BD-1 ハンドルポスト ハンドルステム クラック ひび割れ 修理 交換 溶接
クラック(ひび割れ)が発生するリコールで有名なR&M BD-1。 ハンドルステム(ハンドルポスト)を切断後に市販のパーツを数点組み合わせる事で溶接せずに料金お安く自分で修理できるので紹介
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ハンドルステムが正式名称ですが、ハンドルポストと呼ぶ方もいるため併記(´・ω・`)
シートポスト部分のフレームが破損した初期型ジャンクBD-1から取り外したハンドルステムだったので、前オーナーによる引っかき傷? と思っていた溶接部近くにあった線がいつの間にか長くなっている気がしてきたため、肉眼では薄い線状の傷にしか見えませんでしたが、一眼でドアップ撮影して確認するとどう見てもクラック(ひび割れ、亀裂)に成長
放置していては下り坂などタイミング次第で事故死する危険性があり、元々付いていた2004 LOUIS GARNEAU JEDI R 純正アジャスタブルハンドルステムにクラック予防対策を施し、カットしてハンドル高さを下げたハンドルステムに再交換
BD-1のハンドルステムの修理の選択肢としては、持ち込みで溶接してもらえそうな東京のバイク屋を近場で探すのが良さそうですが料金が不明。 BD-1の溶接修理実績のある溶接屋? に送るのも手ですが、こちらも料金非公表。 新品もしくは中古のBD-1のハンドルステムを購入するのは楽ですが、当ブログではリコールになるほど多くのBD-1のハンドルステムがひび割れる原因を
など、アルミ合金の低品質を強度不足の原因と考えているので、ハンドルポストの交換では再びクラック(ひび割れ、亀裂)が発生する可能性が高く、どの修理方法でも根本的な解決にはならず
を組み合わせる事でアヘッド化してリースナブルにハンドルを取り付けられるよう修理できるので、金ノコとヤスリを用意
まずはクラック(ひび割れ)の発生したハンドルステムの溶接部分すぐ下をカットし、ヤスリで切り口を整えます
(´・ω・)_/ 切断したBD-1ハンドルステム先端内部には外側からはクラックが確認できなかった正常な部分でも、内側では溶接ビードとほぼ同じ形状にクラック発生直前の薄っすらとした線が確認できます(見えづらいので右側は線を引いています)
切断する事で初めてクラックの診断ができ、外側の部分的なクラックの進行だけで判断していては事故死する可能性がありました
浅めに差し込んだ状態では僅かに動きますが、深く差し込む分にはガタつきの無いシンデレラフィット。 内径30.8mmでは差し込む事ができないか挿入がかなりきつめになるはずなので、BD-1のハンドルポスト内径は30.9mm説が有力
初期型BD-1純正ハンドルステムの内径を確認したら、25.4mm → 30.9mmの中華シム(MUQZI)を用意
25.4mm → 30.9mmの中華シム(MUQZI)は浅く差し込んだ状態でもガタつかずピッタリ。 30.9mmのシートポストは使用していた影響か? 外径の精度が若干低かっただけのようなので、初期型BD-1のハンドルポスト内径は30.9mmで確定
続いて25.4mm → 30.9mmの中華シム(MUQZI)にステムを取り付けるための上部外径28.6mm/下部外径25.4mmの中華アヘッドステムアダプターを差し込みシンデレラフィット
中華アヘッドステムアダプターを引き抜いてみると、シム内側にバリがあったためにイナズマ傷が発生。 中華パーツにしては精度が高く、上手く行き過ぎていたので、ここでようやく中華の洗礼を受けます ^^; 幸いにもシム内側のバリは淵(端)部分に2ヶ所あっただけなので、ヤスリで削り落として取付け、使用には問題なし
BD-1のハンドルステムへの取り付けは、中心部のボルトを回せば底部の臼が斜めにズレる事による内圧で固定できますが、再びハンドルポストがひび割れ、破損する原因になるため、軽量化を兼ねて使用せず、シートクランプの外圧で固定します
(´・ω・)_/ 全長100mmの中華シムに中華アヘッドステムアダプターを差し込んだ際の位置関係。 全長130mm、135mm、150mm、160mm、180mmがあったので160mmの中華アヘッドステムアダプターを選びましたが、残念ながらシムの長さに対してアヘッドステムアダプター下部(25.4mm部分)の有効長が短め。 このブログを書いている時点での180mmは価格が価格なので160mmを選ぶのが正解ですが、メーカーによって名称には違いがあり
他、いろいろ製品名があるので、探せばリーズナブルで長いのが見つかるかもしれません(´・ω・`)?
今回はアヘッドステムアダプターの内圧を利用せずに固定するので、BD-1純正ハンドルステムの外径にフィットする余っている34.9mm規格のシートクランプ、普通のアヘッドステムを用意してパーツを仮組み
中華パーツにしては珍しくサイズの精度は高かったので、全てがジャストフィット(完全に差し込むと見えなくなってしまうため、撮影用にシムは少し出しています)。 残る作業はシートクランプで締め付けるための割りをポストの前後どちらに入れるかで、割りを後方に入れるなら画像左。 割りを前方に入れるなら画像右のようにシートクランプの取り付け方向が変わります
25.4mm → 30.9mmの中華シム(右)は肉厚2.5mmとシムの中ではおそらく最もぶ厚い強度が高いサイズ
ハンドルポストとシムの合計で結構な厚さになるため、シングルボルトではなく前回に引き続き今回も肉抜きされていない信頼性重視で固定力の高い34.9mmでダブルボルトのシートクランプ(右)を使用
取り付けるBD-1のハンドルステムに割りを入れる方向を決めたら、手持ちのダブルボルトのシートクランプが使われているフレームのシートクランプ部分の割りを参考に、実際に使用する34.9mmのシートクランプの縦幅20mmから10mm下に6mmの穴をドリルで開け、金ノコでスリットを入れたらヤスリでバリを整えて完成(スリットの幅と穴のサイズは参考にしたフレームと同じにしたので、メーカーによってはスリットの幅が穴の直径に近いもっと広いタイプもあります)
ひび割れたBD-1純正ハンドルステムの角度はおそらく19.2度前傾しているスタンダードなタイプ。 中華アヘッドステムアダプターを介してお気に入りの軽量ステムを取り付けると必要以上にハンドルが遠くなるため、手持ちのステムでは最も短い35mmを取り付けます(最短のステムはおそらくステム長27.5mmのTIOGA X Cube ショートリーチ ステム。 中華の最短は30mm)
BD-1、JEDIのハンドルはステム取り付け径25.4mmのため、ハンドルをそのまま流用する方法であれば同じハンドル取付け径25.4mmでステム長32mmの短いステムを取り付けると修理費用が最安になりますが、手持ちの35mmのステム BENEFIT ST52はハンドル取り付け径が31.8mmのため、31.8mmの軽量フラットバーハンドルに交換し、グリップはサスペンションがあるのでクッション性が良いERGON GP1から軽量なERGON GS1に軽量化を兼ねて交換
通常はステムを下向きにする事でステムが地面と水平近くになりますが、ハンドルステムそのものが19.2度前傾しているため、ステムを通常とは逆の上向きに取り付け。 ステムの取り付け位置はコラムスペーサーを必要としない構造のため、ボルトを緩めるだけで7mm程度上下に調整可能
ハンドルステムの溶接部分すぐ下をカットしてアヘッド化したため、再びデフォルトの身長180㎝程度はないとハンドルが高すぎて乗りにくい仕様に戻ってしまいましたが、BD-1のひび割れたハンドルステムに安全にハンドルが取り付けられるよう溶接せずに修理するのが主目的。 ハンドルの高さは後日同じ作業で下げるとして、走行して肝心のハンドルの取り付け、安全性に問題は無く、剛性も上がり、修理結果は上々
自転車用ではおそらくパーツそのものが存在しないため、サイズが合いそうな中華プラキャップ(10個入り)を購入
外径は2004 LOUIS GARNEAU JEDI R純正アジャスタブルハンドルステムのトップキャップ(左)と同サイズの32mmで、内側の筒部分はカタログ値では外径25mm
中華アヘッドステムアダプターに差し込んでみると内側の筒部分は抜き差ししやすいジャストサイズでしたが、変形する事で抜け防止効果になる出っ張り部分が大きすぎて奥まで差し込めないためカット
抜け防止効果を残すためにあえて出っ張り部分を滑らかに整えず、粗めに0.1~0.3mm程度残して、少し強めに引っ張らないと抜けない軽量トップキャップが完成
トップキャップを奥まで差し込んだら、アヘッドステムアダプターの凹凸とくびれ部分がダサいので、最後の仕上げにドレスアップを兼ねたカーボンスペーサーで隠します
今回購入した中華アヘッドスペーサーと最短35mmのステム(BENEFIT ST52)の組み合わせでは、カーボンスペーサーを上部に5mm、下部に15mmがジャスト
後はお好みでカーボンスペーサーを全て下側にしたりと、割れてハンドルの取り付けが困難になったBD-1のハンドルステム(ハンドルポスト)を溶接する事なく修理完了。 今回は軽さ重視のパーツ構成のため、元のハンドル位置より35mm遠くなっていますが、200~300g重くなるのを気にしなければ0mmステムの代替品になる特殊なステムを取り付ける事で元々のハンドル位置や、BD-1 Compactと同じ少し手前のハンドル位置にする事も可能です(´・ω・`)
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ハンドルステムが正式名称ですが、ハンドルポストと呼ぶ方もいるため併記(´・ω・`)
BD-1 ハンドルステム クラック(ひび割れ 亀裂) 溶接せずに修理
ハンドルステム上側だけならBD-1と互換性のある2004 LOUIS GARNEAU JEDI Rのアジャスタブルハンドルステム。 BD-1の普通のハンドルステムに交換して走行してみると剛性が上がり、ハンドリングも危険なほどクイックに変わって直進安定性が極めて低いBD-1らしい動きにシートポスト部分のフレームが破損した初期型ジャンクBD-1から取り外したハンドルステムだったので、前オーナーによる引っかき傷? と思っていた溶接部近くにあった線がいつの間にか長くなっている気がしてきたため、肉眼では薄い線状の傷にしか見えませんでしたが、一眼でドアップ撮影して確認するとどう見てもクラック(ひび割れ、亀裂)に成長
放置していては下り坂などタイミング次第で事故死する危険性があり、元々付いていた2004 LOUIS GARNEAU JEDI R 純正アジャスタブルハンドルステムにクラック予防対策を施し、カットしてハンドル高さを下げたハンドルステムに再交換
BD-1のハンドルステムの修理の選択肢としては、持ち込みで溶接してもらえそうな東京のバイク屋を近場で探すのが良さそうですが料金が不明。 BD-1の溶接修理実績のある溶接屋? に送るのも手ですが、こちらも料金非公表。 新品もしくは中古のBD-1のハンドルステムを購入するのは楽ですが、当ブログではリコールになるほど多くのBD-1のハンドルステムがひび割れる原因を
- リサイクルアルミの使用
- 不純物の混入
- 強度を上げるための添加物不足
など、アルミ合金の低品質を強度不足の原因と考えているので、ハンドルポストの交換では再びクラック(ひび割れ、亀裂)が発生する可能性が高く、どの修理方法でも根本的な解決にはならず
BD-1 ハンドルポスト カット(切断)
溶接を必要とするフレーム、サスペンションフォーク、シートポストのクラック修理は素人には無理ですが、ハンドルを取り付けるためのハンドルポストであればクラックが発生した溶接部分をカットし- シム(必須)
- アヘッドステムアダプター(必須)
- ステム(必須)
- シートクランプ
- コラムスペーサー
- キャップ
を組み合わせる事でアヘッド化してリースナブルにハンドルを取り付けられるよう修理できるので、金ノコとヤスリを用意
まずはクラック(ひび割れ)の発生したハンドルステムの溶接部分すぐ下をカットし、ヤスリで切り口を整えます
(´・ω・)_/ 切断したBD-1ハンドルステム先端内部には外側からはクラックが確認できなかった正常な部分でも、内側では溶接ビードとほぼ同じ形状にクラック発生直前の薄っすらとした線が確認できます(見えづらいので右側は線を引いています)
切断する事で初めてクラックの診断ができ、外側の部分的なクラックの進行だけで判断していては事故死する可能性がありました
BD-1 ハンドルステム 内径 外径
BD-1純正ハンドルポストの内径は30.8mm説と30.9mm説がありますが、年式によって内径に違いがある可能性もあるため、外径30.9mm規格のシートポストを用意して内径をチェック浅めに差し込んだ状態では僅かに動きますが、深く差し込む分にはガタつきの無いシンデレラフィット。 内径30.8mmでは差し込む事ができないか挿入がかなりきつめになるはずなので、BD-1のハンドルポスト内径は30.9mm説が有力
初期型BD-1純正ハンドルステムの内径を確認したら、25.4mm → 30.9mmの中華シム(MUQZI)を用意
25.4mm → 30.9mmの中華シム(MUQZI)は浅く差し込んだ状態でもガタつかずピッタリ。 30.9mmのシートポストは使用していた影響か? 外径の精度が若干低かっただけのようなので、初期型BD-1のハンドルポスト内径は30.9mmで確定
続いて25.4mm → 30.9mmの中華シム(MUQZI)にステムを取り付けるための上部外径28.6mm/下部外径25.4mmの中華アヘッドステムアダプターを差し込みシンデレラフィット
中華アヘッドステムアダプターを引き抜いてみると、シム内側にバリがあったためにイナズマ傷が発生。 中華パーツにしては精度が高く、上手く行き過ぎていたので、ここでようやく中華の洗礼を受けます ^^; 幸いにもシム内側のバリは淵(端)部分に2ヶ所あっただけなので、ヤスリで削り落として取付け、使用には問題なし
BD-1のハンドルステムへの取り付けは、中心部のボルトを回せば底部の臼が斜めにズレる事による内圧で固定できますが、再びハンドルポストがひび割れ、破損する原因になるため、軽量化を兼ねて使用せず、シートクランプの外圧で固定します
(´・ω・)_/ 全長100mmの中華シムに中華アヘッドステムアダプターを差し込んだ際の位置関係。 全長130mm、135mm、150mm、160mm、180mmがあったので160mmの中華アヘッドステムアダプターを選びましたが、残念ながらシムの長さに対してアヘッドステムアダプター下部(25.4mm部分)の有効長が短め。 このブログを書いている時点での180mmは価格が価格なので160mmを選ぶのが正解ですが、メーカーによって名称には違いがあり
- アヘッドステムアダプター
- アヘッド変換コラム
- コラムアダプター
- シュレッドレスコンバーター
- ステムアダプター
- スレッドレスサイズコンバーター
- ハンドルポスト変換コラム
- スレッドレスコイルアダプター
他、いろいろ製品名があるので、探せばリーズナブルで長いのが見つかるかもしれません(´・ω・`)?
今回はアヘッドステムアダプターの内圧を利用せずに固定するので、BD-1純正ハンドルステムの外径にフィットする余っている34.9mm規格のシートクランプ、普通のアヘッドステムを用意してパーツを仮組み
中華パーツにしては珍しくサイズの精度は高かったので、全てがジャストフィット(完全に差し込むと見えなくなってしまうため、撮影用にシムは少し出しています)。 残る作業はシートクランプで締め付けるための割りをポストの前後どちらに入れるかで、割りを後方に入れるなら画像左。 割りを前方に入れるなら画像右のようにシートクランプの取り付け方向が変わります
25.4mm → 30.9mmの中華シム(右)は肉厚2.5mmとシムの中ではおそらく最もぶ厚い強度が高いサイズ
ハンドルポストとシムの合計で結構な厚さになるため、シングルボルトではなく前回に引き続き今回も肉抜きされていない信頼性重視で固定力の高い34.9mmでダブルボルトのシートクランプ(右)を使用
取り付けるBD-1のハンドルステムに割りを入れる方向を決めたら、手持ちのダブルボルトのシートクランプが使われているフレームのシートクランプ部分の割りを参考に、実際に使用する34.9mmのシートクランプの縦幅20mmから10mm下に6mmの穴をドリルで開け、金ノコでスリットを入れたらヤスリでバリを整えて完成(スリットの幅と穴のサイズは参考にしたフレームと同じにしたので、メーカーによってはスリットの幅が穴の直径に近いもっと広いタイプもあります)
ひび割れたBD-1純正ハンドルステムの角度はおそらく19.2度前傾しているスタンダードなタイプ。 中華アヘッドステムアダプターを介してお気に入りの軽量ステムを取り付けると必要以上にハンドルが遠くなるため、手持ちのステムでは最も短い35mmを取り付けます(最短のステムはおそらくステム長27.5mmのTIOGA X Cube ショートリーチ ステム。 中華の最短は30mm)
BD-1、JEDIのハンドルはステム取り付け径25.4mmのため、ハンドルをそのまま流用する方法であれば同じハンドル取付け径25.4mmでステム長32mmの短いステムを取り付けると修理費用が最安になりますが、手持ちの35mmのステム BENEFIT ST52はハンドル取り付け径が31.8mmのため、31.8mmの軽量フラットバーハンドルに交換し、グリップはサスペンションがあるのでクッション性が良いERGON GP1から軽量なERGON GS1に軽量化を兼ねて交換
BD-1 ハンドルポスト クラック(ひび割れ) 修理 インプレ
取付ボルト付近がひび割れたBD-1のハンドルステムをハンドルが取り付けられるようにアヘッド化して移植し、シートクランプで固定する事で再びひび割れてしまう可能性を低く抑えた修理後のJEDIのハンドルまわり通常はステムを下向きにする事でステムが地面と水平近くになりますが、ハンドルステムそのものが19.2度前傾しているため、ステムを通常とは逆の上向きに取り付け。 ステムの取り付け位置はコラムスペーサーを必要としない構造のため、ボルトを緩めるだけで7mm程度上下に調整可能
ハンドルステムの溶接部分すぐ下をカットしてアヘッド化したため、再びデフォルトの身長180㎝程度はないとハンドルが高すぎて乗りにくい仕様に戻ってしまいましたが、BD-1のひび割れたハンドルステムに安全にハンドルが取り付けられるよう溶接せずに修理するのが主目的。 ハンドルの高さは後日同じ作業で下げるとして、走行して肝心のハンドルの取り付け、安全性に問題は無く、剛性も上がり、修理結果は上々
アヘッドステムアダプター用トップキャップの加工
(´・ω・)_/ 機能的に無くても問題ありませんが、付属のトップキャップと重いボルトを使用せず、本来の固定方法ではないシートクランプで固定しているために空いているアヘッドステムアダプター上部の穴がダサいため、トップキャップを調達自転車用ではおそらくパーツそのものが存在しないため、サイズが合いそうな中華プラキャップ(10個入り)を購入
外径は2004 LOUIS GARNEAU JEDI R純正アジャスタブルハンドルステムのトップキャップ(左)と同サイズの32mmで、内側の筒部分はカタログ値では外径25mm
中華アヘッドステムアダプターに差し込んでみると内側の筒部分は抜き差ししやすいジャストサイズでしたが、変形する事で抜け防止効果になる出っ張り部分が大きすぎて奥まで差し込めないためカット
抜け防止効果を残すためにあえて出っ張り部分を滑らかに整えず、粗めに0.1~0.3mm程度残して、少し強めに引っ張らないと抜けない軽量トップキャップが完成
トップキャップを奥まで差し込んだら、アヘッドステムアダプターの凹凸とくびれ部分がダサいので、最後の仕上げにドレスアップを兼ねたカーボンスペーサーで隠します
今回購入した中華アヘッドスペーサーと最短35mmのステム(BENEFIT ST52)の組み合わせでは、カーボンスペーサーを上部に5mm、下部に15mmがジャスト
後はお好みでカーボンスペーサーを全て下側にしたりと、割れてハンドルの取り付けが困難になったBD-1のハンドルステム(ハンドルポスト)を溶接する事なく修理完了。 今回は軽さ重視のパーツ構成のため、元のハンドル位置より35mm遠くなっていますが、200~300g重くなるのを気にしなければ0mmステムの代替品になる特殊なステムを取り付ける事で元々のハンドル位置や、BD-1 Compactと同じ少し手前のハンドル位置にする事も可能です(´・ω・`)
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コメント
No title
いやァ、凄い「大工事」になりましたね(笑)
それにしても、ステムの在庫がいっぱいでおどろきました(^▽^;)
それにしても、いつもながらアイデアと技術と、楽しみながらやっているメンタルと、色々驚かされます(*^^*)
2023-03-17 11:57 torikera URL
Re: No title
2023-03-17 22:37 FUCHS URL
No title
今後どうしようかと悩んでいてこの記事に辿り着いた次第です。
修理の参考にさせていただきます。
感謝
2023-04-23 09:14 Jaderobbery URL
Re: No title
2023-04-23 12:41 FUCHS URL