2023 CROSS BIKE LAB. » ライト » 🔥 OLIGHT RN1200 レビュー 🔥

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GARMINマウントと互換性があり、CATEYE VOLTシリーズよりもコスパの高いOLIGHT RN800の上位グレード、OLIGHT RN1200をレビュー



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OLIGHT RN1200 箱

OLIGHT RN1200
OLIGHT RN1200の箱(パッケージ)。 ビニールでラッピングされている完全密封タイプ

RN1200 レビュー
箱にはマグネットが4つ埋め込まれており、少し力を入れて開くだけでオープン

OLIGHT RN1200
最初開き方が分からず、サイドにプリントされている2年保証部分を押し込んでスライドさせるのかと勘違いしてしばらく開けられなかったのはナイショ ^^;

RN1200 レビュー
OLIGHT RN1200の箱は上段と下段に分かれており、上段にはRN1200ライト本体とマウントブラケット

OLIGHT RN1200
下段は黒い仕切りを外した中に付属品。 硬めのスポンジで梱包されている自転車用品は当たりの可能性が高い傾向にあります(´・ω・`)



OLIGHT RN1200 付属品

RN1200 レビュー
OLIGHT RN1200のマウントブラケットはGARMIN、bryton、中華GARMINと互換性のある2種類

OLIGHT RN1200
OLIGHT RN1200のメインのマウントブラケットには、元から付いている取り付けバンドを含めて長さ違いの4種類が付属。 最初から取り付けられているバンドの長さは4種類中、長い方から2番目の長さ。 バンドの片面には滑り止めのゴムシートが貼られています

RN1200 レビュー
OLIGHT RN1200
もう1つのマウントブラケットは、取り付け角度が変更可能なそのままでは取り付け出来ないGoProマウント、レックマウント用

RN1200 レビュー
欠品が無ければOLIGHT RN1200の取扱説明書、RN1200本体、GoPro用マウント、マウントブラケット+取り付けバンド、ブラケット用取り付けバンド3種類、六角レンチ(2.5mm)、充電用USBケーブル(Type-C)が入っています


OLIGHT RN1200 重量(重さ)

OLIGHT RN1200
OLIGHT RN1200のハウジング(ボディー)はアルミ製でスッキリとした見た目

RN1200 レビュー
レンズ部分。 上部1/3には防眩機能のスリットが入っており、中はかなり複雑な形状

OLIGHT RN1200
裏側には、ほぼライトの重心に設置されている六角レンチで取り付け取り外し可能なプラスチック製のマウント

RN1200 レビュー
OLIGHT RN1200
OLIGHT RN1200手前側はUSBポート。 密着度高めのシリコン蓋? は少々の水滴程度であれば水の侵入は無さそうで、USBポート、USBケーブル共に上下の向きを気にせず差し込めるType-CのUSBでストレスなし

RN1200 レビュー
OLIGHT RN1200
裏側下部にはOUT PUTの表記があり、ロングライドやUber Eats等のフードデリバリー時にはモバイルバッテリーとして充電可能

CATEYE VOLTとは違い、OLIGHT RN1200は充電しながら点灯が可能。 あくまでもライトのため、モバイルバッテリーとしての安全性を保障するPSEマークはありませんが、欧州基準のCEマーク、北米基準のFCCマークがあり、バッテリー容量は4000mAh

RN1200 重量
OLIGHT RN1200
実測重量:164g

RN1200 重さ
OLIGHT RN1200 マウントブラケット
実測重量:15g(バンドはデフォルト)


OLIGHT RN1200 マウントブラケット 分解 バンド交換

RN1200 レビュー
OLIGHT RN1200
(´・ω・)_/ OLIGHT RN1200のマウントブラケットはこんな形状

RN1200 レビュー
別の長さの取り付けバンドに交換するには、まず工具なしに少しずらして取り付けバンドの片側を開放(ハンドル未装着時)

OLIGHT RN1200
続いて付属の六角レンチでボルトを回すとバンドの片側が取り外せます

RN1200 レビュー
OLIGHT RN1200
バンド内のボルト受けを押し出し、交換する長さの違う別のバンドに差し込み

RN1200 レビュー
ボルトの受けパーツをマウントブラケットのガイドに沿って挿入したらボルトを締めて固定。 これでOLIGHT RN1200のマウントブラケット取り付けバンドの交換は完了。 4種類ある取り付けバンドの内、最も短いバンドはフラットバー用。 最も長いバンドはドロップハンドルのバーテープ部分でも長すぎて固定できなかったので、実際にロードバイクやクロスバイクのハンドルに固定できる取り付けバンドは3種類

OLIGHT RN1200
(´・ω・)_/ 取り付け取り外しの繰り返しでマウントの凹凸が摩耗したり、バンドが切れた際には非常にお安いamazonの半額以下の価格で交換用のマウント、バンド、ブラケットの修理補修セットRN1200 レビューが用意されているので安心


OLIGHT RN1200 マウントブラケット 取付け 固定

OLIGHT RN1200
OLIGHT RN1200のハンドルへの取り付け固定は取扱説明書の通り、取り付けバンドの先端をマウントブラケット内部に差し込んで引っ掛けたらボルトを回すだけで固定完了。 ライト本体はGARMIN、bryton、中華GARMINと互換性があるので、マウントに合わせたら90度回すだけ

RN1200 レビュー
マウントブラケットの向きを前後どちらにするかは好みの違いがありますが、急な雨でボルトの頭が濡れて錆びないようハンドル後方に取り付け。 モバイルバッテリーとして使えるLEDライトは重さがあるので走行中のズレが心配でしたが、バンド内側のゴムシートのおかげもあって走行中の取り付け角度のズレは発生せず

OLIGHT RN1200
(´・ω・)_/ マウントブラケットの形状がよく考えられており、正面から見るとマウントブラケットの側面は逆ハの字型。 ステム上部ボルト部分に合わせた形状にデザインされているので、ほんの数mmの違いかもしれませんがOLIGHT RN1200をセンター寄りに固定可能(分かりやすく見せるために少し隙間を開けています)

RN1200 レビュー
地面と平行に取り付けたOLIGHT RN1200。 水平に取り付けた状態では防眩機能のスリットはそれほど機能せず、歩きスマホを除く歩行者、対向車に対して非常に迷惑

OLIGHT RN1200
ある程度地面に向けると眩しさを解決できますが、空気抵抗は増え、見た目もダサめ

RN1200 レビュー
目線の高さからより低くすると取り付け角度を浅くした状態でも眩しさを抑えられるので、とりあえずハンドル下に固定してみましたが、人によってはサイコン+サイコンマウント、ベル、スマホホルダー等があるのでハンドルまわりはゴチャゴチャ。 ハンドルまわりをスッキリ見せるためのライトとサイコンを上下に分けてセンターに固定できるレックマウントが欲しくなります(´・ω・`)


OLIGHT RN1200 明るさ レビュー

OLIGHT RN1200
取扱説明書にあるOLIGHT RN1200のモード、明るさ、持続時間は画像の通りですが、LOW、MID、HIGHは実際の持続時間とはかなり違っており、公式の仕様とは計測基準が違うかもしれませんし、個体差もあるはずですが、実際の仕様データに修正したのが以下の比較表。 最も使用頻度の高いLOWモードが上位グレードのRN1500より持続時間が長いのが嬉しいところ(´・ω・`)

OLIGHTRN1500RN1200RN800
LOW300ルーメン
12.5時間
300ルーメン
14.5~16時間
200ルーメン
8時間
MID750ルーメン
4時間
600ルーメン
5.5時間
400ルーメン
4時間
HIGH1500ルーメン
1.6時間
1200ルーメン
1.7時間
800ルーメン
2時間
FLASH 10 - 750ルーメン
11.5時間
0 - 600ルーメン
7時間
0 - 400ルーメン
9時間
FLASH 20 - 750ルーメン
10時間h
0 - 900ルーメン
5時間
0 - 700ルーメン
7時間
バッテリー容量5000mAh4000mAh4000mAh
重量166g164g159g

以下、点灯モードで明るさの違いを比較(ハンドル上部にOLIGHT RN1200をマウントし、通常の取り付け角度とは異なるフロントタイヤの影が出るくらい取り付け角度を地面に向けて撮影しています)

RN1200 レビュー
OLIGHT RN1200 点灯モード 300ルーメンの明るさと照射範囲。 スポット的な明るさではなく、中央部が最も明るい広範囲を丸く照らすタイプ

OLIGHT RN1200
OLIGHT RN1200 点灯モード 600ルーメン。 数値と同じ倍の明るさとまでは感じませんが、明るさと照射範囲は拡大

RN1200 レビュー
OLIGHT RN1200 点灯モード 1200ルーメン。 実際の使用角度よりも地面に向けていますが、照射範囲外にあった奥のブロック壁まで見える様になりました。 室内でも明るさを検証してみたところ、LEDシーリングライトの最も暗い明るさより少し暗い程度の屋外で使用するには十分すぎるかなりの明るさと判明


この1200ルーメンでの点灯。 300ルーメン、600ルーメンの点灯モードでは気になりませんでしたが、1つのLEDを1200ルーメンの明るさで光らせるためかなりの熱が発生。 高温になるモードでの使用はLEDの寿命を縮めるため、OLIGHT RN1200に限らず頻繁には使わない方が良いモード。 バッテリー容量が同じで明るさ以外は同じスペックのOLIGHT RN800の方が明るい都心部ではおすすめです

フラッシュの2モードは、0-600はスペックと一致する明るさでゆっくり点滅。 0-900は高速点滅とストロボを交互に繰り返すフラッシュモード。 設定上は900ルーメンになっているかもしれませが、高速点滅とストロボのオンオフを高速で繰り返す早さでは一瞬で900ルーメンまでLEDの明るさに到達しないため、実際に肉眼で感じる明るさはおそらく600ルーメン程度

人気のない暗闇でカメラを構え、物音を立てて不自然な事をしていたので、隣接する家の窓が空き、何をしているのかと覗かれ、通報されるんじゃないかとヒヤヒヤでした ^^;


OLIGHT RN1200 操作方法と火災の危険性

OLIGHT RN1200
OLIGHT RN1200
開封直後はロックモードになっているOLIGHT RN1200。 使用可能な状態にするにはスイッチを5秒(実際には6秒程度)長押ししてロックを解除(ロック状態でのスイッチ長押し時は赤く点滅)。 ロック解除後は2秒長押しで点灯。 あとは1クリックで明るさの切り替え。 ダブルクリックで点灯モードとフラッシュモードの切り替え。 消灯も点灯と同じく長押し2秒。 消灯後に再度点灯させる際は、消灯前に使用していたモードがメモリーされているので、無駄なクリックを必要としないお利口さん(´・ω・`)

(´・ω・)っ OLIGHT RN1200 操作動画

OLIGHTは中国の会社ですが、動画を見るとOLIGHT RN1200はいわゆるAmazon中華ではなく、アメリカのMAGICSHINEと言うメーカーとのコラボモデル。 バッテリー容量と明るさ詐欺の多い中華ライトではないので安心して使え、スペックの明るさも偽りないものと思いますが、光が高温になる明るいLEDライトは間違った扱い方をすると火が出ます。 OLIGHT RN1200の上位グレードであるRN1500のレビューではバッグに一緒に入れていたセーターが燃えた的な事が書かれていますが、OLIGHT RN1500から火が出た訳ではなく、安全のためのセーフティーロックをせずに荷物でスイッチが押されてしまったライトの熱(光)によって燃えたツッコミどころ満載のクレーマーのレビューが参考になります ^^;

OLIGHT RN1200
OLIGHT RN1500よりは熱くないはずですが、RN1200の先端5㎝以内の光はなかなかの暖かさ。 人口太陽とまでは言い切れませんが、真夏の直射日光程度の熱を肌に感じるので、長時間点灯しているRN1200の近くにある物が燃え出さないよう

  • 子供に使わせない
  • 使用予定がない時は子供の手の届かない所に保管
  • 持ち運びでバッグに入れない
  • 入れる場合は誤ってスイッチが押されない箱に入れる
  • 長押し6秒のロックモードにしておく

等、注意して扱うのがおすすめです(´・ω・`)

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コメント

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No title

こんにちは!

バイクの「ライト話題」には喰いついてしまいます。実際様々な商品が出回っていますが選択はとても難しいですね。

このオーライトはめちゃくちゃ明るそうですね。作りもしっかりして価格もそれなりですが、「猫目?」よりは割安、普通の中国製よりは割高という設定かな。

気になるのは、ハンドルへの固定方法ですが、振動でのゆるみや動きはないでしょうか?

何気に写真の中のイーストンとリッチーが目に入ってきて気になりました(笑)

Re: No title

たしかに種類が多すぎて、中華の明るさ詐欺、容量詐欺もあってどれを買えば正解か分かりませんよね ^^; ズレはありませんでした。 書いてあるのですが、取付けバンドをよ~く見るとズレ防止のゴムシートがバンドに貼られている(厚みの違う所)のが見えないでしょうか? オーライトは中国メーカーですが、実際にはアメリカのMAGICSHINEと言うメーカーのOEMと思います。 ライトの裏側にもプリントされており、動画でも確認できます。 一応確認はとっているのですが、MAGICSHINEとのコラボモデルとの回答だったので、そのまま記載しております。 明るさは詐欺ではなく、スペック通り1200ルーメン出ていると思われます。 信頼できるメーカーで1000ルーメン以上のスペックであれば、どこのライトでもかなり明るい爆光レベルと考えて良いような気がします