがポストに到着。 普通中華パーツと言うと傷がある事も多いのですが、袋の中央には仕切りが有り、輸送中に2本がぶつかって傷付かない様に配慮されているのは好印象
表面を確認すると袋のおかげで傷は無く、キレイな光沢で周囲の映り込みがかなり多め。 もう少し塗装されてる面積の少ないバージョンもありますが、LIXADAが販売しているロゴの無いカーボンバーエンドバーの場合、カーボンが見えるのは全体の40%ほどなのがちょっと残念
指先を置く先端も塗装されているためカーボンは見えず。 振ってみると右用のカーボンバーエンドバーの中に0.1mmにも満たないと思われるカーボンの欠片(カケラ)が入っているのが分かり、耳を澄まさないと聞こえない程度のかすかな音でしたが、振り回しているうちに内部の先端に詰まってくれたのか? 以後無音に
LIXADAカーボンバーエンドバーは表面のクリアに気泡が多いという一部レビューがありましたが、綾織りカーボンのキラキラが美しく、中華でない一流メーカー同様に気泡はほぼありません
LIXADA カーボンバーエンドバー
①全長:125mm
②:97mm
③:77mm
④縦幅:32mm(最も太い箇所)
⑤横幅:29mm(最も太い箇所)
⑥クランプ取り付け幅:15.5mm
実測重量:116g
そのままではハンドルに取り付ける事が難しいため、クランプ内側の塗装だけ削れば最低でも0.2mmはクランプ径を拡張できるはずなので、クランプ内側の塗装を削るのに最適な平丸ヤスリでクランプ内側の塗装だけを削り落とし、フラットバーハンドルの取り付け規格(外径)と同じ22.2mmほどにクランプの内径を拡張すると普通に取り付けられるように改善(画像はクランプ内側の塗装を削る前と削った後の比較)
中華パーツは精度が悪いはずとついつい色眼鏡で見てしまいますが、規格サイズの精度が出ていないのは中華パーツに限らずちゃんとしたメーカー品でもある事で、過去に使用していたハンドル端の切り落とし2つを比較計測してどの程度精度に違いがあるのかを紹介
画像左は過去に使用していたBAZOOKAのフラットバーハンドル端の切り落としで、クランプ径(外径)は実測22.1mm程度。 画像右はスペシャライズドのフラットバーハンドル端の切り落としで、実測21.8mm程度。 フラットバーハンドルのクランプ径(外径)の規格は22.2mmですが、スペシャライズドは外径が規格サイズより0.4mmも細く、寸法だけ見れば0.2mm狭かっただけの中華の方が精度が出ていたのが現状。 これは精度が高い低いと言った問題ではなく、原因は塗装の厚みによるものなので、中華バーエンドバーのクランプ径が狭い場合には気にしなくても良かったり(´・ω・`)
(´・ω・)_/ ハンドルへの取り付けを邪魔していた塗装を削り、スムーズにハンドルに取り付けられるようになったのでLIXADAカーボンバーエンドバーの左右の違いをチェック。 レビューではハズレが届くと左右で角度が大きく違うと言う話で心配でしたが特に問題はなく、違いがあったのは全長。 カッティングマット表面のドットを見る限り左側の方が1mm長い事が分かりますが、この程度では走ってしまえば長さの違いに気付く事が難しいレベル
全体に縦幅があるので力強く握れたTOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンドと比較すると、手を握った時の内側の形状をしている中央部だけが太いエルゴノミクス系のバーエンドはやや細く感じてしまいますが、長さはLIXADAカーボンバーエンドバーの方が15mm長いため、先端を意識して握れば作用点の関係でパワーの出やすさはほとんど変わらず
同じカーボンバーエンドでもLIXADAカーボンバーエンドバーは映り込みでカーボンが見えづらく、周囲にカーボン製である事が認識されにくい種類のため、視線を集める事がほぼ無くなってしまうのが少々残念なところ
DHバー、TTバーを想わせる先端の形状によって親指を置いて握るスタイルと、しっかり1周握る2種類の持ち方ができますが、意外な事にどちらで握ってもパワーの出方には大差無し
(´・ω・)_/ ブレーキレバーとグリップの内側にバーエンドバーが位置するため人差し指で操作する側のシフトレバーの出っ張りが減り、人差し指が常にバーエンドバーと接触する事になりますが、不快感は無く、意外にもシフター操作に支障は出ませんでした
バーエンドバーをグリップの内側に取り付ける最大のメリットと考えられるのが腕を体の中心に寄せる事による空気抵抗の減少ですが、実際に走ってみると内側に取り付けた事で親指を置く先端のフィット感だけは向上しましたが、ロードバイクのドロップハンドルよりも間隔の狭いバーエンドバーを握っての走行は直進安定性が著しく低下して危険。 空気抵抗の減少もクロスバイクのスピードレンジでは思ったほどの効果は無く、サイクリングロード等で延々向かい風地獄に陥った場面くらいしか役に立ちそうもありません
バーエンドバーをグリップの内側に取り付けた事によるもう1つのメリットが手を少し捻るだけでブレーキをすぐに掛けられる位置関係にある事。 外側の場合はグリップに手を戻さないとすぐにブレーキレバーを握る事ができず、ブレーキを滅多に掛けない坂道や、周囲の安全を確認したうえでの平地等、使用状況は限定されていました。 他には傷付きやすいカーボンバーエンドバーを駐輪場等で横に置かれた自転車にぶつけられるママチャリアタックを受けるリスクを減らせたり、LIXADAカーボンバーエンドバーに限らず中華カーボンのレビューでは倒れた際に折れた報告があるため、倒してディレイラーハンガーを曲げてしまうのと同じく不注意で倒すのが悪いとツッコミを入れたいところですが、倒れてしまった際に折れるほどのダメージを受けにくい位置関係にあると言ったメリットもあります
バーエンドバーを内側に取り付ける最大のデメリットは、画像の状態の組み合わせではバーエンドバーの間隔が実測でC-C(芯⁻芯)341mmと極端に狭くなったためにダンシングでバランスを取る事が難しくなり、ハンドル外側に取り付けるよりも作用点が短くほとんどパワーが出せなくなるため、本来の使用場面である坂道で使い物にならなくなってしまうのがバーエンドバーをグリップの内側へ取り付けた際の最大のデメリット。 それを知ってか知らずか? 少数派で珍しいのか? 映り込みでカーボン製と分かりにくくてもなぜか視線を集めてしまい、なんとなく恥ずかしいのもセンターバーのデメリット(´・ω・`)
坂道でダンシングしようと握った際にバランスを取りづらくなるのと比較すればそれほど大きな問題とは感じませんが、バーエンドバーをグリップの内側に取り付けた分、ブレーキレバーを握った際の手のポジションが内側へ移動してしまい、グリップの最も快適性が高い位置に手を置けなくなる事がもう1つのデメリット
手を置く位置がグリップの内側に移動してしまう問題を解決するのは簡単で、ショートグリップに交換するか、ステム側にクランプの無いグリップであれば末端をハンドソー等で短く切る事で対策可能
(´・ω・)_/ グリップ幅の狭いショートグリップに交換したクロスバイク GIANT ESCAPE RX3。 実測C-C(芯⁻芯)341mmとダンシングでバランスを取るのが難しいほど狭かったバーエンドバーの間隔は、横幅の狭いショートグリップに交換した事でロードバイクの下ハン400mm、上ハン380mのハの字タイプのドロップハンドルと同じハンドル幅である実測C-C(芯⁻芯)380mmに広がりました
このバーエンドバーの間隔であれば坂道で握っても必要最低限のバランスが取れ、ハンドル端(外側)に取り付けたのと比較すればグリップ幅の分だけ作用点が短くパワーは出ませんが、バーエンドバーを内側に取り付けた際の最大のデメリットであったダンシングでバランスが取れない問題と、ブレーキレバーを握った際にグリップの快適性の高い位置に手を置けない2つのデメリットは解消
グリップを切るのも同様の効果がありますが、ショートグリップは単純に幅が狭い分だけ軽量。 バーエンドバーの取り付けはKCNC等の超軽量バーエンドバーであっても確実にペアで46g以上の重量増となるため、デメリットが多いのを分かっていても何らかの理由でどうしてもバーエンドバーを内側に取り付けたいと考えている方には軽量化の点からもおすすめのグリップになります。 これまでバーエンドバーを内側に取り付けているのを見かけると変な目で観察していましたが、次回からはショートグリップもしくはグリップを短くしているかも確認したいと思います(´・ω・`)
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- BONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satellite
- 軽量フラットバーハンドル MTB-AL-456BT-FOV
- 中華カーボンバーエンド
- カーボン クリア 傷 修復 補修
- GIANT ESCAPE RX3 ハンドル交換 バーエンドバー 取り付け
- GIANT ESCAPE RX3 ハンドル交換 レビュー
- TOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンド レビュー
- Tranz X JD-867 エルゴバーエンド
- Tranz X JD-867 エルゴバーエンド レビュー
- LIXADA カーボンバーエンドバー 評価 評判
- LIXADA カーボンバーエンドバー 取り付け レビュー
- クロスバイク用バーエンドバーの選び方
BONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satellite
これまでクロスバイク GIANT ESCAPE RX3のカスタムで、ハンドル外側にエルゴノミクス系バーエンドバーのTranz X エルゴバーエンド JD-867を取り付けていましたが、RX3純正グリップの手を置く面積の少なさに不満があったため、先日TREK FX3以上に採用されている衝撃吸収性能、振動吸収性能において非常に評価の高いBONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satellite(専用ハンドルと専用グリップのセットの名称)へとハンドル交換、グリップ交換、ステム交換を実施BONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satelliteはハンドル外側(グリップ部分)が通常の丸型ではない特殊な断面形状で、そのままではバーエンドバーの装着ができないライザーバー。 バーエンドバーを取り付けるにはハンドル端を丸形にする2000円程度する専用アダプターを購入する必要があり、バーエンドバーの価格が平均2000円前後である事を考えると全く割に合わないパーツであるため、仕方なくバーエンドバーを取り付けていませんでしたが、評判通りの衝撃吸収性能、振動吸収性能の大幅な向上と引き換えに、ハンドルポジションと見た目には問題が発生
ライザーバーのメリット
(´・ω・)_/ ライザーバーは内側よりもハンドル外側がセンチ単位で高くなっている形状をしており、初心者や正しいフレームサイズでないためにハンドルが低過ぎて困っている方にはハンドルの高さを自由に調節できる可変ステム程の機能性は無いものの、操作性が良く、簡単にハンドルの高さを上げる事ができるのがライザーバーのメリットライザーバーのデメリット
ハンドルをフラットバーからライザーバーに交換して高くなってしまったハンドル高さを元のポジションに近づけるため、ステムを1番下まで下げるとコラムスペーサーがステムの上にてんこ盛りになってしまうのがもともとフラットバーハンドルが取り付けられていたクロスバイクをライザーバーに変更した場合のデメリット。 見た目がダサいのでフロントフォークのコラムカットを行えば問題は解決し、スペーサーの数も減らせて軽量化にもなりますが、フロントフォークコラム内のアンカーナットを精度良く深く挿入するには専用工具のアンカーナットセッターを購入するかショップに工費を払って作業してもらう必要があるのと、交換したライザーバーのためだけにフロントフォークの価値が下がるコラムカットをするのであれば、カーボンフォークに交換するか軽量フラットバーハンドルに交換して軽量化する方が賢い選択であるため、2度目のクロスバイク GIANT ESCAPE RX3のハンドル交換は、バーエンドバーの装着が専用パーツ無しではできない特殊なライザーバー BONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルから、バーエンドバーを普通に取り付け可能な軽量フラットバーへとハンドル交換します軽量フラットバーハンドル MTB-AL-456BT-FOV
7kg台のクロスバイクを目指すような軽量化目的であれば乗り心地(振動吸収性能)が劇的に向上する非常に軽量なカーボンハンドルがおすすめですが、今回の目的はバーエンドバーを取り付けてGIAN ESCAPE RX3をカスタムし、使い勝手も向上させる事。 カーボンハンドルはバーエンドバーを取り付ける事をどのメーカーも推奨はしていないため、交換するハンドルはアウトレットとして安い値段でショップで売られていたマルイ(丸井)が放出元と思われるアルミ製のフラットバーハンドルを購入
アウトレットにも状態はいろいろあり、このハンドルの場合、取り付け痕や塗装の剥げが全く確認できないので、イベントブースで展示されていただけの未使用品かメーカーで半端に数が余ってショップに放出したと考えられるほぼ新品のフラットバーハンドル。 ハンドル端の型番MTB-AL-456BT-FOVを調べてみるとZOOMのハンドルと型番の表記が近かったり、GIANTとは違い、最初からそこそこ良いパーツが使われている事で販売価格も評価も高いクロスバイク Bianchi ROMA、Camaleonte等の完成車に採用されていたハンドルの模様(´・ω・`)
MTB-AL-456BT-FOV 重さ
フラットバーハンドル MTB-AL-456BT-FOV実測重量:167g
長さ:580mm
クランプ径:31.8mm
ライザーバーとフラットバーでは形状に違いがあるので重さを比較するのはフェアではありませんが、クランプ径と長さが同じこれまでGIANT ESCAPE RX3に取り付けていたBONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバー(重量306g)からメーカー不明のMTB-AL-456BT-FOV(重量167g)へとハンドル交換をすると139gもの大幅な軽量化。 以前10kg以下の軽量クロスバイク GIANT ESCAPE AIRに装着していた同じ長さとクランプ径のBAZOOKAストレートハンドルバーよりも6g軽量で、ハンドル単体で販売されている物ではなさそうなので値段はありませんが、仮にMTB-AL-456BT-FOVに価格を付けるとすればおそらく2980円前後。 同じ長さ580mmにカットすれば105g前後になると思われるカーボンハンドルほどには軽量化できないものの、アルミハンドルとしてはなかなか軽量な部類に入るコストパフォーマンスの高いアウトレットのフラットバーハンドルでした(´・ω・`)
サイズ(直径)が合わないエンドキャップの交換
軽量フラットバーハンドルに交換する事で問題になるのがエンドキャップ(エンドプラグ)の直径(相性)。 左はクロスバイク GIANT ESCAPE RX3純正のフラットバーハンドルの端(断面)。 右は交換する軽量ハンドル MTB-AL-456BT-FOVの端(断面)。 2種類のハンドル端を比較すると、見ての通り軽量ハンドルの肉厚はほぼ半分であるため、内径が約2mm広がります。 そのため最初に装着されていたエンドキャップを再び取り付けてもサイズが合わず簡単に抜けてしまうため、軽量フラットバーハンドルに交換する際はかなりの確率でエンドキャップも交換する事になります他にエルゴン等もありますが、とりあえず使用していない手持ちのプラスチック製のエンドキャップを用意してサイズが合うか取り付けていき、丁度良いサイズだったのが左から2番目の街乗りマウンテンバイクブーム時代に使用していた傷多めのエンドキャップ。 本当は激安だったので買いだめしておいたリフレクター機能のありそうな100円のボントレガーのエンドキャップを取り付けたかったのですが、ロードバイクのドロップハンドル用で挿入側の直径が大きく、取り付けるにはカットしてサイズを微調整する必要があったため、今回は加工してサイズを微調整する必要のないエンドキャップを軽量フラットバーハンドルMTB-AL-456BT-FOVに装着
中華カーボンバーエンド
軽量ハンドルとエンドキャップの準備が整ったらクロスバイク GIANT ESCAPE RX3をカスタムするためのバーエンドバーは先日まで装着していたTranz X JD-867 エルゴバーエンドを再び取り付けても良いのですが、オークションで古い自転車パーツをやたらと500円で出品している業者の商品に入札しておいたらうっかり落札してしまったロゴ無しの中華らしきメーカー不明の中古のカーボンバーエンドバーを取り付けます(´・ω・)_/ まずは状態確認。 中古のカーボンバーエンドバーなので見ての通り外側(画像左)は倒したか立て掛けた際に付いたと思われるカーボン表面のクリア部分の傷と、クランプ近くにはガードレール? と思われる白い塗料が付着しているのを確認できます。 内側(画像右)は全く傷が無い訳ではありませんが、そこそこキレイな状態
クランプ部分も同様で、塗装が一部剥げている程度の薄い擦り傷(画像左)と、白い塗料(画像右)が付着
クランプを固定しているボルトはヘッドと裏側なので角度的に見えませんが、ワッシャーにも同程度の錆びを確認。 傷、錆び、メーカー不明と、中華らしきカーボンバーエンドバーの購入価格は値段相応と言った所でしょうか(´・ω・`)?
ボルトの錆び落とし
(´・ω・)_/ 焼き付け塗装の剥げはタッチアップで補修を行うと質感(光沢)の違いで見た目が逆に悪くなるためそのままにし、仕上げ用のバフ、耐水ペーパー等と同様の効果があるメラミンスポンジで磨いて白い塗料だけ落としたのがこの状態ボルトとワッシャーの錆びは深刻なレベルではなかったので、いつも通り錆び取り液に漬けて錆を剥がし、ピカピカに完全回復
カーボン クリア 傷 修復 補修
表面の磨きとボルトの錆びを落としたら、カーボン表面に付いているクリア層の傷の補修。 そのまま使用しても違和感の無い深さ0.1~0.2mm程度のクリア部分の傷ですが、せっかくのカーボンなのに見た目が残念なので修復しますカーボン表面のクリアを補修するために用意したのは、カーボンの傷の補修では定番の2液混合タイプのエポキシ接着剤
中華カーボンバーエンドバーを1コイン+送料164円で購入している事を考えれば1番安い100円ショップ(ダイソー)で売っているエポキシ接着剤で修復するのが分相応で、仮に品質が悪くて失敗しても再びTranz X JD-867 エルゴバーエンドを取り付ければよく、他にアロンアルファでも良いらしいですが今回は100円ショップ(ダイソー)のエポキシ接着剤でカーボンの傷を修復
エポキシ接着剤が液体に近ければカーボン表面の白っぽくなっている傷そのものを完全にクリアに修復してくれるはずでしたが、粘度が少しあるため白くなっている傷部分のミクロの凹凸を埋める事ができず、そこそこ目立たない程度に傷は薄くはなりましたが完全にクリアな状態にまでカーボンの傷を修復する事はできませんでした。 補修する前の下準備として白っぽくなっている傷そのものをピカール等で磨いてやれば良かったのかもしれません。 見た目はともかく深さ0.1~0.2mm程度あったと思われるクリア部分の段差を消す事には成功(´・ω・`)
GIANT ESCAPE RX3 ハンドル交換 バーエンドバー 取り付け
交換する軽量フラットバーハンドルとカーボンバーエンドバーの用意ができたら、GIANT ESCAPE RX3のハンドル、ブレーキレバー、グリップ、ステムの取り外し作業クロスバイクのハンドル交換、バーエンドバーの取り付けに難しい作業は一切無く、まずは各サイズの六角レンチでハンドル周り全てのパーツを取り外します
(´・ω・)_/ ステムの上に山盛りになっていたコラムスペーサーを本来のあるべき正しい姿に戻したら、初心者がうっかりミスをしやすいのがボルトを締める順番。 ステムのボルトを先に締めてしまうとヘッドにガタが出てしまうため、トップキャップ(ヘッドキャップ)のボルトを先に締めるのが鉄則。 その後ステムのボルトを交互に少しづつ締めていきます
ハンドルをステムに固定したら、外す時とは逆の手順でシフター、ブレーキレバー、グリップ、カーボンバーエンドバーの順番でハンドルに通し、最後にエンドキャップをハンドル端に挿入。 あとはハンドル外側にあるパーツから順番にボルトを締めて固定していくだけ。 取り付け時の注意点は、シフトワイヤー、ブレーキワイヤーに変な捻じれが生じないよう元の向きでシフターとブレーキレバーをハンドルに固定する事くらい
GIANT ESCAPE RX3 ハンドル交換 レビュー
まずは軽量フラットバーハンドルに交換したクロスバイク GIANT ESCAPE RX3の乗り心地をレビュー。 軽量ハンドルに交換すると、パイプの肉厚が薄くなるために周波数が変わり、手に伝わる振動が減少して若干乗り心地が良くなった? と感じるのが通常ですが、前回のハンドル交換でクロスバイク用のハンドル(ライザーバー)としては振動吸収性能、衝撃吸収性能において最高グレードと考えられるTREK FX3以上に採用されているBONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satelliteに交換していたため、振動の酷い悪路においては乗り心地が大幅に悪化。 RX3純正ハンドルと比較すれば若干振動吸収性能は向上しているものの、ほとんど普通の乗り心地に戻ってしまう結果に軽量ハンドル MTB-AL-456BT-FOVの剛性は問題無く、コラムスペーサーが山盛りになっていた見た目がダサい問題もライザーバーからフラットバーに交換した事で解決。 塗装の質感がたまたま超軽量ステムのDIXNAフォークステムとほぼ同じであったため、ステムとハンドルに統一感が。 乗り心地は残念ながら普通に戻ってしまいましたが、100g以上の軽量化ができているので、見た目と重さの観点からはGIANT ESCAPE RX3のハンドル交換は成功(´・ω・`)
TOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンド レビュー
これまで使用した事のあるバーエンドはTIOGAの細いアルミ製で、くの字に長いタイプ。 グリップ一体型のERGON GR2(現在は廃盤)。 エルゴノミクス系のTranz X JD-867 エルゴバーエンドの3種類で、今回のカーボンバーエンドバーで4種類目。 ロゴの無いメーカー不明の中華らしきカーボンバーエンドバーですが、実際に装着してみてもクランプの取り付け精度、剛性ともに問題無しクロスバイク GIANT ESCAPE RX3に元々無かったカーボンバーエンドを追加でハンドル端(外側)に取り付けているため、カーボン製の角が生えたような感じでハンドルまわりをカスタムしている感が強く、カーボンの織り目の影響でカスタマイズパーツでありながらドレスアップパーツとしての効果もあり、カーボンが気になるのか? ロゴが無いのでメーカーを知りたいのか? 時々視線を集める事があります
先端のゴムキャップ(バーエンドプラグ)を取り外したカーボンバーエンドバーの内側(内部)。 断面はかなり丸寄りのティアードロップ型(涙滴型)で、縦30mm、横27mmと一般的な細い丸型のバーエンドよりも太く作られており、握った時に下側の先端が指の第二関節にかかって坂をパワフルに上る事が可能な種類のバーエンド
このティアードロップ型(涙滴型)の断面形状を元に画像解析をしてみると、BBB 3Dバーエンド BBE-05と良く似ていたのですが、何らかの理由で前のオーナーがロゴを消したと考えられるTOKEN TK981 PYROTECカーボンバーエンド、もしくはロゴ違いのPAZZAZ BE-38 カーボンバーエンドと判明。 中華カーボンバーエンドバーのつもりが実際にはTOKEN TK981 PYROTECカーボンバーエンドをレビューしていたので、どうりで何も問題が無かったはずです(´・ω・`)
TOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンド サイズ(長さ 太さ 幅)
TOKEN TK981 PYROTECカーボンバーエンド(PAZZAZ BE-38 カーボンバーエンド)
①全長:109mm
②:82mm
③:64.5mm
④縦幅:30mm
⑤横幅:27mm
⑥クランプ取り付け幅:14mm
TOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンド 重さ
TOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンド実測重量:145g(ペア)
カーボンバーエンドバーのメリット デメリット
アルミ等の金属製とは違い、寒い時期に直接握っても体温を奪われないのがカーボンバーエンドバーのメリット。 傷付いてもいくらでも替えの利くエンドキャップ(エンドプラグ)や、ある程度硬さのあるアルミ等の金属とは違い、カーボンバーエンドバー表面のクリア層はエポキシ樹脂。 壁に立て掛けてちょっとでも車体が動いてしまうと簡単に擦り傷が付いてしまうため、出先の撮影でハンドル端を壁に立て掛けると傷付くリスクが高いのがカーボンバーエンドバーのデメリット。 幸いにもクロスバイク GIANT ESCAPE RX3の前のオーナーがESCAPEシリーズ専用キックスタンド装着派の方だったので、こうして壁に立て掛けずに撮影ができています(´・ω・`)Tranz X JD-867 エルゴバーエンド
続いてTOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンド(PAZZAZ BE-38 カーボンバーエンド)との比較用に、形状、素材、使い方等にかなり違いのあるクロスバイク GIANT ESCAPE RX3のカスタムで最初に取り付けていたTranz X JD-867 エルゴバーエンドをレビュー以前ショップで購入してストックしておいたもので、激安過ぎて3つ購入して1つ売ると2つ無料になるほどのコスパ最高のバーエンドバーだったのはナイショ(´・ω・`)
バーエンドバーの種類をどれほど細かく分類できるのか分かりませんが、Tranz X JD-867 エルゴバーエンドは表面の多くがラバーで覆われたエルゴノミクス(人間工学)系のクランプ部分が非貫通型のバーエンド。 耐久性や強度が落ちる可能性がゼロではありませんが、構造上ドリル等で穴を開ければ貫通型クランプに改造する事も可能
Tranz X JD-867 エルゴバーエンドで特徴的なのは、長方形の角を丸くしたようなアスペクト比(縦横の比率)3:2の刀の柄(つか)のような断面形状で、一般的なアルミの細い丸形と比較すると形状にかなりの違いがあります
Tranz X JD-867 エルゴバーエンド サイズ(長さ 太さ 幅)
Tranz X JD-867 エルゴバーエンド
①全長:110mm
②:64mm
③:17mm
④縦幅:33mm(中央付近)
⑤横幅:22mm(中央付近)
⑥クランプ取り付け幅:17.5mm
Tranz X JD-867 エルゴバーエンド 重さ
Tranz X JD-867 エルゴバーエンド実測重量:127g(ペア)
(´・ω・)_/ クロスバイク GIANT ESCAPE RX3にTranz X JD-867 エルゴバーエンドを取り付けてレビュー
Tranz X JD-867 エルゴバーエンド レビュー
見た目の良いカーボンバーエンドバーと比較すればどうしてもドレスダウンしてしまいますが、Tranz X JD-867 エルゴバーエンドはエルゴノミクス系のバーエンドバー上面が丸形ではなくフラットに近い形状をしており、掌(手のひら)を置いて握る自然で楽なハンドルポジションで走る事が可能
古くなると緩んでいつの間にか抜けて失くなっているエンドキャップ(エンドプラグ)を必要としないのもそうですが、横からの見た目がスッキリするのがTranz X JD-867 エルゴバーエンドに限らず非貫通型バーエンドバーのメリットでしょうか(´・ω・`)?
普通のバーエンドバーとエルゴノミクス系バーエンドバーの違い
普通のバーエンドバーとエルゴノミクス系バーエンドバーの2種類のバーエンドバーのクランプ部分上面を比較すると、Tranz X JD-867 エルゴバーエンド(画像右)はクランプ後方(体側)までバーを延長して掌を置く面積を広くとれるよう設計して表面をラバーコーティングしているのに対し、TOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンド(画像左)はグリップとバーエンドに跨って掌を置くには上面が丸形のカーボンバーとスタンダードなクランプ形状ではとても掌を置ける形状とは言えず、坂道等でダンシング(立ち漕ぎ)のパワーを効率良く引き出すためだけの専用設計である事が分かります
(´・ω・)_/ 普通のバーエンドバーの場合はどのグリップと組み合わせても問題ありませんが、エルゴノミクス系のバーエンドを取り付ける際は話が別で、一緒に取り付けているグリップ外側のクランプの有無によって快適性が大きく変わります。 画像はTranz X JD-867 エルゴバーエンドとクロスバイク GIANT ESCAPE RX3純正グリップの組み合わせ例。 先ほどまでのBONTRAGER inForm Satelliteグリップとは違い、外側のクランプがラバーで覆われている種類のグリップで、バーエンドとグリップに跨って掌を置いた場合に硬いアルミ製のクランプに直接掌が当たらず快適性が損なわれません。 エルゴノミクス系のバーエンドを取り付ける際にはクランプがグリップ内側にしか無いか、クランプがラバーで覆われているグリップと組み合わせるのがおすすめです
快適性の面ではハンドルポジションが増えるエルゴノミクス系のTranz X JD-867 エルゴバーエンドが優れていますが、どちらのバーエンドバーが楽に坂道を上れるか走行してみると、TOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンド(PAZZAZ BE-38 カーボンバーエンド)の方が全体的に直径が太い事がパワーを出せる1つの要因
坂道でエルゴノミクス系よりもパワーが出せるもう1つの要因は、ハンドルからバーエンドバー末端までの長さ。 全長であればほぼ同じ長さですが、2種類をハンドルに取り付けて長さを比較すると、TOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンドの方がハンドルから末端までの距離が少し長く、同じ力でバーエンドバーを引いてもTOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンドの方が末端までの作用点が少し遠いため、坂道ではよりパワーの出せるバーエンドバーでした。 そうなるともう1種類試してみたくなるのがレビューしたこの2種類とはグリップ部分の特徴が異なる更に全長が長いDHバー、TTバーの先端を想わせるデザインの中華カーボンバーエンドバー
LIXADA カーボンバーエンドバー 評価 評判
今度は正真正銘の中華カーボンバーエンドバーで、これもTOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンドと同じで形状のみ同じのロゴ違い、ロゴ無し、艶有り、マット(艶無し)、カーボン製、アルミ製とかなりのバリエーションが存在しますが、クロスバイク GIANT ESCAPE RX3のカスタムで派手なパーツはとても似合いそうに無いので、選んだのはロゴの無いシンプルで安いLIXADA カーボンバーエンドバー中華なので当たりハズレが大きいはずですが、LIXADAカーボンバーエンドバーのレビューを元に評価、評判をリストアップすると以下の通り
- 10日~2週間ほどで到着
- 握りやすい形状
- 中に異物が入っていて音がする
- 気泡が多い
- クランプが狭過ぎて取り付けられない
- 左右非対称
- 自転車が倒れてしまった衝撃で折れた
致命的な問題は見つからなかっのであとは実際に注文して書かれているレビューを元に状態をチェックしていきます
配達日数は注文してからおよそ12日で、中国深圳(シンセン)から1度専用倉庫? のある大阪に航空便で届き、その後東京に。 荷物の追跡は今回の場合、17TRACKで追跡可能でした
(´・ω・)_/ 中華パーツではお馴染みのグレーの袋に入り、LIXADA カーボンバーエンドバーがポストに到着。 普通中華パーツと言うと傷がある事も多いのですが、袋の中央には仕切りが有り、輸送中に2本がぶつかって傷付かない様に配慮されているのは好印象
表面を確認すると袋のおかげで傷は無く、キレイな光沢で周囲の映り込みがかなり多め。 もう少し塗装されてる面積の少ないバージョンもありますが、LIXADAが販売しているロゴの無いカーボンバーエンドバーの場合、カーボンが見えるのは全体の40%ほどなのがちょっと残念
指先を置く先端も塗装されているためカーボンは見えず。 振ってみると右用のカーボンバーエンドバーの中に0.1mmにも満たないと思われるカーボンの欠片(カケラ)が入っているのが分かり、耳を澄まさないと聞こえない程度のかすかな音でしたが、振り回しているうちに内部の先端に詰まってくれたのか? 以後無音に
LIXADAカーボンバーエンドバーは表面のクリアに気泡が多いという一部レビューがありましたが、綾織りカーボンのキラキラが美しく、中華でない一流メーカー同様に気泡はほぼありません
LIXADA カーボンバーエンドバー サイズ(長さ 太さ 幅)
LIXADA カーボンバーエンドバー
①全長:125mm
②:97mm
③:77mm
④縦幅:32mm(最も太い箇所)
⑤横幅:29mm(最も太い箇所)
⑥クランプ取り付け幅:15.5mm
LIXADA カーボンバーエンドバー 重さ
LIXADAカーボンバーエンドバー実測重量:116g
LIXADA カーボンバーエンドバー 取り付け精度
さっそく取り付けようとしてみるも、LIXADA カーボンバーエンドバーのレビューに書かれていた通りクランプの内径が22.0mm程度と狭く、レビューにある通り太めのマイナスドライバー等でクランプを無理やり広げて取り付けると塗装が割れて剥がれる恐れがありますそのままではハンドルに取り付ける事が難しいため、クランプ内側の塗装だけ削れば最低でも0.2mmはクランプ径を拡張できるはずなので、クランプ内側の塗装を削るのに最適な平丸ヤスリでクランプ内側の塗装だけを削り落とし、フラットバーハンドルの取り付け規格(外径)と同じ22.2mmほどにクランプの内径を拡張すると普通に取り付けられるように改善(画像はクランプ内側の塗装を削る前と削った後の比較)
中華パーツは精度が悪いはずとついつい色眼鏡で見てしまいますが、規格サイズの精度が出ていないのは中華パーツに限らずちゃんとしたメーカー品でもある事で、過去に使用していたハンドル端の切り落とし2つを比較計測してどの程度精度に違いがあるのかを紹介
画像左は過去に使用していたBAZOOKAのフラットバーハンドル端の切り落としで、クランプ径(外径)は実測22.1mm程度。 画像右はスペシャライズドのフラットバーハンドル端の切り落としで、実測21.8mm程度。 フラットバーハンドルのクランプ径(外径)の規格は22.2mmですが、スペシャライズドは外径が規格サイズより0.4mmも細く、寸法だけ見れば0.2mm狭かっただけの中華の方が精度が出ていたのが現状。 これは精度が高い低いと言った問題ではなく、原因は塗装の厚みによるものなので、中華バーエンドバーのクランプ径が狭い場合には気にしなくても良かったり(´・ω・`)
(´・ω・)_/ ハンドルへの取り付けを邪魔していた塗装を削り、スムーズにハンドルに取り付けられるようになったのでLIXADAカーボンバーエンドバーの左右の違いをチェック。 レビューではハズレが届くと左右で角度が大きく違うと言う話で心配でしたが特に問題はなく、違いがあったのは全長。 カッティングマット表面のドットを見る限り左側の方が1mm長い事が分かりますが、この程度では走ってしまえば長さの違いに気付く事が難しいレベル
LIXADA カーボンバーエンドバー 取り付け レビュー
(´・ω・)_/ LIXADA カーボンバーエンドバーの取り付け角度は2~3度下向きにすると坂道で握った時に自然な印象。 全体的には下向きに取り付けている感じになりますが、実際にはバーエンドの裏側(下側)前部分の角度が少し上を向いているので、この状態で他のバーエンドと近い取り付け角度になっています全体に縦幅があるので力強く握れたTOKEN TK981 PYROTEC カーボンバーエンドと比較すると、手を握った時の内側の形状をしている中央部だけが太いエルゴノミクス系のバーエンドはやや細く感じてしまいますが、長さはLIXADAカーボンバーエンドバーの方が15mm長いため、先端を意識して握れば作用点の関係でパワーの出やすさはほとんど変わらず
同じカーボンバーエンドでもLIXADAカーボンバーエンドバーは映り込みでカーボンが見えづらく、周囲にカーボン製である事が認識されにくい種類のため、視線を集める事がほぼ無くなってしまうのが少々残念なところ
DHバー、TTバーを想わせる先端の形状によって親指を置いて握るスタイルと、しっかり1周握る2種類の持ち方ができますが、意外な事にどちらで握ってもパワーの出方には大差無し
バーエンドバー 内側への取り付け(センターバー)
時折り見かけるバーエンドバーを内側に取り付けたセンターバーと呼ばれるスタイルにしているクロスバイク。 LIXADAカーボンバーエンドバーは貫通型クランプで先端に指を置ける形状を採用しているため、ハンドル内側に取り付ける事も想定しているのは間違いなく、内側に取り付ける事で腕の空気抵抗を減らす簡易的なDHバー、TTバーとして多少のエアロ効果を期待できますが、実際にバーエンドをハンドル内側に取り付けているのを見るとデメリットの方が多いように思え、大人の事情でバーエンドバーを外側に普通に取り付けられないTREK FXシリーズ以外のクロスバイクで内側に取り付けているのを見ると、何の目的で内側に取り付けているのだろうか? と変な目で観察してしまうのが正直なところ。 これまで1度もやった事が無いにも関わらず否定した考えだけを持っているのもおかしな話なので、今回初めてグリップの内側に取り付けたバーエンドバーの効果を検証バーエンドバーを内側へ取り付けるメリット デメリット
バーエンドバーのハンドル内側への取り付けでは定番と思われるグリップとブレーキレバーの間に装着。 1つ問題になったのがGIANT ESCAPE R3では2014年モデルまで。 RX3では2011年モデルにのみ採用されているブレーキレバーと一体型のベルが握るのを邪魔する位置関係にあったため取り外し。 シフター一体型のブレーキレバーの場合もバーエンドバーと干渉するかもしれません(´・ω・)_/ ブレーキレバーとグリップの内側にバーエンドバーが位置するため人差し指で操作する側のシフトレバーの出っ張りが減り、人差し指が常にバーエンドバーと接触する事になりますが、不快感は無く、意外にもシフター操作に支障は出ませんでした
バーエンドバーをグリップの内側に取り付ける最大のメリットと考えられるのが腕を体の中心に寄せる事による空気抵抗の減少ですが、実際に走ってみると内側に取り付けた事で親指を置く先端のフィット感だけは向上しましたが、ロードバイクのドロップハンドルよりも間隔の狭いバーエンドバーを握っての走行は直進安定性が著しく低下して危険。 空気抵抗の減少もクロスバイクのスピードレンジでは思ったほどの効果は無く、サイクリングロード等で延々向かい風地獄に陥った場面くらいしか役に立ちそうもありません
バーエンドバーをグリップの内側に取り付けた事によるもう1つのメリットが手を少し捻るだけでブレーキをすぐに掛けられる位置関係にある事。 外側の場合はグリップに手を戻さないとすぐにブレーキレバーを握る事ができず、ブレーキを滅多に掛けない坂道や、周囲の安全を確認したうえでの平地等、使用状況は限定されていました。 他には傷付きやすいカーボンバーエンドバーを駐輪場等で横に置かれた自転車にぶつけられるママチャリアタックを受けるリスクを減らせたり、LIXADAカーボンバーエンドバーに限らず中華カーボンのレビューでは倒れた際に折れた報告があるため、倒してディレイラーハンガーを曲げてしまうのと同じく不注意で倒すのが悪いとツッコミを入れたいところですが、倒れてしまった際に折れるほどのダメージを受けにくい位置関係にあると言ったメリットもあります
バーエンドバーを内側に取り付ける最大のデメリットは、画像の状態の組み合わせではバーエンドバーの間隔が実測でC-C(芯⁻芯)341mmと極端に狭くなったためにダンシングでバランスを取る事が難しくなり、ハンドル外側に取り付けるよりも作用点が短くほとんどパワーが出せなくなるため、本来の使用場面である坂道で使い物にならなくなってしまうのがバーエンドバーをグリップの内側へ取り付けた際の最大のデメリット。 それを知ってか知らずか? 少数派で珍しいのか? 映り込みでカーボン製と分かりにくくてもなぜか視線を集めてしまい、なんとなく恥ずかしいのもセンターバーのデメリット(´・ω・`)
坂道でダンシングしようと握った際にバランスを取りづらくなるのと比較すればそれほど大きな問題とは感じませんが、バーエンドバーをグリップの内側に取り付けた分、ブレーキレバーを握った際の手のポジションが内側へ移動してしまい、グリップの最も快適性が高い位置に手を置けなくなる事がもう1つのデメリット
手を置く位置がグリップの内側に移動してしまう問題を解決するのは簡単で、ショートグリップに交換するか、ステム側にクランプの無いグリップであれば末端をハンドソー等で短く切る事で対策可能
(´・ω・)_/ グリップ幅の狭いショートグリップに交換したクロスバイク GIANT ESCAPE RX3。 実測C-C(芯⁻芯)341mmとダンシングでバランスを取るのが難しいほど狭かったバーエンドバーの間隔は、横幅の狭いショートグリップに交換した事でロードバイクの下ハン400mm、上ハン380mのハの字タイプのドロップハンドルと同じハンドル幅である実測C-C(芯⁻芯)380mmに広がりました
このバーエンドバーの間隔であれば坂道で握っても必要最低限のバランスが取れ、ハンドル端(外側)に取り付けたのと比較すればグリップ幅の分だけ作用点が短くパワーは出ませんが、バーエンドバーを内側に取り付けた際の最大のデメリットであったダンシングでバランスが取れない問題と、ブレーキレバーを握った際にグリップの快適性の高い位置に手を置けない2つのデメリットは解消
グリップを切るのも同様の効果がありますが、ショートグリップは単純に幅が狭い分だけ軽量。 バーエンドバーの取り付けはKCNC等の超軽量バーエンドバーであっても確実にペアで46g以上の重量増となるため、デメリットが多いのを分かっていても何らかの理由でどうしてもバーエンドバーを内側に取り付けたいと考えている方には軽量化の点からもおすすめのグリップになります。 これまでバーエンドバーを内側に取り付けているのを見かけると変な目で観察していましたが、次回からはショートグリップもしくはグリップを短くしているかも確認したいと思います(´・ω・`)
クロスバイク用バーエンドバーの選び方
今回のLIXADAカーボンバーエンドバーを含め、主要な形状のバーエンドバーは一通りレビューできたので以下、用途、目的別のバーエンドバーの選び方を紹介(´・ω・`)普通のバーエンドバー
クロスバイク用のバーエンドバーでド定番なのがFoglia。 軽量な訳でもなく直径も細いので性能面では低グレードですが、6色展開の豊富なカラーバリエーションで車体のカラーリングに合わせたカスタムをしやすい事から大人気。 軽さを重視するのであればアルミよりも軽いスカンジウム製で超軽量なKCNC等を選ぶのがおすすめパワー系バーエンドバー
縦幅が長く、握った時に最もパワーが出る種類であるため、急な坂道を走る機会の多いクロスバイクにおすすめのバーエンドバー。 スタンダードな細くて丸いタイプとは異なり、同じ縦長の断面形状でも楕円、涙滴、角の無い長方形等微妙に形状に違いがあるため、売り場で握りやすさをしっかり確認してから購入するのが後悔しない選び方。 評判、価格、握った感じがしっくりきたGRUNGE(グランジ)ティアーバーエンドがおすすめエルゴノミクス系バーエンドバー
ハンドルポジションを増やし、手の痺れや手首の負担を軽減する事が可能なエルゴノミクス系バーエンドバー。 表面をラバーで覆い、手を置いた時の快適性を重視した形状をしているため、ドロップハンドルのブラケットポジションに近い使い方がメインになります。 坂道で使用するのは共通ですが、サイクリングロード等の平地で手を置くようなリラックスしたハンドルポジションで走行したい方におすすめのバーエンドバー中華カーボンバーエンドバー
装着前に解決しなければならない問題がかなりの確率であるのはLIXADAに限らず他の中華パーツと同様ですが、軽い、安い、長い、と3拍子揃っているのが中華カーボンバーエンドバー。 先端に親指を這わせる事ができるので、どうしても内側に取り付けたい方。 全長が長いので手が大きい方におすすめのバーエンドバー次の記事を読む
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コメント
承認待ちコメント
2018-12-21 23:36
No title
ステキなイブをお過ごしください~
2018-12-24 17:41 銭右衛門 URL
承認待ちコメント
2019-01-01 05:43
承認待ちコメント
2019-01-01 08:35
凄い形状!
少しばかり3DCADを齧っておりますが、
LIXADAカーボン バーエンドバーの写真は、この形状は見ただけでは何のコマンドを使って図面を引いたかわかりません・・・(_ _;)
何ともいえないしっとりとした艶とシルエットが美しいですね。シンプルなチェックの模様もお洒落です。
2019-01-05 14:50 Reveille URL
Re: 凄い形状!
2019-01-05 15:18 FUCHS URL