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衝撃吸収性の高さで非常に評判の良いクロスバイク TREK FX3以上のハンドル&グリップ BONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satelliteと、クロスバイクのグリップ交換では定番のエルゴンのグリップを比較レビュー



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GIANT ESCAPE RX3 純正グリップ

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GIANT ESCAPE RX3の純正グリップは、長距離を走っても手首や手が痛くならないよう掌(手のひら)を乗せる上面の面積を広くしたエルゴノミクスデザイン(人間工学)のグリップ。 手が痛くなる普通の丸形グリップと比較すれば何倍も良いグリップですが、コストを抑えたり、カタログ重量を少しでも軽くする目的も兼ねているのか? 必要最低限の面積しか拡張されていないエルゴノミクスタイプのグリップのため、次第に掌を置く面積の足りなさに不満を感じてきます。 それと、白いグリップは使用しているうちに自然と汚れが目立ち、見た目の汚い白いグリップは多少の盗難防止効果を期待できるかもしれませんが、ブログで車体を撮影していると必ずどこかで汚れたグリップが映ってしまい、それを回避しようと撮影する度にキレイにするのは面倒な作業

BONTRAGER inForm Satellite
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クロスバイクのグリップ交換では定番のエルゴングリップ(画像左:ERGON GR2、画像右:ERGON GS1)に交換してしまえばRX3純正グリップの不満は解消されますが、エルゴンのグリップは既にGIANT ESCAPE AIRに取り付けてブログ記事にしており、そのままRX3に取り付けてもほとんど同じ内容のレビューになってしまうため、最終的にかなり近い仕様になってしまう可能性はありますが、RX3は可能な限りAIRとは違うパーツで改造、カスタム、軽量化を楽しみたいところ


自転車ショップの初売り

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そこで今回のクロスバイクのグリップ交換はエルゴンではなく、屋外に駐輪しているためラバー(ゴム)がベタベタする等、劣化のスピードが早いミニベロ用のグリップとして2セット購入しておいたTREK FX3以上に標準装備されている専用グリップに交換

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このTREK FX3以上に採用されている専用グリップ。 数年前のショップの初売りにてメーカー放出品と思われる完成車取り外し品をアウトレットパーツやジャンクパーツと称して300円の激安で販売されていたものをストックしておいたもの。 購入価格を考えれば劣化の早い屋外に駐輪しているミニベロに取り付けても惜しくはないのですが、振動吸収性、衝撃吸収性を高く評価されている非常に評判の良いグリップのため、エルゴンよりも良いグリップの可能性もあり、なかなかグリップ交換に踏み切れず保管したままになっていました

BONTRAGER inForm Satellite
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為替の影響や店長の気まぐれ? で毎年値段が乱高下するため、今年の初売りではグリップは1800円ほどと大幅に値上がりしていましたが、以前はセットで2000円ほどしていた記憶のある専用ハンドルバーとのセットが今年は激安の500円(本来の販売価格は7900円ほど)

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専用ハンドルバー単体に至っては破格の100円。 それもそのはずで、専用グリップ以外のグリップを取り付ける事が難しいハンドルであるため、購入していったのはおそらくTREK FX3以上のオーナーだけだったと思います

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グリップを取り付けずにいたのはたまたまなので狙っていた訳ではありませんが、3~4年かかって別々に購入した未使用の専用ハンドルと専用グリップで新たにセットが1組完成。 定価換算で19700円相当のパーツを約94%OFFの1200円で購入できた計算になりますが、見た目だけなら良くて5000円程度にしか見えず、TREKの販売価格がボッタクリに思えて仕方ありません(´・ω・`)


BONTRAGER inForm Satellite グリップ 比較

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以下、左に今回交換するBONTRAGER inForm Satellite グリップ。 クロスバイクのグリップ交換では定番のERGON GS1(Sサイズ)。 GIANT ESCAPE RX3純正の白いグリップの3種類のグリップの違いを比較

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各グリップの表面を比較すると、硬さに違いのある2種類のラバー(エルゴンの表記ではソフトラバー、ミディアムラバー)が使用されているのは共通ですが、BONTRAGER inForm Satellite グリップは珍しいスケルトン(半透明)のソフトラバーが使われており、触ってみるとゴムと言うよりゲル寄りの耐震マットに近い柔らかさで、振動吸収性の高いゲル寄りのソフトラバーが左右にかなり広い面積を占めているのが特徴

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(´・ω・)_/ 裏側までソフトラバーを配置しているグリップは非常に少なく、半透明のソフトラバーが内側(ステム側)の裏面まで1周しているのはかなり珍しい仕様で、BONTRAGER inForm Satelliteは振動吸収性に重点をおいて設計されているグリップである事が伺えます

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指がかかる前面部分は中指のかかる中央辺りが盛り上がっているのに対し、ERGON GS1は外側を窪ませているのが特徴

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掌を置くための面積が少なく、GIANT ESCAPE RX3純正グリップを交換するきっかけとなった肝心の縦幅を比較。 BONTRAGER inForm SatelliteとRX3純正グリップを並べて縦幅を比較すると約10mmの違い。 前面形状に違いがあるのでフェアではありませんが、ERGON GS1と比較しても数ミリ縦幅が広いため、掌を置く面積が足りないと感じていた不満は解消される見通し(´・ω・`)

BONTRAGER inForm Satellite グリップ 重さ(重量)

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実測重量:177g

ERGON GP1(実測重量:198g)の軽量バージョンであるERGON GS1には重さで負けますが、ロックリング(クランプ)が両サイドにある快適性重視の縦幅の広いグリップの中ではBONTRAGER inForm Satelliteは優秀な重量と言えます


BONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバー

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BONTRAGER inForm Satellite グリップを取り付ける専用ハンドルは、見た目がマウンテンバイク寄りのライザーバー BONTRAGER Satellite Plus IsoZone

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路面から掌に伝わる衝撃を緩和するのにほど良い弾力を持つIsoZoneエラストマーインサートと呼ばれるサイクルグローブのパッドと同じ機能を果たす厚みのあるエラストマーゴムがハンドルの両サイドに強力な両面テープで貼り付けられているのがBONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバーの特徴

IsoZone エラストマーインサート

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IsoZoneエラストマーインサートは横幅116mmの適度な弾力を持つ厚みのあるエラストマーゴム。 2mm程度? の浅い切り込みと、くり抜かれたアルファベット部分によって表面だけ僅かに柔軟性が高く、ちょっとした2層構造のようなもの。 このIsoZoneエラストマーインサート。 TREK公式では 手への衝撃を30%近く減らす と言う事なので、昼間なら避けて走るレベルの段差を夜の暗さで見分けられず、不意に通過してしまった際に受けるものすごい衝撃を緩和するのに効果を発揮してくれそうです(´・ω・`)

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カマボコのように厚みのあるIsoZoneエラストマーインサートの衝撃吸収機能を最大限に活かすため、BONTRAGER Satellite Plus IsoZoneのハンドル端は通常の丸形ではなく、横から見た断面積の40%程度? を占めるエラストマーの厚みの分だけグリップ取り付け部分を凹ませてあり、グリップ内側の芯(筒)を変形しない丸形のハンドルで支えてもらう事が前提の設計になっている通常のグリップは正しく使用できず、エラストマーが変形しても問題の無い専用設計のBONTRAGER inForm Satellite グリップのみが正常に機能する構造

BONTRAGER inForm Satellite グリップの内部

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BONTRAGER inForm Satellite グリップの内部を見てみると、プラスチック製の筒が芯として使われているため光が差し込まず、本来なら真っ暗にしか撮影できないはずのグリップの内側ですが、クランプのある両端を除いてIsoZoneエラストマーインサートが接する1/4程度の範囲は芯(筒)がくり抜かれており、半透明のソフトラバー部分から光が差し込んで内側を確認する事ができます。 この芯(筒)が無い部分に限り、路面から強い衝撃が掌に加わった際にIsoZoneエラストマーインサート部分までグリップ表面が凹んで衝撃を吸収する仕組み

IsoZone専用エンドプラグ

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エンドプラグ(エンドキャップ)は通常の差し込むタイプではなく、凹ませたハンドル端の形状を丸形にするための専用設計。 黒い見た目でズッシリ重そうに見えますが、アルミ製なのでエルゴンの樹脂製のエンドキャップと同じ重量だったのは意外(´・ω・`)

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凹んでいるBONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバーの端に専用エンドキャップを乗せると、グリップを固定するためのクランプ部分だけ丸形になり、グリップを固定できる仕組み。 従って、グリップの固定クランプが緩まない限りは走行中にいつの間にかエンドキャップを紛失してしまう心配がありません


GIANT ESCAPE RX3 グリップ交換方法

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BONTRAGER inForm Satellite グリップそのものは専用ハンドルのBONTRAGER Satellite Plus IsoZone以外のハンドルにも取り付ける事が可能なので、まずはGIANT ESCAPE RX3のグリップだけ交換して使用感をインプレ

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RX3の純正グリップはロックオングリップ(ボルトで固定するタイプのグリップ)。 裏側にあるボルトを六角レンチで緩めたら、引き抜くだけで取り外せます(撮影のため、グリップとバーエンドの上下を反転させています)

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グリップとバーエンドの取り外しが完了

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あとは逆の手順でグリップ、バーエンドの順番でハンドルに取り付けたら、外側から順番に固定ボルトを締めていきます。 バーエンドのボルトを締めた後にグリップのボルトを締めますが、BONTRAGER inForm Satellite グリップはクランプが両端にあるダブルボルトタイプ。 外側に使われているボルトの方が太く、固定力の大きい太いボルトから固定する事で取り付け時のねじれを最小限に抑えられるため、この場合は外側の太いボルトを先に締めてから内側の細いボルトを最後に固定するのが正しいボルトの締め方になります

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クロスバイク GIANT ESCAPE RX3のグリップ交換が完了(´・ω・`)


BONTRAGER inForm Satellite グリップ レビュー

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BONTRAGER inForm Satellite グリップは、ソフトラバーとミディアムラバーのダブルコンパウンドで構成されており、半透明でゲル寄りの柔らかさのソフトラバー部分がERGON GS1、GINAT ESCAPE RX3純正グリップと比較して最も柔軟性が高く、グリップを握るのをためらうような荒れた路面の舗装でも掌への不快な振動をあまり感じず、振動吸収性能においてERGONグリップ(GP1)よりも上の快適性で、サイトによってはカーボンハンドルにも勝る等と各所で異様に評価が高かった事に納得。 予想していなかった効果もあり、夏場の強烈な日差しを受けてもグリップが高温にならないのは白いグリップだけかと思っていましたが、着色されていない半透明部分も同様に高温にならない事が判明

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(´・ω・)_/ グリップを取り付けた際に黄色い丸で囲った辺りを指で押してみると、グリップの内側とハンドルが密着しておらず、内部に1mm程度? の空間が広がっている事が判明したので気になっていたのですが、実際に走行してみると握って密着しているため全く気にならず無駄な心配でした。 この内部の隙間にはちゃんと理由があり、密着している場合はソフトラバーの内側とハンドル表面でかなりの抵抗が生まれてしまい、ハンドルへの取り付けが困難になる事から若干の隙間が意図的に設けられている模様

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それほど気になるものではありませんが、矢印部分に感じる微妙な圧迫感。 GINAT ESCAPE RX3純正グリップから交換して縦幅が約10mm広がった影響もありますが、グリップ単体ではエルゴノミック(人間工学)グリップとしての完成度が低いのか? もう少し傾斜を急にしてくれると掌の形状に合う気がします。 BONTRAGER inForm Satellite グリップで特徴的な半透明なソフトラバーが1周している内側部分は、普通の手の大きさであれば親指と人差し指が快適性の高いソフトラバー部分に触れていると考えられ、手が小さめなのでサイズ的にはERGONグリップのSサイズに相当するこのグリップですが、残念な事に人差し指が丁度ソフトラバーとミディアムラバーの境目にかかります。 他に走行中は快適性に貢献していて全く気にならないのですが、ダブルボルトでグリップを固定しているにも関わらず体重を乗せるとたわむ(しなる)黒いミディアムラバーの出っ張り部分。 快適性を重視してあえて剛性を低くしているのか? ただの強度不足かを判断するため分解

BONTRAGER inForm Satellite グリップ 分解

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BONTRAGER inForm Satellite グリップ外側に位置するクランプを分解し、近い構造のERGON GS1(画像右)との違いを比較。 エルゴングリップのようにラバーに覆われていない剥き出しの芯(筒)部分をクランプで締め付けてグリップを固定する構造であれば、体重を乗せてもあまりたわんだりする事はないはずですが、BONTRAGER inForm Satellite グリップ(画像左)はクランプ部分に芯(筒)が存在せず、1/4程度くり抜かれている強度の低い芯(筒)の影響もあり、グリップそのものがねじれやすい構造である事が判明

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グリップ外側のクランプがどうやって掌の体重を支えているかと言うと、ボルトが入る辺りを厚めにして強度を確保し、ここに掌の加重の大半が集中する構造。 オマケにクランプを締めても遊びが若干あるので、たわみ、ねじれが発生して当然の設計。 ERGON GS1は芯(筒)そのものをクランプで締めてハンドルに固定しているので、厚くする必要が無く非常に薄くできています

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BONTRAGER inForm Satellite グリップ内側のクランプ部分。 ステム側は普通のグリップ同様に剥き出しの芯(筒)部分をクランプで締め付ける構造になっているので、外側のクランプ部分に剥き出しの芯(筒)が存在しないのは設計ミス(欠陥)としか言い様がありませんが、走行中はたわんで黒いミディアムラバー部分に快適性をもたらしているため、全く問題に感じなかったりします(´・ω・`)


GIANT ESCAPE RX3 ステム交換 ハンドル交換

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BONTRAGER inForm Satellite グリップのみの性能はレビューを終えたので、続いて本題のBONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバーに交換するため、GIANT ESCAPE RX3純正ハンドルの交換作業

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先程と同様の手順でバーエンド、グリップ、ブレーキレバー、シフターを取り外し

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最後にステムのボルトを緩めてハンドルを引き抜いたらGIANT ESCAPE RX3純正ハンドルの取り外しが完了

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クロスバイク GIANT ESCAPE RX3純正ハンドルはクランプ径25.4mm。 交換するBONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバーの規格はオーバーサイズのハンドルクランプ径31.8mm。 RX3純正ステムのままではサイズが合わず取り付ける事ができないため、ステムも取り外して31.8mmのハンドルに対応した超軽量ステムに交換して軽量化を行います

GIANT ESCAPE RX3 ステム交換

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交換するステムはアルミの中では超軽量ステムに分類されるDIXNAフォークステム 100mm(ブラック)。 近い価格帯にもう少し軽量なTNI Helium17がありますが、店頭で手に取って確認すると心配になるくらいの薄さとステム用としてはボルトが細すぎる等のレビューがあり、ヒルクライム用ならともかく、ママチャリ代わりのクロスバイク用としては信頼性、耐久性における評判がパッとしなかったので、通算3本目のDIXNAフォークステム購入となりました

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DIXNA フォークステム 100mm(ブラック)
実測重量:102g

GIANT ESCAPE RX3純正ステム90mmからDIXNAフォークステム100mmに交換して58gの軽量化

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GIANT ESCAPE RX3純正ステムからDIXNAフォークステムに交換したら、気を付けなければならないのがトップキャップボルトとステムのボルトを締める順番

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コラムスペーサーとトップキャップを取り付けたら必ずトップキャップのボルトを最初に締め、その次にフロントタイヤとステムの向きが一直線になるように調整してからステムのフォークコラム側のボルトを締めます。 初心者の頃、ロードバイクの仕組みをあまり理解しておらず、なんとなくフロントフォークがガタガタするのでボルトが緩んでいるのかと思っていたら、ボルトを締める順番を間違えていたためにフレームとフロントフォークが接するヘッドチューブ上下に隙間ができてガタガタしていた事があったのはナイショ(´・ω・`) 続いて交換するハンドルの重さを比較

BONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバー 重さ(重量)

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実測重量:306g(580mm)

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実測重量:319g(620mm)


GIANT ESCAPE RX3純正ハンドル(580mm)からBONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバーに交換すると48gの重量増。 クランプ径の違いによるサイズの影響も若干ありますが、おそらくIsoZoneエラストマーインサートを貼り付けるハンドル端を変形させる際に、肉厚の薄いパイプだと割れたり穴が空いたりして不良品が出てしまう関係から厚みのあるハンドルを採用せざるを得ないのかもしれません。 超軽量ステムに交換して50g以上の軽量化ができていましたが、最終的に10gの軽量化に(´・ω・`)

GIANT ESCAPE RX3 ハンドル交換 グリップ角度

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ハンドルの取り付け作業そのものはハンドルをステムに通すだけの簡単な作業ですが、DIXNAフォークステムはクランプとステム本体の2つに分割できない1ピース構造の超軽量ステム。 そのためクランプ径を超えるエアロハンドルのみ装着できない事は把握していましたが、フラットバーハンドルとは違いBontrager Satellite Plus IsoZoneは曲がり(段差)のあるライザーバー。 DIXNAフォークステムとライザーバーの組み合わせ(相性)による使用例は情報が無く、下手をすると曲がりのある部分が引っ掛かり、取り付けられない可能性がありましたが、若干引っ掛かりはしたもののギリギリ通す事ができ、無事ハンドルの取り付けが完了

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あとはシフター、ブレーキレバーの順にハンドルに取り付けていきますが、手が汚れていないにも関わらずグリップを取り付ける直前でIsoZoneエラストマーインサートが汚れる不可解な現象が発生。 幸いパーツクリーナーで落とせる汚れだったので問題にはなりませんでしたが、原因を調べてみると犯人は走行中に蓄積していったと思われるブレーキレバーのクランプ内側に付着していた汚れ。 普通のハンドル交換であれば汚れても目立ちませんが、Bontrager Satellite Plus IsoZoneの白いエラストマーは汚れが目立ちやすいので、クロスバイクTREK FX3以上のオーナーさんはグリップ交換の際に注意しましょう(´・ω・`)

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BONTRAGER inForm Satelliteグリップを取り付けたら、ヤスリ目のない中央にIsoZoneのロゴを見えるようにするのがTREK側が想定しているデザイン上のグリップの正しい取り付け角度

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最後に専用エンドプラグの下に1ヶ所ある凹部分とグリップ外側のクランプにプリントされている目盛りを利用してグリップ角度を左右均等に整えますが、目盛りの端に合わせてグリップを固定すると衝撃を受けて凹むはずのエラストマーに対してグリップの芯(筒)のある部分が多く接してしまい、衝撃吸収機能と芯(筒)の耐久性の面から見ればあまりオススメできる取り付け角度ではなくなるため、基本的には目盛りの中央に合わせざるを得ないあまり融通の利かない仕様なのが少々残念

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(´・ω・)_/ ハンドルへのグリップの取り付け角度は若干動かしても大丈夫ですが、エラストマーの衝撃吸収性を考えるとグリップの取り付け角度は実質動かせない設計とも言えるので、グリップの取り付け角度を好みになるように調整するにはステムのクランプでハンドルそのものの取り付け角度で調整するしか方法がなく、調整が終わると正面から見てハンドルの両端が上がっているV字状態に。 本当はフラットに仕上げる予定がグリップとIsoZoneエラストマーの衝撃吸収機能を優先させるためにV字になってしまいましたが、ライザーバーなので案外これで正しい可能性もあります


BONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satellite レビュー

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BONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバーにBONTRAGER inForm Satellite グリップと専用エンドプラグを取り付けた状態が本来の仕様で、やたらと長い正式名称になるBONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satelliteをレビュー

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走り始めてすぐに気付いたのはハンドルの高さがサドルよりも高くなってしまった事。 クロスバイク GIANT ESCAPE RX3純正ステムの角度はおそらく一般的な83度/7度くらい。 交換したDIXNAフォークステムは77度/13度でステム交換によってハンドル高さは下がっていますが、ハンドル交換でフラットバーから25mm段差の付いたライザーバーに変わり、グリップ角度を優先したハンドルの取り付け角度によってハンドル端にかけて全体がV字になった効果も大きく、BONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satelliteを取り付けた結果ハンドル高さがセンチ単位で上昇

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ハンドル端が上がってV字に変化した効果で、フラットバーにBONTRAGER inForm Satellite グリップを取り付けた際に中央になんとなく感じていた圧迫感が解消していたので、ライザーバーの取り付け角度は意外に正しかったのかもしれません。 ライザーバーの効果か? ハンドル高さの上昇? による影響か分かりませんが、これまで使用していたGIANT ESCAPE RX3純正ハンドル(フラットバー)と比較して明らかにハンドルの操作感がマウンテンバイク寄りに変化している事にも気付きます

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これはこれで同じ車種に乗っているとは思えない全く別の自転車に乗っているようで面白かったのですが、クロスバイクはハンドルとサドルの高さを最低でもフラットくらいにして乗りたいもの。 ステムの上にコラム(スペーサー)が突き出て見た目が悪くなるのは分かっていましたが、費用をかけずにハンドル高さを変更する方法はステムの取り付け位置を下げるしかないため、ステムの取り付け位置をスペーサーの1番下に変更。 するとグリップ交換、ハンドル交換を行う前のGIANT ESCAPE RX3の最初のハンドリングに戻り、ライザーバーの特性とは一切関係無く、単純にハンドルが高くなって路面からの距離が遠くなった効果による操作感の変化だった事がマウンテンバイク寄りと感じる原因でした(´・ω・`)

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ステム交換、グリップ交換、ハンドル交換をしたクロスバイク GIANT ESCAPE RX3。 バーエンドを追加した最初の仕様。 途中でグリップ交換だけを行った3バージョンを比較してBONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satelliteをレビュー。 パッと見での1番の違いはバーエンドの有無。 ハンドル端を丸形にする専用エンドプラグの長さはグリップのクランプを固定するだけの長さしか無く、装着していたバーエンドはエンドキャップを兼ねたハンドル端をスッポリ包む構造になっているため、BONTRAGER Satellite Plus IsoZoneハンドルバーへの取り付けは不可能。 エンドキャップを兼ねないバーエンドであればグリップよりも内側に通す事で取り付け可能ですが、基本的には別売りのBONTRAGER Satellite Plus IsoZone バーエンドアダプターを利用して装着する事になります

BONTRAGER Satellite Plus IsoZone バーエンドアダプター 参考
画像1 画像2 画像3

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2つ目の違いはBONTRAGER inForm Satellite グリップの半透明部分からIsoZoneエラストマーが透けて白く見える事。 幸いな事に白いフレームのGIANT ESCAPE RX3で色が統一できているので、カラーリングのバランスが崩れていないのは嬉しいポイント。 グリップのみ交換している場合は何とも言えない微妙な色になっています

BONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satelliteの衝撃吸収性能

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BONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバーに交換した肝心の乗り心地ですが、歩道と車道の段差以外を普通に走っただけではほんの少し良くなったかな? 程度の効果しか感じられず、TREKのデータでは 手への衝撃を30%近く減らす の内の20%がBONTRAGER inForm Satellite グリップ(ソフトラバー部分)による効果で、残りの10%がBONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバーのIsoZoneエラストマーによる衝撃吸収効果のように思えたのですが、最も衝撃吸収性能を発揮した路面はママチャリよりも空気圧の高いクロスバイクやロードバイクでは極端に乗り心地が悪化する丸い滑り止めのある下り坂

下り坂は普段、丸い滑り止めの少ない路面の繋ぎ目付近や路側帯の白線があればその上をノロノロ走って不快な振動と衝撃が少なくなるように走行していましたが、GIANT ESCAPE RX3のハンドル交換後はママチャリ同様に普通に走っても問題ないくらいに手に伝わる衝撃が減少しているのが分かり、BONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバーのIsoZoneエラストマーの衝撃吸収性能の高さを実感

普通の路面ではBONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバーのIsoZoneエラストマーの衝撃吸収効果をほとんど感じる事は無く、TREKのデータを大きく上回ってしまいますが 滑り止めのある下り坂であれば体感的には80%程度衝撃を吸収しているように感じられるため、乗り心地の良さ、衝撃吸収性能の高さにおいては当ブログでも高評価。 ただ、乗り慣れてくると衝撃吸収性能の高さに路面状況を勘違いして荒れた路面を突っ走ったりと、車体を労わった走行ができなくなってしまい、ホイールであれば振れが発生しやすくなったり、フレームやパーツの寿命を短くしてしまう可能性がゼロではないのが乗り心地の良さと引き換えに、デメリットの1つとして挙げられます

衝撃吸収性能の前後バランス

もう1つのデメリットは前後で極端に違いのある乗り心地(快適性)の差。 ハンドル側(腕側)だけ大幅に快適になるため手からの疲れが激減するのは間違いありませんが、路面の凹凸による衝撃に対する前後バランスが非常に悪く、通常であれば仮にフロント:5、リア:5と感じる衝撃が、BONTRAGER Satellite Plus IsoZone & inForm Satelliteによって計算上はフロント:1、リア:5と仮に感じるはずですが、極端にフロントだけ快適になっているため、ハンドル(フロントタイヤ)から伝わってくる衝撃の度合いを元に判断するコンマ数秒遅れでやってくるリアタイヤからの衝撃に体側の無意識での備えが適格に行えず、体感ではフロント:1、リア:7~8くらいの衝撃に感じてしまうため、衝撃吸収性能の前後バランスの悪さは走る距離に関係なくストレスと感じる問題。 この問題を解決するためにTREKのクロスバイクについて調べてみると、2014モデルまでのTREK FX5にはフレームのシートステー部分にIsoZoneが組み込まれていましたが、現在は仕様が変更されてしまい、代わりにエラストマー付きのサドルが採用されていました

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このままBONTRAGER Satellite Plus IsoZoneハンドルバーを使い続ける場合は、我慢して慣れるか以前使っていたゲル入り、エラストマー入りのサドル、サスペンションポスト等に交換するしか解決方法が無さそうです(´・ω・`)


TREK FX2 FX3 どっちを購入する?

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よくあるテーマの1つに、クロスバイク TREK FX2とFX3で迷ったらどちらを購入したら良いか? が書かれたブログを見かけます。 実際に購入していない。 試乗すらしていない人がカタログスペックだけで判断してそれらしい事を書いている事がほとんど(一部のショップを除く)で、中にはTREK FX3からBONTRAGER inForm Satellite グリップが付いているので絶対にFX3以上がオススメ等と書かれているブログもあり、今回実際にGIANT ESCAPE RX3のハンドルとグリップを交換してインプレしてみましたが、振動吸収性、衝撃吸収性に対する性能、評価はエルゴン以上に高いものの、分解して構造を確認するとクランプに設計ミス(欠陥)が見つかり、振動吸収性能、衝撃吸収性能だけにスポットを当てた評判が1人歩きをしているのが現状でした

BONTRAGER Satellite IsoZone City グリップ

そんなBONTRAGER inForm Satellite グリップの改良版が、新型のBONTRAGER Satellite IsoZone City グリップ。 旧型で問題のあった取り付け方法は、芯(筒)をしっかり両サイドでクランプするタイプに変更され、防振性能の高いゲル寄りのソフトラバーの面積も大幅に拡大。 補修用のアフターパーツとして店頭で売られていますが、今のところ標準装備されているTREK FXシリーズは先行販売されている2019 TREK FX3 Discのみなので、グリップに問題のある2018モデルまでのTREK FX2とFX3で迷ったら、別のメーカーのクロスバイクを

2019モデル以降であればBONTRAGER Satellite IsoZone City グリップの付いたTREK FX3 Discがオススメになりますが、BONTRAGER Satellite Plus IsoZone ハンドルバーは300gオーバーの重量級ハンドルだったり、ハンドル幅が広すぎた場合にカットすると、せっかくのIsoZoneエラストマーの範囲が狭くなる等普通のハンドルには無い別の問題がいくつかあります。 BONTRAGER Satellite IsoZone City グリップのソフトラバーは旧型と同等の振動吸収性能があるはずなので、TREK FXシリーズ向けだけではなく、普通のハンドル用にグリップの芯(筒)の1/4に穴を開けていないモデルが販売されれば、クロスバイクのグリップ交換では定番のエルゴングリップの牙城を崩せるかもしれません

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ひとまずGIANT ESCAPE RX3純正グリップで不満に感じていた掌を置く面積の不足と汚れが目立つ問題はこれで解決しましたが、新たにステムの上にスペーサーが山盛りになる問題が発生。 見た目が悪いので、早めに解決したいところです(´・ω・`)

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