ERGON GS1 グリップ レビュー GS GP 違い
クロスバイクのグリップ交換では手が痛くならないと評判のエルゴングリップ。 一般的にはERGON GP3等のバーエンドバーの長いエルゴングリップがおすすめされていますが、GPシリーズよりも軽量なGSシリーズでバーエンドバーの無いERGON GS1をレビュー
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ERGON GS1 ブラック パッケージ
(´・ω・)_/ ERGON GS1のエンドキャップのロゴは、ERGONの頭文字 e を模したものと思われます
再生紙を利用したパッケージの中には、ビニール袋に包まれたERGON GS1の左グリップとエンドキャップ
ERGON GS1のグリップ側のボルト取り付け部分は、ボルトを完全に抜くまでクランプが外れないフック形状
ERGON GS1
実測重量:149g(Sサイズ、エンドキャップ6g含む)
ちなみにLサイズのERGON GS1の実測重量は162g(´・ω・`)
SPECIALIZED フラットバーハンドル(型番不明)
クランプ径:31.8mm
ハンドル幅:558mm(デフォルトは600mm)
実測重量:149g
重量と長さからスペシャライズドのフラットバーハンドルの材質を推測すると、おそらく2014-T6アルミニウム。 GRUNGE辺りのフラットバーハンドルと同等のスペックを持つ軽量アルミハンドルと思われます。 LIXADAのカーボンハンドルが660mmの状態で実測重量139g(ライザーバー)なので、カーボンハンドルにしておけばもう少し軽量化できたはずですが、ハンドルの素材が変わってしまうとERGONグリップのGPとGSの違いが分からなくなってしまう事もあり、今回は信頼性重視の軽量アルミハンドル
ハンドル幅がやや広いのでパイプカッター等でカット(´・ω・`)
ハンドル幅:485mm(カット後)
実測重量:135g
これまで使っていたBAZOOKA(31.8mm)のフラットバーハンドル(シルバー)から交換して27gの軽量化。 今後、考えが180度変わり、また何らかのバーエンドバーを取り付けたくなった際には新品のカーボンハンドルを購入している可能性もありますが、今回は肩幅や空気抵抗、車との接触しにくさを考えて必要ハンドル幅のギリギリまでカット(´・ω・`)
ERGON GS1のエンドキャップの先端はハンドルの内径より小さいため、固定の役目を果たしていない部分はカットします。 抜けないように機能している部分含め、必要以上にカットしないようハンドルに何度も合わせながら慎重にニッパーでカットし、手が小さい自分にはグリップ部分も若干広いため、ハンドソーで5mmづつグリップの端をカットしてERGON GS1のエンドキャップを軽量化(´・ω・`)
ERGONグリップ 軽量化後 実測重量:147g
同じ様にカットしてから装着していた、アルミよりも比重の軽いマグネシウム製バーエンド一体型のERGON GR2(現在は廃盤)からGS1に交換して132gの軽量化(´・ω・`)
ハンドル幅がバーエンドを取り付けていた時よりより狭くなっているので、それに合わせてアウター類もケーブルカッターで適正な長さにカットし、3gの軽量化
スプロケの交換で8gの軽量化(´・ω・`)
スプロケ交換、ハンドル交換、グリップをバーエンド無しのERGON GS1へと交換を終え、全ての作業が完了
ハンドル交換 162g → 135g -27g
スプロケット交換 258g → 250g -8g
ケーブル類カット -3g
エンドキャップ交換 4g → 5g +1g
ガイドプーリー交換 9g → 10g +1g ※
テンションプーリー交換 9g → 10g +1g ※
※前回プーリーを交換した際に計測したテンションプーリー、ガイドプーリーも記載していますが、車体ごと計測するほどの重量増減はなかったので今回記載
エンドキャップはERGON純正よりもクロスバイク GIANT ESCAPE AIR純正の方が軽かったので継続して使いたかったのですが、ハンドルの内径がわずかに広がったために固定力が弱くて使えず、泣く泣くERGON純正のエンドキャップに交換して+1gの重量増(´・ω・`)
グリップのゴム質はERGON GS1の方がERGON GR2よりも若干硬いので、振動吸収性は少し悪いだろうと予想していましたが、不快な振動はカットしつつ、手の置きやすさ、握りやすさはどちらも大差なしという結果。 1番の違いは、街乗り用のGPシリーズは路面情報をほとんどカットしてしまうのに対し、GSシリーズは路面コンディションの微妙な違いをわずかに手に伝えてくれる事。 そもそも街乗り用のGPシリーズとはコンセプトが大きく違い、GSシリーズはクロスカントリー等のレース用。 路面コンディションを正確に把握しながら限界で攻める競技者向けに開発されているので、路面コンディションの微妙な違いを乗り手に伝えてくれるのがERGON GSシリーズのグリップの特徴であり、GPシリーズとの違いでした(´・ω・`)
バーエンドが無くなった結果、クロスバイクのハンドルにゴテゴテ感が無くなり、グリップが黒くなった事でスッキリと引き締まった見た目に。 汚れたら汚れたでゴムを痛めない各種クリーナーでキレイにすれば良いのですが、黒くなった事で汚れの目立ちにくさがアップ(´・ω・`)
より快適性を求めるのであれば振動吸収性の高いカーボンフォークや乗り心地が柔らかいと評判のタイヤに交換したり、ゲル入りグローブとの組合わせが更におすすめ
バーエンドバーは長さだけでなく握りやすさに直結する断面形状も重要で、大きく分けるとスタンダードな丸型、楕円、涙滴、握った手の内側の形状をしているエルゴノミックタイプの4種類が存在
楕円も細い丸型より圧倒的に握りやすいですが、ショップでいろいろ試した結果、十分な長さがあり、最も力が入れやすかったバーエンドバーは断面が涙滴形状のGrunge ティアーバーエンドでした。 人それぞれ必要性や好みが違うのでどのバーエンドバーがおすすめとは一概に言えませんが、以前はそこそこ高価だったエルゴノミクスタイプのカーボンバーエンドバーも最近ではアルミのバーエンドバーと変わらない安い価格の物もあり、Lixada 2個セット炭素繊維 MTB自転車 ハンドルバー バーエンド 22.2MMはタイムセールのスポーツ&アウトドアで順に確認していくと掲載されている事があるので、通常価格よりも安く買いたい人には非常におすすめ
変わったバーエンドバーではツールセットが収納されているバーエンドバーや、バーテープを巻いてドロップハンドルとして活用できるドロップエンド。 エンドバーではなくハンドルですが、ドロップハンドルよりも多彩なポジションをとる事が可能なマルチバー等も面白そうです(´・ω・`)
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ERGON GS1 パッケージ
ERGON GS1 ブラック パッケージ
(´・ω・)_/ ERGON GS1のエンドキャップのロゴは、ERGONの頭文字 e を模したものと思われます
再生紙を利用したパッケージの中には、ビニール袋に包まれたERGON GS1の左グリップとエンドキャップ
ERGON GS1のグリップ側のボルト取り付け部分は、ボルトを完全に抜くまでクランプが外れないフック形状
ERGON GS1 実測重量
ERGON GS1
実測重量:149g(Sサイズ、エンドキャップ6g含む)
ちなみにLサイズのERGON GS1の実測重量は162g(´・ω・`)
クロスバイク ハンドルカット 交換 軽量化
購入したグリップ ERGON GS1をクロスバイク GIANT ESCAPE AIRに装着するのですが、ついでにハンドルも軽量なものへと交換する事に。 スカンジウム製で超軽量なKCNC SC BONEは高価なためさすがに手を出す気にはなれなかったので、クランプ径が31.8mmのカーボンフラットバーハンドルでは最安値のLIXADA カーボンフラットバーハンドルとアルミとの2択。 迷った挙句、見た目はボロく、低価格、軽量なスペシャライズドのアルミの中古ストレートハンドルバーを購入(ハンドルの見た目がボロくても構わないのは、グリップ、シフター、ブレーキ、ステム、バーエンドを取付けるとハンドル表面はほとんど隠れてしまうため)SPECIALIZED フラットバーハンドル(型番不明)
クランプ径:31.8mm
ハンドル幅:558mm(デフォルトは600mm)
実測重量:149g
重量と長さからスペシャライズドのフラットバーハンドルの材質を推測すると、おそらく2014-T6アルミニウム。 GRUNGE辺りのフラットバーハンドルと同等のスペックを持つ軽量アルミハンドルと思われます。 LIXADAのカーボンハンドルが660mmの状態で実測重量139g(ライザーバー)なので、カーボンハンドルにしておけばもう少し軽量化できたはずですが、ハンドルの素材が変わってしまうとERGONグリップのGPとGSの違いが分からなくなってしまう事もあり、今回は信頼性重視の軽量アルミハンドル
ハンドル幅がやや広いのでパイプカッター等でカット(´・ω・`)
ハンドル幅:485mm(カット後)
実測重量:135g
これまで使っていたBAZOOKA(31.8mm)のフラットバーハンドル(シルバー)から交換して27gの軽量化。 今後、考えが180度変わり、また何らかのバーエンドバーを取り付けたくなった際には新品のカーボンハンドルを購入している可能性もありますが、今回は肩幅や空気抵抗、車との接触しにくさを考えて必要ハンドル幅のギリギリまでカット(´・ω・`)
ERGON GS1 グリップカット 軽量化
ERGON GS1のエンドキャップの先端はハンドルの内径より小さいため、固定の役目を果たしていない部分はカットします。 抜けないように機能している部分含め、必要以上にカットしないようハンドルに何度も合わせながら慎重にニッパーでカットし、手が小さい自分にはグリップ部分も若干広いため、ハンドソーで5mmづつグリップの端をカットしてERGON GS1のエンドキャップを軽量化(´・ω・`)
ERGONグリップ 軽量化後 実測重量:147g
同じ様にカットしてから装着していた、アルミよりも比重の軽いマグネシウム製バーエンド一体型のERGON GR2(現在は廃盤)からGS1に交換して132gの軽量化(´・ω・`)
ハンドル幅がバーエンドを取り付けていた時よりより狭くなっているので、それに合わせてアウター類もケーブルカッターで適正な長さにカットし、3gの軽量化
クロスバイク スプロケット交換
GIANT ESCAPE AIRを10速化した際に交換したCS-5600(12-27T)。 ある程度坂を走り込んだ結果、フロントインナー39Tに対してリアが27Tまで無くても問題なかったため、最適と思われるCS-5700(12-25T)に交換スプロケの交換で8gの軽量化(´・ω・`)
スプロケ交換、ハンドル交換、グリップをバーエンド無しのERGON GS1へと交換を終え、全ての作業が完了
クロスバイク グリップ交換 軽量化 実測重量
スプロケ、ハンドル、グリップ交換、他で軽量化したクロスバイクの重量を、吊り下げタイプのデジタルスケールを使用して計測クロスバイク 軽量化 詳細
グリップ交換 271g → 142g -129gハンドル交換 162g → 135g -27g
スプロケット交換 258g → 250g -8g
ケーブル類カット -3g
エンドキャップ交換 4g → 5g +1g
ガイドプーリー交換 9g → 10g +1g ※
テンションプーリー交換 9g → 10g +1g ※
※前回プーリーを交換した際に計測したテンションプーリー、ガイドプーリーも記載していますが、車体ごと計測するほどの重量増減はなかったので今回記載
エンドキャップはERGON純正よりもクロスバイク GIANT ESCAPE AIR純正の方が軽かったので継続して使いたかったのですが、ハンドルの内径がわずかに広がったために固定力が弱くて使えず、泣く泣くERGON純正のエンドキャップに交換して+1gの重量増(´・ω・`)
エルゴン GS GP 違い
ERGON GS1へとグリップ交換したクロスバイク GIANT ESCAPE AIRをレビュー。 ERGON GS1との比較対象は、これまで使用してきたERGON GR2(バーエンドの素材以外は現行モデルのGPシリーズと共通のグリップなので、バーエンドの長さが同じGP2との比較としてお読み下さい)。 ERGON GS1は表側の滑り止めパターンのデザインが良いのと、裏側の滑り止めがかなり前方まで広がっているのがバーエンド部分以外での見た目の違い。 個体差の可能性もありますが、握ってみるとERGON GS1の方がほんの少し(1mm以下?)直径が小さいのか、同じSサイズでもシフターには指が届きやすくなっていましたグリップのゴム質はERGON GS1の方がERGON GR2よりも若干硬いので、振動吸収性は少し悪いだろうと予想していましたが、不快な振動はカットしつつ、手の置きやすさ、握りやすさはどちらも大差なしという結果。 1番の違いは、街乗り用のGPシリーズは路面情報をほとんどカットしてしまうのに対し、GSシリーズは路面コンディションの微妙な違いをわずかに手に伝えてくれる事。 そもそも街乗り用のGPシリーズとはコンセプトが大きく違い、GSシリーズはクロスカントリー等のレース用。 路面コンディションを正確に把握しながら限界で攻める競技者向けに開発されているので、路面コンディションの微妙な違いを乗り手に伝えてくれるのがERGON GSシリーズのグリップの特徴であり、GPシリーズとの違いでした(´・ω・`)
ERGON GS1 グリップ交換 比較
バーエンドが無くなった結果、クロスバイクのハンドルにゴテゴテ感が無くなり、グリップが黒くなった事でスッキリと引き締まった見た目に。 汚れたら汚れたでゴムを痛めない各種クリーナーでキレイにすれば良いのですが、黒くなった事で汚れの目立ちにくさがアップ(´・ω・`)
エルゴングリップの選び方
ERGON GP1
ニューモデルが登場したり、廃盤になったり、バーエンドの長さや形状、素材だけが違ったりと、非常に種類が多いERGONのグリップ。 エルゴングリップの基本的な選び方は、振動吸収性の悪いGIANT ESCAPE RX3に採用されているアルミのストレートフォーク等、車体の振動吸収性が悪く、手が痺れる方はゴム質が柔らかめで快適性の高いERGON GP1がおすすめより快適性を求めるのであれば振動吸収性の高いカーボンフォークや乗り心地が柔らかいと評判のタイヤに交換したり、ゲル入りグローブとの組合わせが更におすすめ
ERGON GS1
軽さを重視するのであればGP1よりもペアで50g以上軽いERGON GS1がおすすめERGON GX1
より軽量性を求めているか、手の小さい女性であれば、ERGON GS1よりもラバー(ゴム)を肉薄にして一回り小さくし、139g(エンドキャップ含むペア実測重量)まで軽量化されているERGON GX1(サイズは1種類のみ)がおすすめERGON GP2 GP3 GP4 GS2 GS3
ロングライド等で手にかかる負担を減らすため、走行中に握る位置を変更したい場合には、バーエンドバー一体型のERGON GP2、GP3、GP4、GS2、GS3。 2と3の違いはバーエンドバーの長さ。 4はエンドバーがグラスファイバー製になっていたり、長さや形状も違い、滑り止め加工も施されています。 コルクバージョンもあるのね(´・ω・`)ERGON GP5
更にグリップにいろいろ求めるのであれば、バーエンドバーが最も長いERGON GP5がおすすめバーエンドバーの選び方
グリップと一体になっているERGONのバーエンドバーは、あくまで握る位置を変更して手の負担を軽減させる事を目的とした平地で手を置いた時が最も握りやすい形状をしている丸型に近いバーエンドバー。 ダンシングが必要な上り坂でも役に立つ事は確かですが、普通のストレートタイプのバーエンドバーと上り坂で使用感を比較すると、エンドバーが短い2シリーズ(ERGON GP2、GR2、GS2)は力を入れやすいとは言えず。 逆を言えば、一般的なバーエンドバーは平地で手を置いて握るには向かない形状をしています。 バーエンドバーに手首の負担軽減を求めているのではなく、坂を速く楽に上る事を求めているのであれば、各メーカーからリリースされている太めで握りやすいバーエンドバー単体の専用品を購入して、バーエンドバーの無いエルゴングリップと組合わせるのがおすすめの使い方バーエンドバーは長さだけでなく握りやすさに直結する断面形状も重要で、大きく分けるとスタンダードな丸型、楕円、涙滴、握った手の内側の形状をしているエルゴノミックタイプの4種類が存在
楕円も細い丸型より圧倒的に握りやすいですが、ショップでいろいろ試した結果、十分な長さがあり、最も力が入れやすかったバーエンドバーは断面が涙滴形状のGrunge ティアーバーエンドでした。 人それぞれ必要性や好みが違うのでどのバーエンドバーがおすすめとは一概に言えませんが、以前はそこそこ高価だったエルゴノミクスタイプのカーボンバーエンドバーも最近ではアルミのバーエンドバーと変わらない安い価格の物もあり、Lixada 2個セット炭素繊維 MTB自転車 ハンドルバー バーエンド 22.2MMはタイムセールのスポーツ&アウトドアで順に確認していくと掲載されている事があるので、通常価格よりも安く買いたい人には非常におすすめ
変わったバーエンドバーではツールセットが収納されているバーエンドバーや、バーテープを巻いてドロップハンドルとして活用できるドロップエンド。 エンドバーではなくハンドルですが、ドロップハンドルよりも多彩なポジションをとる事が可能なマルチバー等も面白そうです(´・ω・`)
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