FOCUS IZALCO TEAM REPLICA インプレ
エントリーモデルのロードバイクであるルイガノCENを購入してからおよそ1年。 必要最低限の知識は身に付いたので、そろそろステップアップのために別のロードバイクを購入しようと非常に評判の良いキャノンデールCAAD10をメインに購入候補の実物を見にキャノンデールを扱っているショップへ
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ルイガノCENはコンフォート系のエントリーモデル(初心者向け)のジオメトリーであるため、ヘッドチューブが長く、フォークコラムも他のメーカーより長く残されており、ハンドルが他のロードバイクの平均よりも高い位置にあるため、ヘッドチューブが短くハンドル位置が非常に低いキャノンデールCAAD10を購入した場合、ハンドルの低さに慣れるまでは体が辛いかもしれない? と、考えながら店内を見て回っていると、SRAM FORCE仕様のFOCUS IZALCO TEAM REPLICAと言う車種が大幅に値引きされています。 人気があるのであまり値引きされていない軽量アルミフレーム&カーボンフォークのキャノンデールCAAD10はいつでも購入できますが、FOCUSについては円高とセールで
Wiggleで約10万円で購入できるフルカーボンロードとして一躍有名になったFOCUS CAYOについてしか知識がなかったため、もしかするとキャノンデールCAAD10よりもFOCUS IZALCO TEAM REPLICAの方がお買い得かもしれない? と、FOCUS IZALCO TEAM REPLICAの評価、評判、インプレ等のデータを収集するために戦略的撤退(帰宅)(´・ω・`)
仮にSRAM FORCEがフルアッセンブルされているFOCUS IZALCO TEAM REPLICAを購入した場合、コンポーネントをSRAM化して大幅に軽量化しようと購入しておいたSRAM FORCEより1つ下位グレードのSRAM RIVALのダブルタップレバーとリアディレイラーが不要になり、コンポーネントの交換作業をしなくて済む事。 ダウンチューブが太いFOCUS IZALCO TEAM REPLICAの方がフレームデザインが好み。 大人気のキャノンデールCAAD10とは違い、他人と被らなそう。 乗り心地が少し硬いと言われている以外は、フルカーボンフレーム、軽量なSRAM FORCEのコンポーネント、ブラック&ホワイトのカラーリング、重量など、キャノンデールCAAD10よりもFOCUS IZALCO TEAM REPLICAの方に良いポイントが多いので、FOCUS IZALCO TEAM REPLICAを購入する事に決定(´・ω・`)
翌日、手付金を支払い、受取予定日(納車日)を決めて帰ります。 2~3日後に連絡があり、「 調整が終りましたのでいつでも引渡しOKです。 ペダルが付属しませんので、店内で購入するか持参して下さい 」 との連絡。 田舎ではないので赤信号で停まる回数が非常に多く、とりあえずロードバイクやクロスバイク用では定番と言われるフラットペダルを1つ持っておきたかったので、使い勝手優先でフラットペダルのWellgo LU-C16を購入して取り付けてもらいます。 車体購入時であれば、他店で購入したペダルの取り付けであっても工費は無料なのね(´・ω・`)
FOCUS IZALCO TEAM REPLICA購入後の帰り道、白くてキレイな状態のバーテープを巻いたロードバイクを見ると、「 購入したばかりの新車かな? 」、「 白って汚れそう 」 と思いながら視線を合わせないようについつい自分もチラチラ見てしまうので気持ちは理解できますが、ほぼブラックで構成されているルイガノCENと比較して、あきらかにチラ見(視線)されている回数が増えているのを肌で感じます
(´・ω・)_/ 手順書裏側にホッチキスでくっついていた金属製のスリットの入ったストローの様なもの。 フレーム内を通るフロントディレイラーのワイヤーを出口へとガイドするための専用工具と思われます
似た様なカラーリングは他のメーカーにも存在するので、割と定番なフレームカラーの模様(´・ω・`)
SRAM FORCE ダブルタップレバー
シマノのSTIよりもはるかに軽量なSRAMのダブルタップレバー。 レバーはカーボン製
ブラケットが若干モッコリしていた感触があったのでブラケットカバーをめくってみると、案の定ブラケットごと巻いてしまうハンドルとの境目で段差を感じる適当な巻き方。 あとでハンドル部分との段差感を解消するために巻き直しますが、段差感が解消されなければドロップハンドル用のジェルシートを導入してみようかと(´・ω・`)
FOCUS IZALCO バーテープ
FOCUS IZALCO TEAM REPLICAに巻かれていたバーテープはベネフィット ウェットタイプのホワイト。 グリップ感とクッション性が良さそうだったので、偶然にも全く同じバーテープでルイガノCENを定番のブラック、レッドにしようと購入してありましたが、色が合わないためこれも無駄に(´・ω・`)
FOCUS IZALCO ステム トップキャップ(ヘッドキャップ)
ステム FSA OS 190(90mm)
コラムスペーサー FSA 5mm×8
ヘッドキャップ(トップキャップ)はFOCUS IZALCO TEAM REPLICAで唯一外見からカーボンを認識できるパーツ
FOCUS IZALCO ヘッドチューブ マイクロアジャスター
ルイガノCENには装着されていなかったシフトワイヤーのテンションを微調整するためのアジャスター(ジャグワイヤー)。 ワイヤーの初期伸びや、出先で変速の調子が悪い時に回して調整するためのパーツですが、ハンドルを切るとマイクロアジャスターがお互いに擦れて白い塗装が徐々に剥げてしまうのが難点。 リアディレイラー本体にもアジャスト機構は備わっているので、リアディレイラー側だけ取り外してしまうか、塗装が剥げない位置関係を探りたいところ(´・ω・`)
FOCUS IZALCO フロントフォーク クイックレリーズレバー
フロントフォークはフルカーボンの3T FUNDA PRO。 レース向けのフロントフォークのためか、正面から見ると空気抵抗が少なそうなやや薄い見た目ですが、真横から見るとエンドまで幅の広い剛性重視と思われるフォルム。 実測重量は379g(サイズ不明)との事。 DT SWISS R1900のクイックリリースは極めて普通(´・ω・`)
FOCUS IZALCO タイヤ チューブ
タイヤはコンチネンタル グランプリ 700×24C。 24Cはなかなか耳にしないので珍しいかも(´・ω・`)? チューブもコンチネンタル
FOCUS IZALCO サドル シートポスト
サドルはクッション性重視の座り心地が良いフィジーク アリアンテ デルタ。 シートポストはFSA SL-250(27.2mm)。 どちらもFOCUS IZALCO TEAM REPLICAのカラーリングに合わせたブラック&ホワイトのパーツ
FOCUS IZALCO シートクランプ
シートクランプは両サイドから2本で締めるフレーム(シートチューブ先端)に優しい縦幅のあるダブルボルトのシートクランプ。 ダブルボルトのシートクランプは左右から少しづつ締めていくのが基本ですが、勘に頼って指定トルク以上で締めてしまっていたりするとフレームが割れる恐れがあるので、トルクレンチを用意しておきたい所。 サビっぽく見えるのは茶色いグリス(´・ω・`)
FOCUS IZALCO リアブレーキケーブルの出口
リアブレーキケーブルの出口がトップチューブのわりと後方にあるので、リアブレーキまでR(曲線)が結構キツめ。 10mm前後アウターケーブルをカットし、Rを緩やかにしてブレーキレバーの引きを軽くしたい所
FOCUS IZALCO キャリパーブレーキ
SRAM FORCEのキャリパーブレーキ。 影になっているので分かりにくいですが、ブレーキシューには高性能なブレーキシューで有名なSWISS STOPのグリーンが装着されています
FOCUS IZALCO フロントディレイラー
SRAM FORCE フロントディレイラー。 どこで読んだか忘れましたが、Redのフロントディレイラーはペラペラに薄いのでおすすめできないらしく、FORCEの方が強度があるんだとか。 フレーム出口からフロントディレイラーまでのインナーワイヤーはフレームから出た後、リアタイヤが路面から巻き上げる汚れが付着しない様に、薄いゴム製のカバーにより保護されています
FOCUS IZALCO チェーンドロップキャッチャー
FOCUS IZALCO TEAM REPLICAにはチェーンの脱落時にフレームを傷から守るチェーンキャッチャーやチェーンウォッチャーと呼ばれるパーツが最初から装着されているのは嬉しいポイント。 メーカーは不明ですが、TOKEN TK375と同じモノに見えます
FOCUS IZALCO BB30 クランクセット
ビートボックスと呼ばれるボリュームのあるBB周りに、SRAM FORCE(BB30) コンパクトクランク 50/34T PCD110がアッセンブルされています
ペダル
ペダルはとりあえず購入した定番フラットペダルのWellgo LU-C16(ブラック)
FOCUS IZALCO チェーン/チェーンステー
チェーンはSRAM X10(10速)。 2012年モデル(画像右)からは2011 FOCUS IZALCO TEAM SLと同じ金型になり、チェーンステー部分もインターナルケーブルになりましたが、2011年モデルまでのFOCUS IZALCO TEAM REPLICA、PRO1.0、PRO2.0はアウターケーブルがむき出しのまま通ります(´・ω・`)
FOCUS IZALCO スプロケット
SRAM PG-1070(FORCE)
11-12-13-14-15-17-19-22-25-28T(10速)
カタログ記載は12-25Tですが、なぜか11-28Tが付いていました(´・ω・`)
FOCUS IZALCO リアディレイラー
SRAM FORCE リアディレイラー。 シマノで言えばアルテグラ相当のFORCEですが、デュラエース以下に使われている抵抗の大きいブッシュ式のプーリーとは違い、SRAMは最初からベアリングの入ったプーリーが採用されているのは良いポイント
FOCUS IZALCO リアエンド
リアエンドの位置は見ての通り、コラテックのLPCの様にチェーンとチェーンステーが干渉するのを防ぐ位置関係にはなっていないので、エンド部分を三角形にせず少し上に伸ばしているのは振動の吸収や快適性のみを向上させる設計と思われます
FOCUS IZALCO その他
フロントフォーク内側、シートポスト後方、シートチューブ側面にある黄色い部分は新車時に貼られている注意書き等のシール。 BB部分の黄色いシールは防犯登録。 「 BBの底に張るのが目立たなくてオススメですよ 」 と言われたので、今回はここに貼ってもらいました
リムテープを含む前後合計2059gの鉄下駄ホイールでした(´・ω・`)
これまで試乗した中で最高にガッチガチに硬くて拷問レベルだったのは、プロの選手も乗るKOGA MIYATA Full Pro2 Light。 プロ選手のパワーにフレームが負けないためには、乗り心地を犠牲にしてもここまで剛性を高くする必要があるのか~と、あまりの硬さに驚いたものです
FOCUS IZALCO TEAM REPLICAはそれに次ぐ剛性感があり、路面の凸凹であまりにも体力が奪われるため、雑誌に載っていた 「 空気圧を高くし過ぎて乗り心地を悪化させている人が多い 」 と言う記事を思い出し、 体重、タイヤ幅別の空気圧表を参考に自分の体重に合わせて大幅に空気圧を下げてみると、高弾性なUDHMカーボンが使用されていても乗り心地はカーボンフレームとしては少し硬目程度に抑えられており、他のブログ等のインプレと同じカーボンフレームとしては少し硬い部類という評価に納得。 アルミフレームからカーボンフレームに変わった事で、路面から伝わる細かい振動の大半はカットされ、走行後の疲れがアルミフレームよりもあきらかに減ったのを実感
フルカーボンのFOCUS IZALCO TEAM REPLICAと、フォークまで全てアルミのルイガノCENを比較すると、スピード、加速、車重、カーボンの特性による細かい振動の吸収力、ホリゾンタルフレームのカッコ良さ等においてはルイガノCENが劣ると言わざるを得ませんが、ルイガノCENのフレームはトップチューブがアーチ状になっていたり、スローピングフレームなので長めに出せるシートポストのしなりを得られたり、シートステーとシートチューブの接合箇所がトップチューブの先端より少し下にずらされているためシートチューブのしなりも得られたりと、いたる所に乗り心地を良くする工夫が凝らされており、空気圧を最大規定値近くまで入れていても快適に走る事が可能な面もあるので、乗り心地重視のコンフォート系ロードバイクとして見るのであればルイガノCENはなかなか優秀なロードバイクだった事が判明(´・ω・`)
ベンドフォークは衝撃を吸収する際に前後方向にしなる事でホイールベースが変化し、フォーク先端が細かく動いているのが伝わってきますが、3T FUNDA PROはホイールベースがほぼ変化しないストレートタイプのカーボンフロントフォーク。 横から見たエンドまでのフォークの幅が広いデザインで前後左右に剛性が高く、路面の凹凸でもホイールベースがほぼ変化しないために狙ったラインで走りやすく、正面から見るとハの字になっている事でキャノンデールCAAD9のアワーグラスシートステーの様に下方向からの突き上げや衝撃は緩和してくれています。 単品で購入すると結構お高いカーボンフォークなのね(´・ω・`)
キャノンデール、ピナレロ、ビアンキ、GIANT、FELT等は良く走っているのを見かけますが、FOCUSはたま~に見かける程度
他人と車種が被らないのは良い事でもありますが、カラーパーツのチョイスやカスタムの参考になる画像がなかなか見つからないのが難点。 サイズこそ違いますが、全く同じFOCUS IZALCO TEAM REPLICAに出会ったのはこの時の1度きり。 ホイールをカンパニョーロ ZONDAにしたり、サドルを、TIOGA スパイダーツインテールの偽物に交換するとこんな印象に変わるのね(´・ω・`)
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ルイガノCENはコンフォート系のエントリーモデル(初心者向け)のジオメトリーであるため、ヘッドチューブが長く、フォークコラムも他のメーカーより長く残されており、ハンドルが他のロードバイクの平均よりも高い位置にあるため、ヘッドチューブが短くハンドル位置が非常に低いキャノンデールCAAD10を購入した場合、ハンドルの低さに慣れるまでは体が辛いかもしれない? と、考えながら店内を見て回っていると、SRAM FORCE仕様のFOCUS IZALCO TEAM REPLICAと言う車種が大幅に値引きされています。 人気があるのであまり値引きされていない軽量アルミフレーム&カーボンフォークのキャノンデールCAAD10はいつでも購入できますが、FOCUSについては円高とセールで
FOCUS IZALCO 性能 評価
・軽量高剛性のハイモジュラスユニディレクショナルカーボン(高弾性単一方向性カーボン)を採用
・カーボンフレームとしては少し硬い乗り心地
・他社のカーボンフレームと比較して、頭1つ漕ぎ出しが軽く加速が良い
・フレームはPRO、TEAM REPLICA 共通
・ペダルなし重量7.5kg(フレームサイズ54のカタログ重量)
・IZALCOはスプリントレース向き(CAYOはロングライド向き)
・理想のジオメトリー?
・2011年モデルまではハイモジュラスユニディレクショナルカーボンを採用していたが、2012年モデルからカーボンのグレードがダウン
・ホイールはハブの回転に定評のあるDT SWISS社製
・FOCUS IZALCO PRO インプレ
・カーボンフレームとしては少し硬い乗り心地
・他社のカーボンフレームと比較して、頭1つ漕ぎ出しが軽く加速が良い
・フレームはPRO、TEAM REPLICA 共通
・ペダルなし重量7.5kg(フレームサイズ54のカタログ重量)
・IZALCOはスプリントレース向き(CAYOはロングライド向き)
・理想のジオメトリー?
・2011年モデルまではハイモジュラスユニディレクショナルカーボンを採用していたが、2012年モデルからカーボンのグレードがダウン
・ホイールはハブの回転に定評のあるDT SWISS社製
・FOCUS IZALCO PRO インプレ
仮にSRAM FORCEがフルアッセンブルされているFOCUS IZALCO TEAM REPLICAを購入した場合、コンポーネントをSRAM化して大幅に軽量化しようと購入しておいたSRAM FORCEより1つ下位グレードのSRAM RIVALのダブルタップレバーとリアディレイラーが不要になり、コンポーネントの交換作業をしなくて済む事。 ダウンチューブが太いFOCUS IZALCO TEAM REPLICAの方がフレームデザインが好み。 大人気のキャノンデールCAAD10とは違い、他人と被らなそう。 乗り心地が少し硬いと言われている以外は、フルカーボンフレーム、軽量なSRAM FORCEのコンポーネント、ブラック&ホワイトのカラーリング、重量など、キャノンデールCAAD10よりもFOCUS IZALCO TEAM REPLICAの方に良いポイントが多いので、FOCUS IZALCO TEAM REPLICAを購入する事に決定(´・ω・`)
SRAM RIVAL シマノ 105 実測重量 比較
リアディレイラー
翌日、手付金を支払い、受取予定日(納車日)を決めて帰ります。 2~3日後に連絡があり、「 調整が終りましたのでいつでも引渡しOKです。 ペダルが付属しませんので、店内で購入するか持参して下さい 」 との連絡。 田舎ではないので赤信号で停まる回数が非常に多く、とりあえずロードバイクやクロスバイク用では定番と言われるフラットペダルを1つ持っておきたかったので、使い勝手優先でフラットペダルのWellgo LU-C16を購入して取り付けてもらいます。 車体購入時であれば、他店で購入したペダルの取り付けであっても工費は無料なのね(´・ω・`)
FOCUS IZALCO TEAM REPLICA 納車
FOCUS IZALCO TEAM REPLICAは、同サイズのキャノンデールCAAD10と比較しても5mmヘッドチューブが短いため、おそらく店内で最も低いハンドルの高さだったロードバイク。 ルイガノCENはエントリーモデルのロードバイクでヘッドチューブが長く、フォークコラムも他のメーカーより長く残されているため、乗り換え直後は急激にハンドルが低くなってしまい、首を痛める予感がしたので恥ずかしながら組み立て調整時にステムを上向きにしてもらいましたが、下向きに取付け直しても2~3回走れば慣れてしまうので、完全に無駄な心配でした(´・ω・`)FOCUS IZALCO TEAM REPLICA購入後の帰り道、白くてキレイな状態のバーテープを巻いたロードバイクを見ると、「 購入したばかりの新車かな? 」、「 白って汚れそう 」 と思いながら視線を合わせないようについつい自分もチラチラ見てしまうので気持ちは理解できますが、ほぼブラックで構成されているルイガノCENと比較して、あきらかにチラ見(視線)されている回数が増えているのを肌で感じます
FOCUS IZALCO TEAM REPLICA 購入時 付属品
ベル、前後リフレクター、ホイール用リフレクター、クランク用(ペダル用)スペーサー、防犯登録証、FOCUSの説明書、チェーンステープロテクター(保護シール)、ケーブルガイド?の手順書、DT SWISSの説明書等(´・ω・)_/ 手順書裏側にホッチキスでくっついていた金属製のスリットの入ったストローの様なもの。 フレーム内を通るフロントディレイラーのワイヤーを出口へとガイドするための専用工具と思われます
FOCUS IZALCO TEAM REPLICA 各部 詳細
FOCUS IZALCO TEAM REPLICAのフレームのカラーリングは、ツヤ有りホワイトとマットブラックの2色構成(ブラックの大半は塗装されていないUDカーボン)似た様なカラーリングは他のメーカーにも存在するので、割と定番なフレームカラーの模様(´・ω・`)
SRAM FORCE ダブルタップレバー
シマノのSTIよりもはるかに軽量なSRAMのダブルタップレバー。 レバーはカーボン製
ブラケットが若干モッコリしていた感触があったのでブラケットカバーをめくってみると、案の定ブラケットごと巻いてしまうハンドルとの境目で段差を感じる適当な巻き方。 あとでハンドル部分との段差感を解消するために巻き直しますが、段差感が解消されなければドロップハンドル用のジェルシートを導入してみようかと(´・ω・`)
FOCUS IZALCO バーテープ
FOCUS IZALCO TEAM REPLICAに巻かれていたバーテープはベネフィット ウェットタイプのホワイト。 グリップ感とクッション性が良さそうだったので、偶然にも全く同じバーテープでルイガノCENを定番のブラック、レッドにしようと購入してありましたが、色が合わないためこれも無駄に(´・ω・`)
FOCUS IZALCO ステム トップキャップ(ヘッドキャップ)
ステム FSA OS 190(90mm)
コラムスペーサー FSA 5mm×8
ヘッドキャップ(トップキャップ)はFOCUS IZALCO TEAM REPLICAで唯一外見からカーボンを認識できるパーツ
FOCUS IZALCO ヘッドチューブ マイクロアジャスター
ルイガノCENには装着されていなかったシフトワイヤーのテンションを微調整するためのアジャスター(ジャグワイヤー)。 ワイヤーの初期伸びや、出先で変速の調子が悪い時に回して調整するためのパーツですが、ハンドルを切るとマイクロアジャスターがお互いに擦れて白い塗装が徐々に剥げてしまうのが難点。 リアディレイラー本体にもアジャスト機構は備わっているので、リアディレイラー側だけ取り外してしまうか、塗装が剥げない位置関係を探りたいところ(´・ω・`)
FOCUS IZALCO フロントフォーク クイックレリーズレバー
フロントフォークはフルカーボンの3T FUNDA PRO。 レース向けのフロントフォークのためか、正面から見ると空気抵抗が少なそうなやや薄い見た目ですが、真横から見るとエンドまで幅の広い剛性重視と思われるフォルム。 実測重量は379g(サイズ不明)との事。 DT SWISS R1900のクイックリリースは極めて普通(´・ω・`)
FOCUS IZALCO タイヤ チューブ
タイヤはコンチネンタル グランプリ 700×24C。 24Cはなかなか耳にしないので珍しいかも(´・ω・`)? チューブもコンチネンタル
FOCUS IZALCO サドル シートポスト
サドルはクッション性重視の座り心地が良いフィジーク アリアンテ デルタ。 シートポストはFSA SL-250(27.2mm)。 どちらもFOCUS IZALCO TEAM REPLICAのカラーリングに合わせたブラック&ホワイトのパーツ
FOCUS IZALCO シートクランプ
シートクランプは両サイドから2本で締めるフレーム(シートチューブ先端)に優しい縦幅のあるダブルボルトのシートクランプ。 ダブルボルトのシートクランプは左右から少しづつ締めていくのが基本ですが、勘に頼って指定トルク以上で締めてしまっていたりするとフレームが割れる恐れがあるので、トルクレンチを用意しておきたい所。 サビっぽく見えるのは茶色いグリス(´・ω・`)
FOCUS IZALCO リアブレーキケーブルの出口
リアブレーキケーブルの出口がトップチューブのわりと後方にあるので、リアブレーキまでR(曲線)が結構キツめ。 10mm前後アウターケーブルをカットし、Rを緩やかにしてブレーキレバーの引きを軽くしたい所
FOCUS IZALCO キャリパーブレーキ
SRAM FORCEのキャリパーブレーキ。 影になっているので分かりにくいですが、ブレーキシューには高性能なブレーキシューで有名なSWISS STOPのグリーンが装着されています
FOCUS IZALCO フロントディレイラー
SRAM FORCE フロントディレイラー。 どこで読んだか忘れましたが、Redのフロントディレイラーはペラペラに薄いのでおすすめできないらしく、FORCEの方が強度があるんだとか。 フレーム出口からフロントディレイラーまでのインナーワイヤーはフレームから出た後、リアタイヤが路面から巻き上げる汚れが付着しない様に、薄いゴム製のカバーにより保護されています
FOCUS IZALCO チェーンドロップキャッチャー
FOCUS IZALCO TEAM REPLICAにはチェーンの脱落時にフレームを傷から守るチェーンキャッチャーやチェーンウォッチャーと呼ばれるパーツが最初から装着されているのは嬉しいポイント。 メーカーは不明ですが、TOKEN TK375と同じモノに見えます
FOCUS IZALCO BB30 クランクセット
ビートボックスと呼ばれるボリュームのあるBB周りに、SRAM FORCE(BB30) コンパクトクランク 50/34T PCD110がアッセンブルされています
ペダル
ペダルはとりあえず購入した定番フラットペダルのWellgo LU-C16(ブラック)
FOCUS IZALCO チェーン/チェーンステー
チェーンはSRAM X10(10速)。 2012年モデル(画像右)からは2011 FOCUS IZALCO TEAM SLと同じ金型になり、チェーンステー部分もインターナルケーブルになりましたが、2011年モデルまでのFOCUS IZALCO TEAM REPLICA、PRO1.0、PRO2.0はアウターケーブルがむき出しのまま通ります(´・ω・`)
FOCUS IZALCO スプロケット
SRAM PG-1070(FORCE)
11-12-13-14-15-17-19-22-25-28T(10速)
カタログ記載は12-25Tですが、なぜか11-28Tが付いていました(´・ω・`)
FOCUS IZALCO リアディレイラー
SRAM FORCE リアディレイラー。 シマノで言えばアルテグラ相当のFORCEですが、デュラエース以下に使われている抵抗の大きいブッシュ式のプーリーとは違い、SRAMは最初からベアリングの入ったプーリーが採用されているのは良いポイント
FOCUS IZALCO リアエンド
リアエンドの位置は見ての通り、コラテックのLPCの様にチェーンとチェーンステーが干渉するのを防ぐ位置関係にはなっていないので、エンド部分を三角形にせず少し上に伸ばしているのは振動の吸収や快適性のみを向上させる設計と思われます
FOCUS IZALCO その他
フロントフォーク内側、シートポスト後方、シートチューブ側面にある黄色い部分は新車時に貼られている注意書き等のシール。 BB部分の黄色いシールは防犯登録。 「 BBの底に張るのが目立たなくてオススメですよ 」 と言われたので、今回はここに貼ってもらいました
DT SWISS R1900 ホイール 実測重量
FOCUS IZALCO TEAM REPLICAをキレイな状態で撮影するため、購入店からの帰路でしかまだ乗っていなかったのですが、一通り撮影も終わり、インプレのために軽く走りに行こうと準備をしていると、チューブバルブが斜めっているのに気付きます。 チューブバルブが斜めになったまま走行していると、バルブ付け根付近の裂けに繋がり、パンク修理不可能の致命傷に繋がりかねないため、真直ぐにするべく1度分解してチューブバルブの位置を微調整し、ついでなのでブレーキシューチューナーでブレーキシューのアライメントをハの字に整え、ホイールの重量を把握していた方がインプレしやすい事もあり、DT SWISS R1900のホイール重量も計測しておきますリムテープを含む前後合計2059gの鉄下駄ホイールでした(´・ω・`)
FOCUS IZALCO TEAM REPLICA 購入 インプレ(レビュー)
乗り心地
他のブログ等のインプレでは少し硬めと言う評判だったFOCUS IZALCO TEAM REPLICAの乗り心地。 空気圧が高い方が転がり抵抗が少ないだろうと言う発想で、コンフォート系アルミロードバイクのルイガノCENは常に空気圧規定値上限近くの115~120psiにして乗っていましたが、全く同じ空気圧にして走行してみるとガッチガチな乗り心地これまで試乗した中で最高にガッチガチに硬くて拷問レベルだったのは、プロの選手も乗るKOGA MIYATA Full Pro2 Light。 プロ選手のパワーにフレームが負けないためには、乗り心地を犠牲にしてもここまで剛性を高くする必要があるのか~と、あまりの硬さに驚いたものです
FOCUS IZALCO TEAM REPLICAはそれに次ぐ剛性感があり、路面の凸凹であまりにも体力が奪われるため、雑誌に載っていた 「 空気圧を高くし過ぎて乗り心地を悪化させている人が多い 」 と言う記事を思い出し、 体重、タイヤ幅別の空気圧表を参考に自分の体重に合わせて大幅に空気圧を下げてみると、高弾性なUDHMカーボンが使用されていても乗り心地はカーボンフレームとしては少し硬目程度に抑えられており、他のブログ等のインプレと同じカーボンフレームとしては少し硬い部類という評価に納得。 アルミフレームからカーボンフレームに変わった事で、路面から伝わる細かい振動の大半はカットされ、走行後の疲れがアルミフレームよりもあきらかに減ったのを実感
フルカーボンのFOCUS IZALCO TEAM REPLICAと、フォークまで全てアルミのルイガノCENを比較すると、スピード、加速、車重、カーボンの特性による細かい振動の吸収力、ホリゾンタルフレームのカッコ良さ等においてはルイガノCENが劣ると言わざるを得ませんが、ルイガノCENのフレームはトップチューブがアーチ状になっていたり、スローピングフレームなので長めに出せるシートポストのしなりを得られたり、シートステーとシートチューブの接合箇所がトップチューブの先端より少し下にずらされているためシートチューブのしなりも得られたりと、いたる所に乗り心地を良くする工夫が凝らされており、空気圧を最大規定値近くまで入れていても快適に走る事が可能な面もあるので、乗り心地重視のコンフォート系ロードバイクとして見るのであればルイガノCENはなかなか優秀なロードバイクだった事が判明(´・ω・`)
3T FUNDA PRO カーボンフォーク
ベンドフォークは衝撃を吸収する際に前後方向にしなる事でホイールベースが変化し、フォーク先端が細かく動いているのが伝わってきますが、3T FUNDA PROはホイールベースがほぼ変化しないストレートタイプのカーボンフロントフォーク。 横から見たエンドまでのフォークの幅が広いデザインで前後左右に剛性が高く、路面の凹凸でもホイールベースがほぼ変化しないために狙ったラインで走りやすく、正面から見るとハの字になっている事でキャノンデールCAAD9のアワーグラスシートステーの様に下方向からの突き上げや衝撃は緩和してくれています。 単品で購入すると結構お高いカーボンフォークなのね(´・ω・`)
加速性能
他のロードバイクより頭1つ漕ぎ出しが軽いと言われているFOCUS IZALCOの加速。 実際に走ってみると、ゼロスタートから巡航速度域に達するまでの加速は、高弾性なUDHMカーボンが使われているフレーム、剛性の高いBB30等により、加速性能の高さは評判通りなかなかのモノ。 FOCUS IZALCOのフレーム形状もある程度手伝っているとは思いますが、フレームに使われているカーボンのグレードが非常に高い事が大幅にパワーロスを減らし、加速性能を高くしている結果に繋がっていると考えられます(´・ω・`)スピード
ルイガノCENで走っていた時は、前方を走っているロードバイクに追い付くにはかなり頑張らなければいけませんでしたが、FOCUS IZALCO TEAM REPLICAはビンディングを付けた本格的なローディーさん相手には同じ条件ではないので現段階ではさすがに無理でも、ヘッドチューブが短くなった事で上半身の空気抵抗が減り、車重は9kg台から7kg台へと軽くなり、フレーム剛性も大幅にアップした事で、ビンディングを付けない派のローディーさんであれば、幹線道路(長いストレート)を普通に走っているだけで車間距離が徐々に縮まり、追いつく機会に恵まれる事があります。 ただ、気付かれると急に猛烈なペースアップをしたり、信号無視ではるか彼方に消えて行く方が多数。 他には走行ラインをずらすための右後方の確認が今までは路肩に停車しているクルマを避ける時が大半でしたが、フルカーボンロードに乗り換え、巡航速度や加速性能等の基本性能が大幅にアップした事で、前を走る自転車を抜く機会もでき、右後方確認のパーセンテージに変化あったのは嬉しいポイント。 他には、全体の9割程度を占めると思われる信号無視や赤信号でも交差点の停止線より先に進んで待機する連中が、興味本位で停止線をスルーせずに後ろにピタリと張り付いて停車してくる事が多くなりましたSRAM FORCE インプレ(レビュー)
ダブルタップレバー
慣れない内は時々操作ミスをして、ギアを重くしてしまったり、軽くしてしまったりしますが、シマノのSTIとは違い、シフト操作そのものが楽しいSRAMのダブルタップレバー。 シフト操作時の音がパキッ!や カチッ!っとそこそこの大きな音がするため、前方を走っている方が居る場合に何の音だろう? と、後ろを振り向かれる事が多々あります。 SRAM Redと比較すると、シフトレバーがワイヤーを巻き上げるまでに若干遊びが設けられている設計のSRAM FORCEのダブルタップレバー(シフトレバー)。 普通に走る分には何の問題もありませんが、レースに出るような方であれば、遊びがほとんど設けられていないRedにアップグレードしたいところシフトレバー ブレーキレバーの引き
SRAM FORCEのブレーキレバー、シフトレバーの引きはきっちり調整された105より少し重い感じですが、FOCUS IZALCO TEAM REPLICAのフレームは空気抵抗削減のためにインターナルケーブル(フレーム内をワイヤーが通る)になっている距離が長いので、どうしてもケーブルの接触面積が大きく、若干の抵抗に繋がっていると思います。 メンテナンスの際に、自動車レースの世界では有名な、MOTUL テックグリスやマイクロロン等、評判の良いグリスやシリコンスプレーで改善してみたいポイントブレーキ性能
カーボンブレーキレバーそのものは剛性が高いのですが、キャリパーブレーキは目で見てたわんでいるのが分かり、軽量性重視で剛性が高いとは言えないSRAM FORCEのキャリパーブレーキ。 ただ、高性能な、SWISS STOPのブレーキシュー(グリーン)が最初から装着されているため、普通に効いてくれるのは良いポイント変速性能
フロントディレイラーの位置調整で変速性能が良くなる可能性もありますが、現段階では105以下のフロント変速性能。 1度の走行でフロントをインナーに変速する機会がそう多くは無い環境なので、とりあえずこのままでも良いかな? とも思いますが、今後の調整で納得の行くレベルにならない場合はチェーンリングだけシマノに交換したり、激坂を走る事は滅多にないので、34Tのインナーチェーンリングを38Tか39T辺りに交換したり、アウターチェーンリングも1サイズ小さくして50/34Tで16Tある歯数差そのものを縮小し、圧倒的な速さで変速を終える事が出来る仕様にカスタマイズしても面白いところ。 リアの変速はガッチャンガッチャンとワイルドにチェーンが移動するので、オールラウンドに使える11-28Tよりも12-25T辺りの使い勝手の良いスプロケに交換したいところDT SWISS R1900 インプレ(レビュー)
DT SWISSは、FFWD(FAST FORWARD)等にハブを供給するほどハブの性能が高く、DT SWISS R1900に使われているハブも抵抗が少ないため、スルスルと速度が伸びてくれます。 フロント実測重量924g、リア実測重量1135gと前後合計約2kg(リムテープ含む)あるホイールですが、スポーク数も多く、ハブがもしかすると重い? のか、約2kgあるホイールにしてはそこまで加速の鈍さには繋がっておらず、巡航速度域に達してしまえば慣性で楽に走れる印象街で見かけた FOCUS IZALCO
キャノンデール、ピナレロ、ビアンキ、GIANT、FELT等は良く走っているのを見かけますが、FOCUSはたま~に見かける程度
他人と車種が被らないのは良い事でもありますが、カラーパーツのチョイスやカスタムの参考になる画像がなかなか見つからないのが難点。 サイズこそ違いますが、全く同じFOCUS IZALCO TEAM REPLICAに出会ったのはこの時の1度きり。 ホイールをカンパニョーロ ZONDAにしたり、サドルを、TIOGA スパイダーツインテールの偽物に交換するとこんな印象に変わるのね(´・ω・`)
軽量ビンディングペダル EXUSTAR E-PR18ST
とりあえずショップから帰るのに必要だったので購入したフラットペダルのWellgo LU-C16。 いずれはビンディングペダルに交換したいので調べていると、シマノと互換性があり、重量153g(ペア)と非常に軽量でも価格はリーズナブルなEXUSTAR E-PR18STが気になったのですが、どうもスペック(重量)がウソっぽいのと、出先で歩き回っている場合が多々あるのでクリートカバーを装着したままでもペダルをキャッチできるSPEEDPLAYの方が便利そうな気も。 立ちゴケで新車が早々に傷になってしまっては泣くしかないので、当分はこのままでも良いかな? と(´・ω・`)次の記事を読む
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コメント
FOCUSへようこそ
FOCUS IZALCOご購入おめでとうございます。
私も2011年式ですが同じIZALCO乗りです。インプレで書かれていたように、かなり硬いフレームですがよく走ります。最初のうちは長距離乗ると足に来るかもしれませんが、FOCUSに慣れるとなかなか他のフレームに移れません。
縦踏みで乗ろうとすると言うことを聞いてくれない時がありますが、うまく回すととても気持ちのいい加速をします。デローサやコルナゴ、などとは違う一癖ある自転車です。
レーシング3などのようなホイールが好きな方にはあっていると思います。
そのうち何処かでお会いできるといいですね。
2016-01-27 23:00 国道1号線 URL
2016-01-28 20:08 FUCHS URL
管理人のみ閲覧できます
2016-02-14 10:39
Re: タイトルなし
2016-02-14 16:23 FUCHS URL